2010年06月02日
<仕事ができる人の「段取り」の技術> 西野浩輝
仕事の効率的な進め方をするための準備としてよく使われる「段取り」という言葉。
この段取りに関して、教育ビジネスにおける経験を活かし、プレゼンテーションなどを含めた筆者のコンサルティングノウハウを解説している一冊です。
仕事を進める上での基本が書かれている印象ですが、基本をおろそかにして特別なことはできません。
仕事の段取りの基本を学んだり、もう一度自分のやり方を正したりするのに参考になる一冊です。
印象に残ったポイントは以下の通りです。
「段取り」をハッキリさせるための押さえるべき3つの要点
1.成果の最大化
2.目標の達成
3.最短ルート
段取りすることが目的ではない
段取りは成果の最大化と目標達成をかなえるための手段である
チャンク・ダウン法:大きな仕事を細分化する。そして一つ一つをつぶしていく
TO・DOリスト管理:どんな小さな仕事もリストアップする。それにより仕事量をハッキリさせる
仕事を依頼する時に相手に伝えるべきこと
1.「何のために行なうか」(仕事の目的)
2.目的達成のために具体的にやってほしいこと
3.関わる仕事の最終到達点
一つの大きな仕事を流れ図に落とし込み、
細かな仕事の段取り、細かな仕事同士の関係性を理解できるようにする
手帳やノートはデジタルよりもアナログ
手書きはパソコンと違って制約がない。また情報だけではなく、頭の中の整理にも手書きがオススメ
プレゼンテーションにおける段取り
・事前の準備を念入りに行う。とくにプレゼン発表練習を行なう
・プレゼン資料とプレゼン発表の時間バランスに気をつける
・あがり症を克服しようとするよりもプレゼンリハーサルの練習を積み重ねる
(あがり症を言い訳にしているのか、プレゼンリハーサルをほとんどしていないことが多い)
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