2011年01月18日
<バイトでも億稼ぐ 不況なのに元気のいい会社> 大塚寿
「どんなビジネスアイディア・ビジネスモデルが書かれているのだろう」とタイトルに魅かれて手にした一冊です。
イメージしたのは中小企業だったのですが、セブンイレブンやディズニーランドといった大企業がでてきたのは少し予想外でした。
そして全体的な感想はビジネスアイディアやビジネスモデルではなく、アルバイトや従業員のマネジメント本だと感じました。
各会社の従業員教育エピソードが語られており、それぞれの従業員教育のポイントが書かれています。
従業員マネジメントとしての内容は悪くないだけに、個人的には「バイトでも」というタイトルが買い手を惹きつける半面、読了後はこれらの会社はバイトを使って大儲けしていると邪推させてしまうようでもったいないように感じました。
印象に残ったポイントは以下の通りです。
人は命令や権力では動かすことはできない
人として認められて初めて能動的な行動を起こす
自分の仕事の中に「好き」を見つける努力をする
その「好き」を拡大していくことが仕事を面白くする秘訣であり、自分をステップアップさせる方法である
顧客から「ありがとう」と言われる仕事をしよう、と感じさせる環境をつくる
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