2014年12月18日
症状別、スムージーを利用した体調改善法
「肌の乾燥が気になる…」「最近便秘気味なんだよね…」と思った時、どうされていますか?薬など外からのアプローチに頼っていませんか?身体が不調になるのは、本来必要な栄養が摂れていないからかもしれません。
そこで今日は、症状別にスムージーに入れたい野菜や果物をご紹介します。
1.肌の乾燥には「きゅうり、レモンかお酢」
水分をたっぷり含んでいるキュウリは、昔からパックとして直接顔に貼るなど保湿に使われてきましたが、もちろん食べることでも保湿を手伝ってくれます。スムージーにキュウリを入れると言うと驚かれるかもしれませんが、大量に入れなければ大丈夫です。
キュウリは、肌を沈静化させ潤わせてくれる働きがあります。ただ、キュウリの持つ「アスコルビナーゼ」という栄養がビタミンCを破壊する力を持つため、キュウリを入れる時には、 一緒にレモンやお酢を入れるのがオススメです。スムージーにお酢を入れるイメージはないかもしれませんが、リンゴ酢を考えると、合いそうじゃないですか?
2.むくみ・二日酔い解消には 「柿、又はきゅうりとレタス、バナナ」
二日酔いとは、アルコールを過剰に摂取してしまったため、それが分解されずに体内に毒素として残っている症状のことを言います。解消にはその毒素を分解して体外に出すことが必要です。
そこでオススメなのが柿。柿には「タンニン」と呼ばれる渋み成分が含まれており、この渋みがアルコールを体外に出す働きを促してくれます。また、むくみを解消してくれる「カリウム」も豊富なので、二日酔いとまではいかなくても、お酒を飲んでむくんでいる朝には、オススメです。
柿が入手できない時期であれば、きゅうりやレタス、バナナにもカリウムが多くふくまれているのでオススメです。
3.便秘解消には「りんご、プルーン」
便秘に必要なのは、腸の動きを整えてくれる力と排泄する力です。そこでオススメなのが、整腸作用に優れているリンゴです。便秘の方は皮ごと食べるのがオススメ。
排泄する力を与えてくれるのは、プルーンです。プルーンには、便秘を予防する「食物繊維」が多いのに加えて、「ソルビトール」という成分が含まれています。この成分は、下剤ほど強力ではないものの、おなかが自然に緩くなる作用を持っています。
4.吹き出物には「パイナップル、バナナ」
ニキビなどの吹き出物は、皮膚の代謝が悪くなり、老廃物が毛穴を詰まらせてしまい引き起こされます。そこでオススメの材料はパイナップル。
パイナップルは高アルカリ性の果物であり、ニキビの原因となるバクテリアを防いでくれます。また、パイナップルに含まれる「ブロメライン」という栄養が肌の炎症を抑えてくれます。 もう一つ、ご紹介しておきたいのがスムージーでは定番のバナナ。肌荒れに効果的なビタミンB6が豊富に含まれている為、皮膚の免疫を上げてくれます。
吹き出物の症状がひどい方は、飲み始め時に一度好転反応として症状が悪化することもありますが、果物自体に悪いものは含まれていませんので、量や飲む回数を減らすなどして少しずつでも、続けて試してみてください。
分量は人によって好みが異なるので記述していませんが、上記のオススメ食材を参考にいろいろ作って楽しんでください。2番の「きゅうりとレタス」以外は甘い果物が多いので、美味しく飲んで頂けると思います!