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症状別、スムージーを利用した体調改善法

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「肌の乾燥が気になる…」「最近便秘気味なんだよね…」と思った時、どうされていますか?薬など外からのアプローチに頼っていませんか?身体が不調になるのは、本来必要な栄養が摂れていないからかもしれません。
そこで今日は、症状別にスムージーに入れたい野菜や果物をご紹介します。


1.肌の乾燥には「きゅうり、レモンかお酢」
水分をたっぷり含んでいるキュウリは、昔からパックとして直接顔に貼るなど保湿に使われてきましたが、もちろん食べることでも保湿を手伝ってくれます。スムージーにキュウリを入れると言うと驚かれるかもしれませんが、大量に入れなければ大丈夫です。
キュウリは、肌を沈静化させ潤わせてくれる働きがあります。ただ、キュウリの持つ「アスコルビナーゼ」という栄養がビタミンCを破壊する力を持つため、キュウリを入れる時には、 一緒にレモンやお酢を入れるのがオススメです。スムージーにお酢を入れるイメージはないかもしれませんが、リンゴ酢を考えると、合いそうじゃないですか?


2.むくみ・二日酔い解消には 「柿、又はきゅうりとレタス、バナナ」
二日酔いとは、アルコールを過剰に摂取してしまったため、それが分解されずに体内に毒素として残っている症状のことを言います。解消にはその毒素を分解して体外に出すことが必要です。
そこでオススメなのが柿。柿には「タンニン」と呼ばれる渋み成分が含まれており、この渋みがアルコールを体外に出す働きを促してくれます。また、むくみを解消してくれる「カリウム」も豊富なので、二日酔いとまではいかなくても、お酒を飲んでむくんでいる朝には、オススメです。
柿が入手できない時期であれば、きゅうりやレタス、バナナにもカリウムが多くふくまれているのでオススメです。


3.便秘解消には「りんご、プルーン」

便秘に必要なのは、腸の動きを整えてくれる力と排泄する力です。そこでオススメなのが、整腸作用に優れているリンゴです。便秘の方は皮ごと食べるのがオススメ。
排泄する力を与えてくれるのは、プルーンです。プルーンには、便秘を予防する「食物繊維」が多いのに加えて、「ソルビトール」という成分が含まれています。この成分は、下剤ほど強力ではないものの、おなかが自然に緩くなる作用を持っています。


4.吹き出物には「パイナップル、バナナ」
ニキビなどの吹き出物は、皮膚の代謝が悪くなり、老廃物が毛穴を詰まらせてしまい引き起こされます。そこでオススメの材料はパイナップル。
パイナップルは高アルカリ性の果物であり、ニキビの原因となるバクテリアを防いでくれます。また、パイナップルに含まれる「ブロメライン」という栄養が肌の炎症を抑えてくれます。 もう一つ、ご紹介しておきたいのがスムージーでは定番のバナナ。肌荒れに効果的なビタミンB6が豊富に含まれている為、皮膚の免疫を上げてくれます。
吹き出物の症状がひどい方は、飲み始め時に一度好転反応として症状が悪化することもありますが、果物自体に悪いものは含まれていませんので、量や飲む回数を減らすなどして少しずつでも、続けて試してみてください。



分量は人によって好みが異なるので記述していませんが、上記のオススメ食材を参考にいろいろ作って楽しんでください。2番の「きゅうりとレタス」以外は甘い果物が多いので、美味しく飲んで頂けると思います!




根菜は水からじっくりゆでるのがいい

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根菜は水からじっくりゆでるのがいいと言われています。それは根菜に含まれている「でんぷん」のため。でんぷんというとすぐお米を思い出しますが、実は根菜にもでんぷんが多く含まれているのです。ではでんぷんが多く含まれていると、なぜじっくりゆでるのが良くなるのでしょうか?



■お米や根菜を使って料理するときに、お湯に入れない理由

お米の主成分といえば、もっちり粘り気のあるでんぷん。このでんぷんは根菜にも多く含まれています。お米や小麦、とうもろこしなど地上にできる植物のでんぷんのことを「地上でんぷん」、根菜等の地下植物にできるでんぷんのことを「地下でんぷん」といいます。

地上でんぷん・地下でんぷんいずれも、温度が高くなるにつれてでんぷんが溶けて、のりのようになるという特徴があります。そのため急な温度差に弱く、急激に熱を入れると、でんぷんが溶けてのりになった部分と熱が通らない固い部分に分かれてしまい、温度差によって亀裂が入ったりうま味が外に逃げ出したりしてしまうのです。

特に根菜類は煮込むときの形が大きく、お米やとうもろこし等の粒の小さなものと違って、火の通り具合にむらができやすくなってしまいます。そのため、満遍なく均一に熱が通るようにするには「水」から。そして「ゆっくり火を通す」ことがおいしく根菜を調理するのに必要不可欠なのです。

■水からゆでた方がいい根菜は、冷ますときもゆっくり

また水からゆでた方がいい、でんぷんが豊富な植物は冷ますときもゆっくり冷ますのが大事です。でんぷんは熱が入るとのり状になり粘りが出てきますが、冷めるとこの粘りが少なくなってくるものがあるからです。そのため急激に温度をあげると形が崩れやすくなるように、急激に冷ますことでも煮物の形が崩れやすくなったり食感が悪くなったりすることがあるのです。

そのため根菜類の煮物を作ったときは、作った後にすぐ冷蔵庫にしまわないのがベスト。煮物を作った後に「粗熱を取る」という作業があるのは、冷蔵庫の省エネという理由だけではなく、料理をおいしく保つために必要なひと手間。

ゆっくり火を通したものは、ゆっくり熱を取るようにしましょう。

根菜が上手に扱えるようになると、それだけで料理の腕もひとつレベルアップしたように感じられます。ぜひ根菜で料理を作るときには、「ゆっくり水から加熱・ゆっくり冷ます」にて調理するようにしてみてくださいね。




米のとぎ汁でゆでた「たけのこ」はなぜおいしい?

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たけのこをゆでるときにぬかがなくて、代用品として米のとぎ汁を使っただけなのに、なぜか米のとぎ汁でゆでた方がおいしく感じることはありませんか? なぜ米のとぎ汁でゆでたたけのこはおいしいのでしょうか? 今回は、その原因について紹介します。


■米のとぎ汁にはでんぷんが含まれている

通常たけのこのあく抜きをするときにはぬかを使うのが一般的です。ただしぬかは小さいスーパーだと置いていなかったり、たけのこのあく抜き用のぬかが売り切れだったりすることも多いもの。そんなときは「米のとぎ汁」を使う、という方法がよく知られています。

なぜなら米のとぎ汁の中には精米途中で取り切れなかったぬかが入っているからです。

米のとぎ汁はあくまでぬかの代用品。それなのになぜか、米のとぎ汁でたけのこをゆでた方がおいしく感じることがあります。それは一体なぜなのかというと、米のとぎ汁に入った「でんぷん」に理由があるようです。

■でんぷんがたけのこを包囲する!?

お米のでんぷんは、その他いろいろなものから取れるでんぷんの中でも粒子が一番小さいことで知られています。この粒子の小さい米でんぷんは、小さな凸凹にぴったりと密着するため、表面の凸凹をなめらかにしてくれる効果があるとか。

印画紙や化粧品等にも、このお米でんぷんの性質を利用したものがあります。

このお米のでんぷんは、たけのこをゆでるときにも同じ効果を発揮します。でんぷんの小さな粒子が包囲し、たけのこの中の栄養分を閉じこめて逃がさないようにしてくれるのです。また、でんぷんに包まれたたけのこは、でんぷんからうま味成分が移ってくるためよりおいしさが増したように感じられるのです。

■でんぷんの量は、ぬかよりとぎ汁が勝つ

このお米のでんぷんは、ぬかにはあまり含まれていません。でんぷんはお米から溶け出すため、とぎ汁の方が多く含まれているのです。ぬかでゆでるよりもお米のとぎ汁でゆでた方がおいしく感じるのは、たけのこのうまみをでんぷんがしっかり閉じこめてくれるからなのでしょう。

またたけのこは掘っている間にお湯をわかせと言われる位、早めのあく抜きがおいしさを左右する食べもの。ぬかを探す暇があるなら、「米のとぎ汁でいいや」という早めの判断も、そのおいしさに一役買っているのかもしれませんね。

スーパーで生のたけのこが手に入る季節はまだまだ先ですが、ぜひ春になったら米のとぎ汁でたけのこをゆでてみてください。いつもと違うおいしさに気づいて、新鮮な気持ちになれるかも? 春が待ち遠しいですね。





大根おろしを食べる直前に「すらない」と栄養分が減る

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「大根おろし」を作るのが、面倒くさいな〜と思うことはありませんか? 作って保存しておけたらいいのですが、大根おろしは食べる直前におろさないとおいしくないと言うし……。それにしてもなぜ大根おろしは、食べる直前に作らないといけないのでしょうか。



■大根の中に入っている、消化酵素ジアスターゼは加熱や酸化に弱い

大根の葉に近い部分にはジアスターゼと呼ばれる消化酵素がたくさん含まれています。このジアスターゼは胃腸薬などにもよく使われている成分。でんぷんの分解を助けてくれ、胃腸の消化を促進し、胃もたれや胸やけなども予防してくれます。

この大根に含まれているジアスターゼは加熱や酸化に弱く、空気にふれることで酸化が進み、酵素が減ってしまうそう。すりおろしてから早めに食べた方がいいのは、大根に含まれている栄養が減ってしまうからのようです。

■大根の中に入っている、辛み成分は揮発性

またジアスターゼだけでなく、すりおろした大根に含まれる辛み成分、アリルカラシ油も時間とともに失われていきます。アリルカラシ油は揮発性なので、空気にふれる時間が長いと辛みが薄くなっていってしまうのだとか。

このアリルカラシ油は抗菌・殺菌作用があり食中毒を防いでくれる効果が見込めます。また焼き魚の焦げた物質などを分解してくれ、がん予防にもなるそうです。

大根おろしを食べる前におろした方がいいのは、辛みが強くておいしいからという理由と共に、アリルカラシ油の効果が時間とともに薄れてしまうから。やっぱり大根おろしは、おろしたてが一番ですね。

■ビタミンCも時間と共に?

またすりおろした大根に含まれているビタミンCは、大根の中に含まれている酵素の働きで酸化しやすくなっています。つまり大根の中に含まれているビタミンCも、すりおろすことで時間の経過とともに失われてしまうのです。

おろしたての大根には栄養がたくさん含まれていますが、時間とともに失われてしまうものも多く入っているようです。

大根おろしは栄養価を考えても、おいしさを考えてもやっぱりおろしたてが一番! 食べるごとにすりおろすのは面倒かもしれませんが、健康とおいしい食事のために食べる直前にすりおろすようにしたいですね。





水の状態から煮ると煮魚は失敗しないって本当?

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煮魚を作ろうとレシピを検索していると、「煮汁が沸き立ってから魚を入れる」レシピと「煮汁が冷たい状態で魚を入れる」レシピの両方があり、どちらが正解なのか迷ってしまうことはないでしょうか? 結局のところ、どちらが正解なのでしょうか。



■沸騰してから投入、冷たい煮汁から投入の違い

煮魚を作るときに煮汁が沸騰してから魚を入れる方法が勧められているのは、表面を熱で固めて魚のうま味を逃がさないため。また冷たい煮汁から煮ると魚の臭みが出やすいから、というのが理由のようです。

ただし冷たい煮汁から煮るレシピも、そこに利点があるからその方法を勧めているはず。冷たい煮汁から煮魚を作るとどんなメリットがあるのでしょうか?

■冷たい煮汁はアルコールの力を十分に活用できる

煮汁に入れるお酒のアルコール分は魚の臭みをとったり、素材にうまみをしみこませやすくしてくれたりします。冷たい煮汁から煮るのがよいとされる理由のひとつが、このアルコールのメリットを十分に活用できること。沸騰するとアルコール分が飛んでしまうため、冷たい煮汁から煮た方がアルコールの力を十分に活用できるのです。

■冷たい煮汁の一番のメリットは、煮崩れしないこと

また冷たい煮汁から煮るメリットは他にもあります。それは魚が煮崩れしにくくなること。冷たい煮汁から煮れば、煮立った鍋の中で魚が躍るのを防ぐことができます。少ない煮汁と落としぶたで魚が躍らないように防ぎ、弱火でじっくり煮れば煮崩れしないきれいな状態に仕上がります。

■冷たい煮汁から煮ても、うまみは逃げない?

また冷たい煮汁だと魚のうま味が逃げやすいと言われていますが、これは魚の下処理をせずにそのまま煮込むため。煮魚を作るときは熱湯を魚にかける「霜降り」という下ごしらえをします。「霜降り」をすれば臭みはとれ、うまみを逃がすこともありません。

「冷たい煮汁」からスタートする場合は、「霜降り」のひと手間を惜しまなければ、きれいな魚の煮物が作れます。今までうまく煮魚が作れなかったなら、一度試してみて損はないかも? それぞれの調理法の違いを試してみて、自分に合った方法を選びましょう。




魚の塩抜きは、真水よりも食塩水で

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買った塩漬けの魚が辛すぎるときは、塩抜きをすればちょうどいい塩加減になります。この塩抜きは水で抜くのではなく、塩水で抜くのが一般的。塩漬けの魚を塩水に浸すと、さらにしょっぱくなりそうな気がするのですが……。

なぜ塩抜きには塩水を使うのでしょうか?



■塩水で塩を抜くのは呼び塩、迎え塩と言われる方法

塩漬けにした魚の塩を塩水で抜くのは、呼び塩・迎え塩といい昔から行われている調理方法です。なぜ真水ではなく塩水で塩を抜くのかというと、「浸透」に理由があるから。一定の大きさの分子やイオンを通す膜を挟んだ場合、濃度の薄いものは濃度の濃い方に移動します。

その仕組みが浸透。

これを塩漬けの魚に当てはめた場合、真水に塩漬けの魚を漬けると濃度の薄い真水が、塩漬けの魚に入ってきてしまいます。そのためせっかくの魚が水っぽくなってしまうのです。同時に浸透は濃度を均一にする働きもあるため、真水に塩分が流れ込みます。

そのときに、塩分と同時に魚のうま味も真水に流れてしまうのです。

■真水で抜くと、魚に苦みが?

また真水で塩抜きすると、魚に苦みが残ってしまうことがあります。それは塩化マグネシウムが魚に残ってしまうから。この塩化マグネシウムは溶け出すのが遅く、真水で塩を抜いた場合、塩分は先に抜けても塩化マグネシウムは魚の中にしつこく残ってしまうのです。

それを抜こうと思ったら、長い時間真水にさらさなければならず、魚がますます水っぽい味に。

しかし塩水につけて塩抜きした場合は、塩水にある程度の濃度があるため、魚に塩水が入ってくるスピードも、逆に塩漬けの魚から塩分が抜けるスピードもゆっくりになります。そして塩水に塩漬けの魚を漬けた場合、時間をかけて塩抜きすることができるため、溶け出しが遅い塩化マグネシウムもしっかり取り除くことができるのです。

■塩抜きするときは、1.5%の濃度の塩水で

塩漬けの魚を塩抜きするときは、1.5%の濃度の塩水で塩を抜くのがお勧めです。この濃度はゆっくりと塩分を抜くのにちょうどいい濃度だと言われています。塩漬けの魚がちょっと辛すぎるときは、この濃度の塩水につけてみましょう。

この塩抜きの方法は魚だけでなく、筋子や数の子、ワカメなどが塩辛かったときにも使えます。また塩分濃度はそれぞれに異なりますが、梅干しやお漬物など、塩辛い食品にも使えます。ちょっと塩辛いな〜と思ったときにはぜひ塩抜きをして、おいしくいただきましょう。





日本には6種類のソースしか存在しない

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目玉焼きのおともから料理のかくし味まで、幅広く活躍するソース。「焼きそば」「たこ焼き」用などバリエーションも豊富だが、日本には6種類のソースしか存在しないのはご存じだろうか。

ねばり具合でウスター/中濃/濃厚に分類され、含まれる野菜や果実の量によってそれぞれに特級/標準の2種類が存在する。生い立ちや材料を考えると、特級・濃厚ソースがもっとも「ソースらしい」ソースなのだ。



■「とんかつソース」は存在しない

ソースが誕生したのはイングランドのウスターシャー州で、野菜の切れ端やリンゴを腐らせないよう、塩や香辛料を振りかけて保存した結果、偶然できあがったとされている。ラテン語で「塩で味付けした」の意味をあらわすsalsus(サルスス)が語源になっているのもそのためだ。

日本農林規格(JAS)では「ウスターソース類」とまとめられ、ウスター、中濃、濃厚の3種類しか存在しない。基準は粘度、つまりねばり具合で、

・ウスター … 0.2Pa・s(パスカル・秒)未満

・中濃 … 0.2〜2.0Pa・s未満

・濃厚 … 2.0Pa・s以上

と規定され、数値が大きいほどねばり気が強いことを意味している。比較対象に、身近な物質のおよその粘度をあげると、

・水 … 0.001Pa・s

・サラダオイル … 0.06〜0.08Pa・s

・シャンプー … 2〜3Pa・s

・マヨネーズ … 15〜20Pa・s

・トマトケチャップ … 30Pa・s

なので、ウスターはサラダオイルよりも粘りが強く、濃厚はシャンプー並だ。

粘度以外の規定はなく、成分や用途も問われない。「とんかつ」「お好み焼き」といった区分がないのはそのためで、特定の食品に合わせて成分を追加したりブレンド比率が変えられた製品でも、粘度によってウスター/中濃/濃厚のいずれかの名前がつけられるのだ。

■「特級」こそが、本来のソース?

「特級」と「標準」の違いは成分の濃さで、おもに野菜や果実などの濃度によって決まる。糖分やアミノ酸などが溶け込んでいる固形分から塩分を除いた「無塩可溶性(かようせい)固形分」など、基準となるおもな要素は、

〇ウスターソース

・無塩可溶性固形分 … (特級)26%以上 (標準)21%以上

・野菜および果実の含有率 … (特級)10%以上 (標準)基準なし

〇中濃および濃厚

・無塩可溶性固形分 … (特級)28%以上 (標準)23%以上

・野菜および果実の含有率 … (特級)中濃15%以上 濃厚20%以上 (標準)基準なし

とされ、つまりは野菜や果実が多いほど粘度が増し、同じクラスの粘度なら標準から特級へ格上げされる仕組みだ。ただし、もとより野菜を保存しようとして生まれたものだから、野菜が多い特級こそが「本来の姿」とも表現できる。

逆に基準のない「標準」は、なにがどれだけ入っているのかわからない液体となる。使い方や味を抜きにして、含まれる成分量だけで考えると、特級・濃厚がもっともソースらしい存在といえよう。

意外なのは塩分で、

・ウスター … 11%以下

・中濃 … 10%以下

・濃厚 … 9%以下

と、イメージに反して濃厚が一番低い。ただし成分が多くなるほどにカロリーも増える傾向があるので痛しかゆしだ。塩分控えめだからと濃厚ソースを多用していたら、体重が増えてしまったなんてことがないようにご注意を。



・日本のソースは、ウスター/中濃/濃厚の3種類しかない

・粘りの強さによって分類される

・特級は、標準よりも野菜や果実が多い

・濃くなるにつれ、塩分が少なくなる




キャベツを長持ちさせる保存方法

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ひとり暮らしだと使い切れなくて、すぐダメにしてしまう野菜。ただし保存方法さえちょっと気をつければ、ひとり暮らしの方でも十分にスーパーの野菜を使い切ることが可能。そこで野菜の中でもよく使う、キャベツの長持ち保存方法をご紹介します。



■キャベツは一玉で買った方が長持ちする

ひとり暮らしだからとカットキャベツを購入してしまうと、かえってキャベツが長持ちせず、ダメになってしまうことが。それはキャベツをカットした部分から雑菌が入り込んでしまい、傷んでしまうため。キャベツは一玉で購入し、きちんと保存して、使い方に気をつければ一カ月は持ちます。

ではキャベツを長持ちさせるには、どうやって保存すればいいのでしょうか。

■芯をくりぬいて、ぬらしたペーパータオルを詰める

一玉キャベツを購入したら、まずは芯をくりぬいてしまいましょう。芯をつけたままだと中にあるキャベツの芽が育ちふくらんでしまうため、キャベツにヒビが入りやすくなり、そこから雑菌が入りやすくなってしまいます。

長期保存する場合は、まず芯を切り取ってしまい、そこにぬらしたペーパータオルを詰めてキャベツに水分を補給します。また使うときは、外葉を一枚一枚はがすようにして使いましょう。自然なキャベツの状態で保存するとキャベツが長生きしやすくなり、持ちもよくなります。

■1/2、もしくは1/4キャベツを購入したときは、芯の部分にペーパータオルを

ただし人によってはいくら一カ月保存できるとはいえ、一玉はとても食べきれないという人もいるはず。もしもカットキャベツを購入するなら、芯の部分にペーパータオルを当てておくだけで少し持ちが良くなります。カットしたものは芯の部分からどんどん水分が抜けてしまうため、それを防げば多少鮮度が保ちやすくなります。

■ラップで包まず、ポリ袋に

またキャベツを保存するときは、呼吸する空間を作ってあげると長持ちしやすくなります。なるべくラップでぴったりと包まずに、ポリ袋など空間にゆとりがある袋に入れてあげるようにしましょう。

一人暮らしだと野菜が不足しがちですが、保存にちょっとした手間を加えるだけで、一人暮らしでも十分に野菜を取ることが可能に。また一回の食事にかかる材料費も安くなります。ぜひいろんな野菜の保存方法を調べてみて、試してみてくださいね。




美味しい「梨」の見分け方

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食欲の秋、美味しい梨もたくさん出回る季節になってきました。中にはとっても美味しい当たりのものや、ちょっと残念な外れのものを買ってしまうこともありますよね。筆者が今まで人に聞いたり情報収集した中で自分なりに実践している美味しい梨を見分ける方法を紹介したいと思います。

■ 美味しい梨の見分け方

◎ 手に持ってみてずっしり重みがあるもの

売り場で梨を手に持ってみてずっしりと重たいものを選びましょう。比較的軽いものは中身がスカスカであまり美味しくないことが多いです。

◎ 梨のお尻の部分の凹みが深いもの

梨を裏返してお尻の部分の凹みを確認します。ここが深いものの方が甘味があり美味しい梨だそうです。

◎ 表面の点々の間隔が広いもの

梨の表面の点は水分が蒸発していく穴だそうです。なので点々の間隔が狭く多いものは水分が抜けてスカスカになりやすい梨なので、なるべく点々の間隔が広いものを選びましょう。

◎ 梨の色を見る

梨の皮の色が青っぽいものは果肉が固めでシャリシャリしています。赤っぽいものは甘味が強く柔らかさがあります。お好みで色を見分けて選びましょう。

■ 保存の注意

・梨は放置しているとどんどん水分が抜けてしまうので、ビニール袋に入れたままで野菜室に保存します。
・放っておいても追熟しないのでなるべく早く食べましょう。
・保存状態が良ければ1週間ぐらいは美味しく食べられます。





ぜひスーパーや果物屋さんで選ぶ時の参考にしてください。梨の季節とはいってもまだまだ残暑が厳しい日々です。冷たく冷やした美味しい梨を食べながら秋の気配を感じましょう。



おにぎりとおむすびはなにが違う?

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日本人のソウルフードとも呼べる「おにぎり」。地域によっては「おむすび」と呼ばれたり、たわら型や三角などバリエーションが豊富だが、どんな違いがあるのだろうか?

平安時代に初めて日本に伝わったおにぎりは、儀式に使われる捧げ物から始まり、やがて武士の携帯食として重宝される。ルーツや言葉づかいを考えると、まるい「おこわ」が「おむすび」、それ以外は「おにぎり」になりそうだ。

■捧げ物から携帯食へ

おにぎりの原型は屯飯(とんじき)と呼ばれ、中国最古の料理書とされる「呂氏春秋(りょししゅんじゅう)」にも「魚や鳥獣の干し肉を添えた携帯食」として記されている。この本が完成したのは紀元前239年、戦国時代まっただなかであることから、短時間で手軽に済ませられる「戦闘糧食」として生まれたと考えるべきだろう。

屯飯が日本に伝わったのは平安時代で、宮中儀式に用いられる屯食(とんじき)となった。これはもち米やうるち米などの強飯(こわいい)を蒸したもので、現代の「おこわ」の原型となる。

平安後期になって武士が活躍する機会が増えると、本来の携帯食としての姿を取り戻す。素材の「ごはん」も釜で炊いた姫飯(ひめいい)へと変更され、これにおかずを加えた「おにぎり弁当」が誕生する。

世に広まったのは江戸中期で、泰平の世となり芸能がさかんになると、芝居のあい間に食べる弁当として爆発的にヒットした。これが「幕の内弁当」で、歌舞伎(かぶき)の幕と幕のあいだ=芝居の切れ間に食べられる、がネーミングの由来とされている。

幕末に発行された貞丈雑記(ていじょうざっき)によると、屯食は「強飯を握り、鳥の玉子のようなだ円形」と記され、コンビニなどで見かける三角形ではなく、たわら型に近い。現代の幕の内弁当のごはんに切れ込みが入っているのは、たわら型・おにぎり弁当のなごりといえよう。

■炊くと「おにぎり」、蒸すと「おむすび」?

「おむすび」と「おにぎり」はなにが違うのか? 歴史的な背景を考えると、

・おむすび … 丸・蒸す・捧げ物

・おにぎり … 三角・炊く・携帯食

と考えるのが自然だ。

どちらも語頭の「お」は表現をていねいにするための意味しかない。これはのちの室町時代に確立された女房(にょうぼう)言葉で、先頭に「お」+やたらとていねいな言葉が使われ、身分の高いひとたちから鰹節をおかか、田楽(でんがく)をおでんといった表現が生まれた。

日本では最初は宮中儀式用だったことを考えると、「握り」よりていねいな「むすび」が使われ、屯食=丸い「おこわ」=おむすびがつながる。

たわら型や三角形などの「形」の違いはなにを意味するのか? 東日本では三角、西ではたわら型が一般的と言われているものの、持ち運びに便利な三角は「携帯食」向けに生まれたという説が強い。

円やたわら型では隣との隙間が生まれ、たくさん運ぶのには不利だし形も崩れやすい。対して三角形なら隙間なく収納できるし、並べたときも座りが良い。ひとときに大量に必要となる「軍用食」に適した形状なのだ。

三角は普段用、たわらは慶事向けなんて話も耳にするが、地域によっては逆の場合もあるので、形と目的を結びつけるのは難しい。三角が主流の関東でも「お葬式用」とされている地域もあれば、九州ではその逆のエリアもある。

ルーツを考えれば、

・たわら型(もしくは円型)

・蒸した「おこわ」

こそが慶事向けの「おむすび」となるので、炊いたごはんなら形を問わず「おにぎり」と表現すべきだろう。



・おにぎりのルーツは、中国の屯飯(とんじき)

・日本に伝わったのは平安時代

・神への捧げ物として、宮中儀式に使われていた

・幕の内弁当の原型は「おにぎり弁当」

・三角おにぎりは軍用として誕生した説が強い





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