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食中毒の原因にも!冷蔵庫を「バイ菌繁殖マシン」にしない5つの常識

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日常生活に欠かせないものといえば冷蔵庫ですよね。でも「食事の残り物はとりあえず冷蔵庫に入れておけばいい」なんて思っていませんか? 実はその行動には危険がはらんでいるのです! 

”冷蔵庫に入れておけば、物は腐らずに長期保存が利く”と考えるのは大きな間違いです。低い温度ならバクテリアの繁殖をふせげるような気がしますが、実はそうではなく、ただ単にバクテリアの繁殖速度を”遅らせる”だけなのです。

しかも、バクテリアの種類によっては、0℃でも死なずに生き残っているものもあるというのですから、たとえ冷凍庫に入れていたとしても、過信は禁物です。

そこで今回は、英語圏の健康情報サイト『Your Kosher Health』を参考に、バクテリアを繁殖させないための冷蔵庫の正しい使い方と、食材・食品の安全な管理の仕方5つをお伝えします。



■1:分類して保管

つい「後でキチンと入れればいいや」と、冷蔵庫を開けて、空いているスペースに物をつっこんだりしませんか? でもこれはNGです。とくに、生ものと調理済みの物は、絶対に同じ場所に入れないこと! 

一般的な整理方法としては、調理済みの物は上の段、生ものは下の段に分けるとよいようです。



■2:冷めるまで入れない

調理済みの物や食事の残り物は、かならず室温まで冷ましてから(=蒸気が出なくなってから)入れましょうね。そうしないと、冷蔵庫内の温度が一気に上がり、バクテリアの繁殖が活発になってしまいます! 

冷ますときに、浅めの容器に入れると、冷める時間を短縮できますよ。



■3:適温に保つ

冷蔵庫内の温度は、理想の温度よりも1℃低めにセットしておきましょう。たとえば、理想の温度が5℃だったら4℃にセットします。こうしておけば、冷蔵庫の開閉時の温度の上昇をふせげます。



■4:入れすぎはNG

冷蔵庫にたくさん物を入れすぎると、冷たい空気が循環しづらくなり、冷えにくくなったり、故障の原因にもなりかねません。食品は、入れすぎずに、がベストのようです。



■5:定期的に掃除する

湿って汚れた状態の冷蔵庫は、まさに”バイ菌繁殖マシン”です! しかも冷蔵庫内は、牛乳がこぼれたり、野菜の汚れがついたり……となりがちですよね? もちろん、その都度きれいにするのは常識ですが、せめて月に1回は、除菌剤を使って掃除をすることがおすすめです。

前項でお伝えしたように、冷蔵庫にたくさん物を入れすぎなければ、掃除も楽です。とにかく整理、清潔を心がけ、冷蔵庫内を乾燥した状態にしておくのが、理想といえます。



以上、バクテリアを繁殖させないための冷蔵庫の正しい使い方と、食材・食品の安全な管理の仕方5つをお伝えしましたが、いかがでしたか? 冷蔵庫もかしこく使わないと、食中毒やバクテリアによる感染症にかかる危険性があることは、ぜひ覚えておきたいですね。

ほかにも、残り物は3〜5日以内には処理し、冷凍庫の中に入っていても2週間が限界と思っておけば、家族を食中毒やバクテリアの感染症から守ることができます。

冷蔵庫は、私たちが日々口にする物を保管する大切な場所ですから、くれぐれも食中毒や感染症にかからないよう、日ごろから清潔に保っておくことが大切ですよね。






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