2016年01月19日
知っていると便利! フォークとナイフで魚をきれいに食べる方法
洋食のコース料理で、メインを「肉」か「魚」かを選ぶとき、ついつい「肉」を選んでいませんか? 魚料理をナイフとフォークで食べるのは難しそうですよね。でもきちんと手順を踏めば、魚も綺麗に食べることができます。今回は「魚の食べ方」についてご紹介します。
■「上身」と「下身」に分ける
魚料理を食べるときは、基本的に「上身」と「下身」に分けてから食べるようにします。まずフォークで魚の頭を押さえて、ナイフで切り込みを入れます。尾の方にも同じように切り込みを入れます。切り込みを入れた魚の頭から尾までの背骨のラインにナイフを入れると、半身が取れます。これが「上身」となります。切り取った「上身」はお皿の手前に置きましょう。魚を裏返すのはマナー違反になりますので注意しましょう。
■「上身」を食べたら「下身」を食べる
「上身」をお皿の手前に置いたら、左側から一口大に切って食べます。もし骨が口の中に入ってしまったら、ナプキンで口元を隠しながら骨を取ります。「上身」を食べ終わったら、魚の骨と下の身の間にナイフを入れて切り離します。これが「下身」となります。骨はお皿の上の方にまとめ、「下身」をお皿の手前に置いて左側から一口大に切って食べます。このとき、魚の身をフォークですくうのはNG行為です。
■骨がない魚料理の場合
骨のない魚料理が提供された場合はナイフで一口大に切って、フォークで刺して食べます。ただし「フィッシュスプーン」が一緒に出されていたら、それを使います。「フィッシュスプーン」とはナイフとスプーンをあわせた形をしたカトラリーの一種です。ソースをからめて食べることが出来るので、骨のない魚料理が提供された場合にはこのカトラリーが出てくるのが一般的です。
■フィッシュスプーンの使い方
フィッシュスプーンはナイフと一緒に使います。フィッシュスプーンだけでも魚の身を切ることは出来ますが、ナイフの補助的な役割として使います。まずナイフを魚の身に軽く添えて、フィッシュスプーンで身を一口大に切ります。フィッシュスプーンでソースをすくい、魚と一緒に食べましょう。このとき、スプーンは横ではなく縦にして口元まで運びます。
「ナイフとフォークで魚を食べる」というと、普段から箸を使っている身としては難しそうに思えますよね。今回ご紹介した方法で、綺麗に魚が食べられるようになりましょう。
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