2015年11月23日
重曹を使いこなしてお部屋クリーニング
重曹はエコライフを目指す方には最適な、安心、安全で無臭の掃除用品です。家族が過ごす場所だけに、掃除する頻度も多いリビング。そんなお部屋掃除にも、重曹が大活躍!今回は、重曹をもっと上手に使いこなす「重曹」クリーニングをご紹介します。
【重曹の優れた働き】
◆中和作用
水に溶けると、弱アルカリ性となり、酸性の物質を中和。ほとんどの汚れが酸性なので、汚れを中和する力があります。
◆研磨作用
細かいパウダー状の粒子で、とてもやわらかく、水を加えると粒の角が取れて穏やかなクレンザーに。研磨というと傷が気になりますが、やわらかい力で磨くので、プラスチックなどでも傷がつかず、幅広く使えます。
◆発泡・膨張
熱や酸性物質を加えると、水と二酸化炭素に分解。このときブクブクと立つ泡で、細かいすき間汚れを浮かせます。排水口に重曹とあたためたビネガーを入れ、発泡させて掃除するのもこの原理です。
◆軟水化作用
水の中のミネラル分を包んで軟水にし、汚れを落としやすくします。このため、お風呂に重曹を入れるだけで、お肌にやさしい、やわらかいお湯になります。
◆消臭・吸湿作用
消臭剤としても便利な重曹。生ゴミなどの酸性のニオイがスッキリ。トイレやタバコ、魚の生臭さなどのアルカリ性のニオイもかなり抑えられます。水分を吸湿する作用もあるので、ジメジメした場所の湿気対策にも使えます。
【重曹の組み合わせの基本】
◆重曹+ビネガー
重曹できれいにしたら、ビネガー(酢)を2〜3倍に薄めた「ビネガー水」ですすぐのが基本ルールです。重曹を中和して、白く残るざらざらをキレイに。濃度2%以下のクエン酸水でもOK。
◆重曹水+せっけん
乳化力の高いせっけんで汚れを浮かしながら、汚れを中和する重曹でお掃除。この組み合わせで、汚れがぐんと落ちやすくなります。すすぎはビネガー水で。
【重曹の基本の使い方】
◆粉
汚れに直接ふりかけたり、ぬらした布やスポンジにつけて磨く。ふたのできる穴あき調味料入れなどに保存すれば、リビングのカーペットやじゅうたんにそのままふりかけて、掃除機で吸い取るだけでOK。
◆重曹水
200mlの水に小さじ2〜3の重曹を加えてよく混ぜ、3〜4%の濃度に(濃度8%以上は溶けないので注意)。広く薄くまきたいときや、熱のある調理器具などに。スプレーボトルに入れて使えば、リビングのテーブルや椅子の手あかが目立つ部分をふくのに便利。
◆重曹ペースト
重曹に少しずつ水を加えて混ぜると、ペースト状に。目安は重曹2:水1。せっけん水で作れば、密閉容器で1週間ほど保存可。汚れが目立つリビングのフローリングに、5分間パックし、汚れが浮いてきたら、乾いた布で軽く磨き、ビネガー水をスプレーしてふき取る。油とホコリの混ざったしつこい汚れなどにも。
【ソファのお掃除テク】
リビングのソファは先に掃除機で隅々をきれいにしてから、素材別にお掃除を。
1.掃除機でソファのホコリやゴミを吸い取る。細いノズルを利用して隅まできれいに。
2.素材別にふき掃除。
◆ビニール
ビネガー水で湿らせた布でふく。しつこい汚れは重曹ペーストでこすり、仕上げにビネガー水でふき取る。
◆本皮
基本はからぶき。カビや汚れが目立つ部分は軽く湿らせた布に重曹をつけて磨く。
◆布
重曹を全体にふりかけて、掃除機で吸い取る。シミなどは少量の重曹ペーストをつけた布でふき、ビネガー水を吹きつけた布でふき取って仕上げる。
◆藤
オリーブオイルなどの植物油を含ませた布で全体をふき、仕上げにからぶきを。
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