暮らし雑感

定年なったら、田舎で百姓でもしながらのんびり暮らしたい。都会では生活がたいへんなので自給自足の生活をしたい。子供が喘息なので空気の良い田舎でのんびり育てたい。
今、高齢者だけでなく若い世代でも、都会を離れて田舎暮らしを選択している人が多いようです。
たしかに、都会の暮らしは、生活に便利な反面、面倒なものではあります。朝、決まった時間に起き、満員電車に揺られて会社に行き、昼は昼食難民と化して行列を作り、また、満員電車に揺られ疲れ果てて帰宅し、ただひたすら寝るのみ。


そして、休日にはスーパーに食料の買い出しで一日つぶれる。こうした生活の繰り返しです。


それとは対照的に、田舎に住んで、自分の家の庭で野菜やお米が作れるなら家から一歩も出る必要はなく、わざわざ満員電車に揺られて外に稼ぎに行く必要も、スーパーに買いに行く必要もありません。


ただ、なんの知識や経験もなく野菜やお米が作れるわけがありません。

そのためには、就農講座に通うなどして知識やスキルの蓄積が必要です。


しかし、出荷出来るだけの高品質の農産物が作れるプロ農家になる必要はなく、自分たちが食べる分だけ作れるのであれば、それほど難しいことでないでしょう。


毎日食べるものを自分で作れば、お金はそれほど必要なく、そうすれば、やりたくない仕事をやらずに済むのです。



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