なつかしの映画

尖閣問題に端を発した反日暴動が中国で大規模になってきた。知人によるとイオンが暴徒によって

取り囲まれ、パナソニックの工場にも放火された模様だ。

尖閣に関しては、日本の実効支配を認める代わりに領有権をあいまいにしておくという政治上の

解決策がとられていた。いわゆる棚上げである。このファジーな政策によって日中両国はともに

経済的な利益を得てきたのである。

それをぶちこわしたのが、石原知事の尖閣購入騒ぎである。

国の防衛や外交に責任を持たない地方知事の浅はかなパフォーマンスで日中関係がめちゃくちゃになろうとしているのだ。
石原知事は、アメリカのヘリテージ財団で尖閣購入を発言した。
ヘリテージ財団は、メロン財閥のひとつで軍産複合体の牙城である。
中国から日本企業が締め出されたらその空白にアメリカや韓国の企業がはいるだろう。
この人は商売などやったことがなから、観念的な国粋主義で戦争を煽っているのだ。
もちろんその背後には先ほど述べた軍産複合体がいるのは言うまでもない。
現地にいる日本人の一部は続々と香港へ脱出しているようだ。
現在、日本の最大の貿易相手国は中国だ。
この関係が壊されたら日本がどれほどの損害をこうむるか計り知れない。
中国はいま格差問題で国内に不満が充満している。そのガス抜きのための反日暴動とも取れるが９月１８日の柳条湖事件の記念日前後までは暴動の嵐が吹き荒れるだろう。
おりしも、新しく中国大使に赴任はずだった西宮大使が突然の死亡。
裏に何が起こっているのか。