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2018年05月12日

「太平洋戦争 謎の戦艦陸奥」菅原文太、天地茂、沼田曜一、新東宝

帝国海軍の戦艦陸奥といえば世界七大戦艦にも選ばれた屈指の戦艦だが、不運にも爆発事故で

瀬戸内海に沈んだ。新東宝の「太平洋戦争謎の戦艦陸奥」はこのときの事故の顛末を映画化したもので

ある。

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1942年6月帝国海軍は、ミッドウェーで大敗北をして出動していた戦艦陸奥も撤退する。

何の活躍の場もなく屈辱の撤退である。陸奥の副長伏見少佐、神近兵曹は艦長に戦うことを進言するが

敗北が決まった以上艦長は受け入れなかった。

陸奥は呉へと帰還したが乗組員たちは出動の機会もなく悶々とした日々を送っていたのだ。


そのころ国際的スパイ団は陸奥を亡き者としようと画策していたのである。ドイツ大尉館員の

ルードリッヒは元陸奥の設計技師の娘の美佐子やアンナたちを取り込んで、陸奥に爆弾を仕掛けよう

としていたのだ。

そしてスパイ団は神近兵曹も抱き込んで爆弾を仕掛けようとしたが、神近は裏切って約束を反故に

する。スパイは怒って神近を捕まえて酒を飲ませて溺死させてしまう。

しかしスパイ団はこんなことで陸奥爆破をあきらめたわけではなかった・・

伏見少佐に天地茂、艦長役に沼田曜一と「地獄」のコンビが組み、松本中尉役を若き日の菅原文太が

扮している。文太の青年将校役は実によく似合っている。

陸奥の爆破事件に関しては諸説あって原因はよくわかっていない。スパイの工作説、下士官の放火や

新兵のいじめの報復など様々な説があるが、この映画ではスパイ説を基にしたわけである。

モノクロ映画でやや古臭いが陸奥の事件を描いた映画は他にないので、貴重な作品とは言える。

監督は小森白。


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posted by ハヤテ at 14:37| 映画
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