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2019年01月07日

「裏切りの荒野」フランコネロ、ティナオーモン、クラウスキンスキー

フランコネロ主演の「裏切りの荒野」はメリメの小説の「カルメン」をマカロニウエスタン風にアレンジ

した作品である。タバコ工場を警備していたホセ(フランコネロ)は、工場で暴れて他の女を傷つけた

カルメン(ティナオーモン)を逮捕して警察へ連行するが逃げられてしまう。そしてこのことが原因で

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ホセは降格されてしまいカルメンに憤りを覚える。しかしある日町で踊りを踊るカルメンを見かけて

警察へ突き出そうとするが、カルメンは女の武器をえさにホセを誘惑し罪から逃れようとした。

ホセは野生のメス豹のようなカルメンの魅力に抗しきれず、カルメンとベッドを共にする。


そして次第にカルメンにとりつかれたホセは、カルメンが上官と同衾していたところを目撃して

嫉妬のあまり上官を殺害してお尋ね者になってしまう。ホセは軍から逃亡しカルメンとアメリカで

生活することを夢見るがそれにはお金が必要だった。そのためカルメンに言われるがままに


強盗団に加わり金貨を運ぶ馬車を襲撃することを計画する。、しかしその強盗団の首領はなんと

カルメンの亭主ガルシア(クラウスキンスキー)だった・・

フランコネロがジャンゴの時と違い、悪女に振り回される情けない男を演じていてみていてつらいもの

がある。最初はひげを生やしていないのでネロとわからないほどだ。イタリア語ではジプシーをジターノ

と発音していた。ジプシーは独自の文化を持ち多民族に同化しないことから迫害を受けた歴史がある。

このジプシー女性の激しさをティナオーモンはうまく演じている。しかしティナはスペイン人でも

イタリア人でもなくジャン=ピエール・オーモンの娘でアメリカ国籍を持つアメリカ人である。

悪役のクラウスキンスキーは相変わらず、すごみのある演技を見せてくれる。ネロの違った側面が見れる

作品である。監督はルイジ・バッツォーニ、音楽はカルロルスティケリ


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posted by ハヤテ at 13:59| 映画
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