なつかしの映画

１９８６年公開のチャーリーシーン主演の「処刑ライダー」は、B級ながら見ごたえのあるオカルトカーアクション

映画である。

アメリカの田舎町でジェイミーと言う青年が恋人とドライブを楽しんでいると背後から車でつけてくる集団があった。

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リーダーのパッカードは無茶な男で嫌がるジェイミーにレースを強要し負けた方が自分の車を勝った相手に

渡せというのである。恋人に危害を加えられる恐れもあり、気乗りはしないがジェイミーはこの勝負を受けたが

パッカードが車を幅寄せする危険行為で無理やりジェイミーの車を奪い取る。

カップルはそのまま徒歩で帰宅するがその夜ジェイミーは死体で発見された。


パッカードは危険な男で仲間であっても言うことを聞かないと半殺しにするようなサイコだった。

パッカードはジェイミーを殺したあと、その恋人ケリーを力づくで自分のものにする。

ケリーに話かけようなものなら何をされるかわからないほど嫉妬深いのだ。

そんなある日バイクにのった一人の若者が現れた。ジェイクという若者だったが地元のものではなく


見慣れない顔だった。そして道を尋ねるためにケリーに話かけバイクに乗せたところをパッカードに目撃

されてしまう。パッカードはジェイク（チャーリーシーン）を目の敵にするがあるとき、謎の黒づくめの

ターボエンジンでパワーアップした車が出現した。

ターボカーはパッカード一味を挑発し次々とレースを挑みパッカードの手下を一人ずつ殺害していく・・・

このターボカーに乗っているのは誰なのか？ジェイクは何物なのか。ベテランのルーミス刑事を謎を

解き明かそうとするが真相は驚くべきものだった・・・


暴走族に殺された若者が幽霊となって復讐する物語だが、カーチェイス、爆破シーン、パッカードを演じる

ニックカヴァエテスのサイコ演技と見どころがたっぷりある。

主演の二人はともに二世俳優だが演技は確かなものがある。音楽もいいし楽しめる作品である。

80年代B級アクション映画はどうしてこう面白いのか。またこんな映画をアメリカで量産してほしいものだ。

またルーミス刑事がピクルスが嫌いでハンバーガーから取り除くシーンでは共感できるものがあった。

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