アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2016年09月11日

B級戦争映画「プライベートソルジャー」ヒュルトゲンの森の戦いジョンアーヴィン

1988年製作の「プライベートソルジャー」は、第二次大戦での西ヨーロッパ戦線での最大の激戦であるヒュルトゲンの森

の戦いを描いたTV映画である。

題名から想像するとプライベートライアンのフェイクかとも思えるが知られざる佳作である。

一人の兵士が森の中を怪我をした同僚の兵士をかついて彷徨している。怪我をした兵士の顔は焼けただれ

傷みでもう歩けないと悲鳴を上げた。兵士はけが人をそのばにおろして楽にしてやったのだ。兵士はひとり

キャンプに戻ると上官に除隊を願い出るが聞き入れられるはずもなく、軍曹に昇進し再度突撃を命じられた。

兵隊の名はマニング、1等兵がいきなり下士官に昇進したのだ。マニングは部隊でただひとり生き残り

その強運をかわれて新たな分隊の指揮官を命じられたのである。

プライベート・ソルジャー [DVD]

中古価格
¥3,240から
(2016/9/11 14:05時点)






マニング軍曹が指揮するのは実戦経験のない新兵ばかり。このメンバーで敵の拠点を確保せよと言うのである。

ドイツ軍は橋を橋頭保にして88ミリ砲で米軍を徹底的に砲撃してきた。しかも戦車まで繰り出して反撃してきたのだ。

マニング軍曹はトンプソンサブマシンガンやライフルを武器に新兵には火炎放射器をもたせ、地雷原を薄氷を

踏む思いで進んでいく。味方の一人が誤って地雷を踏んだことから敵に場所を知られ88ミリ砲の射撃が

始まった。肉片となって飛び散る兵隊たち、新兵や将校にも気がふれるものも出てきた。

だがマニングもまた恐怖で震えていたのだ・・・

アメリカ映画でありながら反戦的な作りの作品であり勇ましいアメリカ兵はひとりも出てこない。

斥候に出てドイツ軍に見つかりそうになりながらおびえながら草むらに潜んだり、わめきながら火炎放射器を

使ったりと戦場の現実が決してかっこいいものでがないことを知らせてくれる。

ヒュルトゲンの森の戦いはドイツベルギー国境で行われた戦いで、有名なバルジの戦いに先だった死闘である。

日本ではほとんど知られていないが、米軍の死者は33000名、ドイツ軍死者が28000名と多大な犠牲が出ている。


映画では大砲の攻撃の描写がリアルで大砲の後方から砲弾を装填して薬きょうが飛び出るシーンは迫力があった。

この映画を見ると米軍も決して楽な戦いをしていたわけではないことわかり兵士もまた我々と同じ臆病な人間

であることもわかる。題名がいまいちなので印象が悪いが、反戦主義者にも武器フリークにも見てもらいたい

作品である。監督は「ハンバーガーヒル」の ジョン・アーヴィン。主演はロンエルダード。


1/35 WWII米 ヒュルトゲンの森の戦い(4体セット)

新品価格
¥4,870から
(2016/9/11 14:10時点)



posted by ハヤテ at 13:29| 戦争映画
最新記事
プロフィール
ハヤテさんの画像
ハヤテ
プロフィール
カテゴリアーカイブ
検索
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。