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2016年01月24日

「修羅がゆく」哀川翔、萩原流行

漫画ゴラクに連載された原作川辺優の「修羅がゆく」は、西日本のやくざ組織内部の跡目争いをめぐって様々な

抗争と東西の大組織の対立を絡めて描く一大アクション娯楽作品である。

日本最大のやくざ組織光和会にあって、構成員800名を数える岸田組は、かなりの勢力を誇っていたが組長岸田は

病気のためその命が尽きようとしていた。組長の最後を見届けようと付き添っていたのは、光和会でも最も頭が切れる

インテリやくざの伊能(萩原流行)であった。岸田は遺言で跡目を器の大きい本郷(哀川翔)に継がせると伊能に伝え

た。

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伊能は実力やキャリアからして当然自分がなるものと思っていたので、愕然として怒りのあまり岸田を射殺した。

折しも、本郷は急いで病床の岸田を見舞おうと駆けつけてきたが、伊能は本郷を罠にかけようと手ぐすねひいて

待っていたのだ。本郷が取るものも取らず岸田の枕元に駆けつけたところ、岸田は血だまりの中で死んでいた。

驚く本郷に追い打ちをかけるように、伊能が本郷を「親殺しをやったな!」と怒鳴りつけた。本郷が言い訳しても

既に遅く濡れ衣を着せられていた。伊能一派に包囲されるなか、本郷はやっとの思いで子分と包囲を突破して

脱出した。しかしこの日から本郷は、やくざの世界での大罪である親殺しの汚名を着せられたのだ。

そのころ、長い勤めを終えてもう一方の岸田組幹部で京本組組長の京本(大和武士)が出所してきた。

京本は出所したことを、岸田の墓前に報告したが伊能に組長殺しは本郷であることを告げられる。

本郷の気性を知る京本は俄には信じることができず真相を確かめるためにさしで本郷に会うことにするのだが・・

東映のオリジナルビデオとして制作された「修羅がゆく」の第一作であり、哀川のVシネマの代表的な作品である。


哀川のアクションも着こなしや演技も決まっていてスタイリッシュだが、裏世界の非道さ残酷さも描かれていて

リアルな作品でもある。哀川と対立する萩原流行の冷酷な演技も際立っていて萩原の悪役ぶりがなければ

この作品の面白さも少し落ちたのではないか。

脇役に菅原文太や東の大組織幹部役で、安岡力也が出演しているが、萩原も含めて既に鬼籍に入られた。


寂しいことである。監督は、和泉聖治。このシリーズは完結までまだまだ続くのだ。


タグ:哀川翔
posted by ハヤテ at 15:48| やくざ映画
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