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2017年01月13日

「修羅の群れ1984年」松方弘樹北大路欣也菅原文太鶴田浩二

1984年製作の「修羅の群れ」は大下英治原作の稲川会稲川角二総裁をモデルとしたやくざ映画である。

昭和の初期横浜の柔道場で柔道に打ち込む青年がいた。若者の名は稲原龍二(松方弘樹)。一本気な若者で警察から

誘いを受けていた。そこへ訪ねてきたのが横浜の博徒の親分加東伝三郎(丹波哲郎)であった。

そしてこの道場の中から見込みのある若者を探していて抜擢されたのが稲原だった。

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稲原は加藤一家で任侠のイロハを兄貴分の横山(鶴田浩二)から叩き込まれる。あるとき部屋住みの先輩たちから

女郎買いに誘われるが稲原は断る。横山が事情を聞いてみると稲原の家族が没落して逃げていくときに

列車で見た売られていく若い女たちが哀れで仕方なかったというのだ。このことから横山は稲原がただものでない

ことを見抜いたのだった。

そして夏のある日海岸でアイスクリームの売り子をしていた中田雪子(酒井和歌子)をチンピラから守ったこと

から恋愛関係になり二人は結婚する。雪子の母が猛反対したが雪子の情熱に負けてしまう。


時代は戦争一色になり勤労動員で駆り出された龍二は、弱いものいじめをしていた男を殴り倒して騒ぎを起こす。

しかしそれを横浜の大親分鶴岡政次郎が見ていたことで鶴岡の預かりとなった。

戦後、稲原は湯河原の賭場を任され仕切っていたが兵隊くずれの無法者が賭場に因縁をつけるのだった・・

映画の後半は稲原組の勢力拡大が中心となった構成で、有名なモロッコの辰(北島三郎)や経済やくざと呼ばれた

石井 進をモデルとした石河隆司(北大路欣也)などその世界の大物たちが出てくる。

また張本や小林繁などの元プロ野球選手が出ているのが面白い。

そして稲原夫人を演じたのが酒井和歌子だが酒井がやくざ映画に出るのは非常に珍しい。

やくざ映画の特長として暴力シーンが非常に生々しいことである。稲原が賭場の帰りに待ち伏せされてドスで

頭を割られて大流血しながら仁王立ちになって相手を追い詰めるシーンはアッケにとられてしまった。

関東裏社会の歴史を知ることができる秀作。監督は山下耕作。

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posted by ハヤテ at 13:49| やくざ映画
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