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2015年09月15日

鶴田浩二丹波哲郎「昭和最大の顔役」

東映が、実録路線へ移行するまえに、鶴田浩二主演で、紋切り型の任侠映画をたくさん作ったが

その作品のひとつに、1966年の「昭和最大の顔役」がある。

時は昭和27年高度経済成長前の東京からの帰路、列車の中で関西の任侠団体「藤政組」の組長が何者かに

射殺される。藤政組は正業として土建業を営み関東の仕事も請け負っていたため、心よく思わない関東の

暴力団の仕業と思われた。犯人は関東大島組であることは検討はついていたが、藤政は遺言として報復を

行わないよう厳命した。敵討ちに向かった勝又もまた殺されていたのだが・・

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おりしも、組のためにムショに入っていた緒方(鶴田浩二)が、出所してきたが、親分の言いつけを守り、跡目は兄弟分(丹波哲郎)に

譲り忍耐し関東で

土建業に打ち込むことにしたのだ。

緒方の貫禄は関東の親分衆にも人望を集めたが、藤政殺しの首謀者大島組組長(伊藤雄之助)だけは

腹に一物持っていた。

時は立ち、藤政組は5000人の組員を有する大組織に成長していた。勝又の息子修一も成長し、関東の組の

跡目を継ぐ話も出て順風満帆に思えた。しかし藤政壊滅を狙って大島組は、まず緒方のもとへ流しの男を言いくる

めて暗殺させようとしてきた・・・

典型的な勧善懲悪の任侠映画で、鶴田は任侠の模範のような男に描かれ、かたや伊藤雄之助は絵に書いたような悪人ぶりである。

鶴田の弟分のやくざを若き日の梅宮辰夫が演じ、その恋人役を大原麗子が扮している。

まだやくざ映画が牧歌的な時代のころの作品で、この単純さが飽きられて東映はリアリティを追及する実録

映画をそのあと作ることになる。また流しの歌手にアイジョージが扮し、しぶい網走番外地を聞かせてくれます。

DVD未発売ですが、VHSは発売されてます。
posted by ハヤテ at 20:35| やくざ映画
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