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2015年08月28日

南北戦争「カンサス大平原」

「カンサス大平原」は、南北戦争前のカンサス州での鉄道建設をめぐっての住民の対立を描いたB級西部劇

である。カンサス州は、南北どちらにもつかず中立を守っていたが、どちらにつくかで争いが絶えなかった。

カンサス州から西部へ抜けるカンサスパシフィック鉄道は、建設中だったがこの鉄道をどちらか握るかで

戦争の勝敗が決まる重要な兵站の要所であった。南部は死活にかかわるので鉄道建設を妨害していたが、大統領に

選ばれたリンカーンは鉄道の建設を強行した。

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普通の民間人ではこの事態を収めるのは難しく、鉄道技師の名目でネルソン大尉(スターリングヘイドン)が

軍より派遣された。

着任早々町で荒くれ者と殴り合いを演じるネルソンは只者ではない印象を現地の主任技師のブルースに与えた。

ネルソンは坑夫の徴募のため、ブルースといっしょに荒くれ者を面接し奔走する。

なんとか人数は確保でき、工事を始めるが反対派の工作員がまぎれこみ、わざと喧嘩して建設側がスキを見せ

たどさくさにライフルでダイナマイトを撃って爆発させ工事は止まり怖気づいた坑夫たちは辞めるものまで

出てきた。ネルソンは警備を強化して備えるが、敵もさるもの、汽車が鉄道を通過するところを待ち伏せ

大砲で破壊するのだった。

だが、軍人のネルソンは戦術に長けていた。次にまた敵が大砲で狙うことを予測して次の列車に大口径の

大砲を積み込んで迎撃するのだった・・・

実際にあった事件を元に映画化した作品、主演はスターリングヘイドン、監督はレイナザロ。

偽旗作戦を仕掛けたり、大砲には大砲で対抗したりといかにもアメリカ的な思考が反映された西部劇である。

派手な映画ではないがそれなりに楽しめる。

しかし、ほんの100年ちょっと前までアメリカは国内で内戦をしていたんだね〜
posted by ハヤテ at 13:53| 西部劇
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