2015年03月26日
宇津井健藤巻潤「ザ・ガードマン東京用心棒」
宇津井健と言えばどんな作品を思い出すだろうか。特撮ファンなら「スーパージャイアンツ」のもっこり、昭和のファンなら
山口百恵の「赤いシリーズ」、比較的最近のファンなら「ごくせん」の昔気質のやくざ等、たくさんの映画、テレビドラマに
出演しているので日本でもっとも知名度の高い俳優である。
だが、やはりこの人の代表作は、TBSのテレビドラマ「ザ・ガードマン」だろう。1965年に「東京警備指令ザ・ガードマン」
としてスタートしたこの番組は、350回も続いた長寿番組でその独特のテーマ曲とともに高度成長期に最も日本人に
親しまれた番組だろう。
夜9時半に始まることから小学生だった私はなかなか親に最後まで見せてもらえなかったが・・・
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テーマは、まだ始まったばかりの警備業をテーマに高倉隊長(宇津井健)率いる警備会社東京パトロールのガードマンたちが
様々な難事件を解決するといったもので頑丈な体格と生真面目な風貌の宇津井にこの役はぴったりはまっていた。
また、それ以上に宇津井以外のチームメンバーが個性的で独特のキャラを持っていてこれが又このドラマの魅力
のひとつである。
メンバーは、藤巻潤、川津祐介、倉石功、稲葉義男、中条静夫、神山繁と当時の若手からベテランまで揃えており
今では考えられないラインナップである。
そしてこのドラマは大映によって映画化されていてその中の1本に「ザガードマン東京用心棒」がある。
ストーリーは、香港から東京にきた貿易商ネルソンを高倉(宇津井健)率いる東京パトロールが護衛を引き受けたが謎
の組織によって誘拐される。
高倉の部下清水(藤巻潤)はさっそくネルソンの宿泊していたホテルに張り込みコールガールゆきこ(渚まゆみ)を見つ
け問い詰める。
清水はネルソンの部屋でダイヤを仕込んだゴルフボールを発見しネルソンが密貿易に手を染める裏の顔をもつ
ことを知る。
高倉は、ネルソンが飛行機で香港からの移動中にネルソンにひつこく言い寄られていた美しい女性を助けた。
女性(久保菜穂子)は東京の大きなクラブのママであったが、実は闇の組織のメンバーでもあったのだ・・・
映画には、指向性マイクやタバコの箱に仕込んだ発信機など小道具が出てきてスパイ映画のようでもある。
だが、高倉が拳銃で敵を倒したりする場面などは日本では警察やGメン、自衛官以外銃を所持できないので
しらけるが当時はわりとそのあたりの考証はいいかげんだったので仕方ないだろう。
DVD化はされていないがVHSは出ています。テレビドラマの方は、DVDBOX化されています。
当時を知る方がには懐かしい作品です。
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タグ:宇津井健、ザガードマン、
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