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2015年01月12日

東宝特撮変身人間シリーズ「美女と液体人間」

東宝の変身人間シリーズ「美女と液体人間」は、俳優の海上日出男が原作の異色の映画である。

雨の降る街で、麻薬密売犯の三崎が、まるで溶けたように跡形もなく消え去った。

三崎には、キャバレー「ホムラ」の人気歌手千代子(白川由美)がいたが、三崎の行方を追って三崎の相棒のギャング内田(佐藤允)

生物科学専攻の学者政田(佐原健二)があらわれる。
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政田は、水爆実験の結果、人間が液状化するのではないかと疑いを持っていたので、三崎が水爆実験のとき

船に乗り込んでいなかったのか千代子を尋ねるのだった。

政田が、ガマガエルに放射線を照射して液状化に成功していたので、人間も水爆実験のときに放射能を浴びると

液状化するのでは考えたのである。

政田は、大学の同級生で友人の警視庁の富永一課長(平田昭彦)に相談するが、富永は戯言としてまともに取り合おうとはしない。

だが、水爆実験当時、近くにいた、第二龍神丸に乗り込んだことのある船員たちを病院に訪ねたとき船員が

液体人間を見たことを証言する。疑い深い富永もようやく政田の意見を取り入れるがそのころギャングの内田は


千代子を拉致して地下下水道に潜り込む。

しかし、そんな二人を追って液体人間の影が迫る・・

液体人間を倒すべく捜査陣は、下水道にガソリンを流し込み焼き払おうとするが・・・

監督は、本多猪四郎、特撮はおなじみ円谷英二、佐藤勝の軽快なマーチ風のサントラが楽しい。

ゼリー状の液体人間のシーンは後の怪奇大作戦の「人食い蛾」のチラス菌のシーンによく似ていると思う。

またこの1958年製作の映画もご多分にもれず東宝特撮のお約束というべきキャバレーシーンが出てくる。

そのあたりが60年代特撮と違ってどこかフィルムノワールの雰囲気を漂わせている。

なお原作者の海上日出男は、前作の地球防衛軍の撮影中に亡くなっている。佐藤允の個性的な容貌もギャング役

がはまっていた。
posted by ハヤテ at 13:27| 特撮
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