2016年12月26日
「大魔神怒る」本郷功次郎、藤村志保、大映
「大魔神怒る」は、大魔神シリーズ第2作目の作品である。時は戦国時代、湖のほとりにある千草は平和な日々を
送っていた。また分家である名越の里には、守り神がまつられて穏やかな生活を領民たちは楽しんでいた。
しかしこの千草と名越の豊かな富を妬んだ隣国の御子柴弾正(神田隆)は、大軍を率いて攻め込んできたのだ。
不意をつかれた千草はひとたまりもなく弾正の軍門に下ったのだ。千種を束ねる十郎(本郷功次郎)はかろうじて
逃げのびるが、千草を陥落させた勢いで弾正は軍を進めて名越にも攻め入った。
そして弾正は名越の長である名越兵衛(内田朝雄)を殺害し占領するのだった。
名越兵衛の娘小百合(藤村志保)はこの混乱の中から脱出し、十郎と再会し手当をするが領民を見捨てることが
できない十郎は危険を顧みず千草へと潜入する。一方弾正は領民たちのよりどころであった守り神の像を
爆薬でこなごなに粉砕するのだった・・・
大魔神シリーズが面白いのは、とにかく悪人たちが絵に描いたような悪であることだ。
極悪非道の悪人がえげつないことをすればするほど、最後に魔神に退治されるシーンが拍手喝さいしたく
なるのである。この映画での御子柴弾正の悪人ぶりは、真に迫っていて見ていて殴りたくなるほどだ。
またこの映画での見どころは、大魔神の登場シーンである。湖が真っ二つに割れて大魔神が現れるシーンは
十戒のパクリではあるが子供のころ初めて見たときは驚愕したものだ。
大魔神が怒って御子柴の城を破壊するシーンもリアリティもあり大迫力だ。時々見せる魔神の目は
中に実際に人間(橋本力)が入っているので生生しいのだ。
また伊福部昭の音楽が一層物語を盛り上げてくれる。このシリーズの中でこの2作が私は一番好きだ。
さらにこの映画のセットも大がかりなもので、かなり人手もお金も掛けたようだ。監督は三隅研次
とにかく見るとスカッとする映画である。今の日本も大魔神に成敗してほしい政治屋や官僚や悪徳企業など
山ほどいる。ぜひ出現して征伐してほしいものである。
送っていた。また分家である名越の里には、守り神がまつられて穏やかな生活を領民たちは楽しんでいた。
しかしこの千草と名越の豊かな富を妬んだ隣国の御子柴弾正(神田隆)は、大軍を率いて攻め込んできたのだ。
不意をつかれた千草はひとたまりもなく弾正の軍門に下ったのだ。千種を束ねる十郎(本郷功次郎)はかろうじて
逃げのびるが、千草を陥落させた勢いで弾正は軍を進めて名越にも攻め入った。
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そして弾正は名越の長である名越兵衛(内田朝雄)を殺害し占領するのだった。
名越兵衛の娘小百合(藤村志保)はこの混乱の中から脱出し、十郎と再会し手当をするが領民を見捨てることが
できない十郎は危険を顧みず千草へと潜入する。一方弾正は領民たちのよりどころであった守り神の像を
爆薬でこなごなに粉砕するのだった・・・
大魔神シリーズが面白いのは、とにかく悪人たちが絵に描いたような悪であることだ。
極悪非道の悪人がえげつないことをすればするほど、最後に魔神に退治されるシーンが拍手喝さいしたく
なるのである。この映画での御子柴弾正の悪人ぶりは、真に迫っていて見ていて殴りたくなるほどだ。
またこの映画での見どころは、大魔神の登場シーンである。湖が真っ二つに割れて大魔神が現れるシーンは
十戒のパクリではあるが子供のころ初めて見たときは驚愕したものだ。
大魔神が怒って御子柴の城を破壊するシーンもリアリティもあり大迫力だ。時々見せる魔神の目は
中に実際に人間(橋本力)が入っているので生生しいのだ。
また伊福部昭の音楽が一層物語を盛り上げてくれる。このシリーズの中でこの2作が私は一番好きだ。
さらにこの映画のセットも大がかりなもので、かなり人手もお金も掛けたようだ。監督は三隅研次
とにかく見るとスカッとする映画である。今の日本も大魔神に成敗してほしい政治屋や官僚や悪徳企業など
山ほどいる。ぜひ出現して征伐してほしいものである。
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タグ:大魔神 本郷功次郎、藤村志保
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