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2014年06月24日

孤島の女王スタンバーグ最後の作品「アナタハン」

アナタハンの女王事件として知られる、比嘉和子という一人の女性を巡って起こった殺人事件を描いた映画が
1953年製作の「アナタハン」である。

太平洋戦争の末期の1945年から戦後の1951年にかけて、マリアナ諸島アナタハン島において一人の女性恵子
が日下部という男と暮らしていたが、この無人島と思われた小さな島へ、敵襲を受けて帝国軍人と船員が流れ着いた。

先の望みもなく、何の楽しみもない男たちは、この島のただ一人の女性恵子に異常なまでの執着を見せ、嫉妬深い

日下部はしばしば恵子に暴力をふるった。

アナタハン (1951年)

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終戦をむかえ、米軍は降伏勧告の呼びかけや宣伝ビラをまいたが一行は誰も信じず、島の奥でS29の残骸を見つける。

そこで、拳銃を見つけた西尾と柳沼は武器を手にしたことで権力を握るが西尾は柳沼に殺害され、柳沼もまた日下部に

刺殺される。殺し合いの連続で身の危険を感じた恵子は、アメリカの呼びかけに応じて島を脱出する。

監督は「モロッコ」で一世を風靡したジョセフフォンスタンバーグで、この日本映画が最後の作品である。

西尾に扮したのは、のちのキリヤマ隊長中山昭二、比嘉和子がモデルの恵子に、この作品がデビュー作になる「獣人雪男」の根岸明美が演じている。

しかも特撮は、なんと円谷英二、音楽はゴジラの伊福部昭なのである。しかしなぜか国内DVD化もされておらず
幻の映画となっているのである。
島の状況は京都でセットを組んで撮影された。
海外盤DVDは出ています。

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posted by ハヤテ at 14:32| ドラマ
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