2018年10月09日
ゴルフに同じスイングが無いように、人にも同じ生き方は無い!!
とっちゃんです。
本日は、改めて私たちの生き方を考えてみるキッカケとなるゴルフの名言をご紹介します。
ゴルフ・スイングは指紋のようなものだ。
二つとして同じものはない。すべてが独特の形をしている
(ジェームズ・ロバートソン)
この言葉は、私が常に感じていることと一致します。
もっとも、多少なりともゴルフの経験がある方は同感かもしれません。
いや、もっと言えば、野球でもテニスでも多くのスポーツに同様の事が言えるのかも知れません。
逆に不思議に思いますね、何故同じだと感じるスイングがないのだろうかと・・
しかもプロの世界でも一流になればなるほど独特のスイングをします
■分かり易い例としては青木功と尾崎将司との違い
青木プロのスイングは、前傾を深く保ち、一見すると手打ちのように見えます。
しかし、捻転は左肩から深く入っており、ややフラットなスイングプレーンを描いています。
パットにも大きな特徴があって、コッキングを使ったいわゆるタップ式といわれるパチンと当てる打ち方だと、私は理解しています。
流し込む打ち方よりも、ラインに負けない打ち方です。
パットの名手として世界でも絶賛されていますね・・
一方の尾崎プロは、プロ野球出身者です。
ピッチャーのリリースとゴルフのダウンスイングにはひじの使い方に共通点があると言われており、その通り球を遠くに飛ばす技術と繊細な小技でゴルフ界をリードしてきました。
実際に彼は徳島の海南高校から西鉄ライオンズに入団しています。
青木功は2004年に、そして尾崎将司は2010年にともに世界ゴルフ殿堂入りしています。
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また、アメリカツアーで活躍している松山英樹は、トップでタメを作り少し間をおいてからダウンスイングを開始していく特徴があります。
あの独特の間は真似をしてもなかなかできるものではありません。
私などが真似をすると、上半身と下半身のバランスがうまく取れたときはヒットしますが、トップで溜めてしまうために右手で打ちに行こうとして、右肩から突っ込んでしまいます。
結果はほとんどの場合、左への引っかけボールとなってしまいます。
あるいは、下半身が流れたり身体が早く開いてしまうとスライスボールとなります。
やはり強靭な下肢を備えていないと難しいスイングといえます
■人の生き方も同様に、自分の特徴が出るもの
●世渡りの上手な生き方
●不器用でお世辞のひとつも言えない生き方
●ひたすら我が道を信じて真っ直ぐに生きる方
●自分に対する周りの評判や評価ばかりを気にして生きていく方
まだまだあるでしょうが、おおまかに言えばこんなところでしょうか・・
要約すれば、この言葉は誰のどのスイングがいいとか、あるいは、悪いとかを指摘している言葉ではありません
十人十色と言いますが、人はそれぞれ体格も体質も体力も違うものです。
ゴルフにおいては、自分の体力や体格、年齢、性別にあったスイング。
そして人生においては、各々の身の丈にあった生き方が好ましいもの、と私には聞こえます。
したがって、憧れるのは仕方ないにしても真似をしたからといってうまくいく保証はどこにもありません。
■まとめ・この言葉は多様な考え方を学ぶためのもの
ゴルフに関する名言の多くは、アーナルド・パーマーやジーン・サラゼン、ジャックニクラウスなど名プレーヤーのものが多く紹介されています。
しかし、このジェームズ・ロバートソンはイギリスの俳優(1949年 〜 1969年)です。
ついでながら調べてみると、彼が出演した映画の中で人気NO1は「チキ・チキ・バン・バン」という作品でした。
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うーん、だからでしょうか、プロゴルファーではないところに、逆に人生の深みを感じてしまいます。
いずれにしても、先述の通り、ゴルフや生き方に上手い下手はあるにせよ、決して他人を恨んだり、貶めたりしてはなりません。
顔や指紋が違うように、似ていても人はやはりそれぞれ違うものなのです。
私達の人生においては、選択と判断が絶え間なくやってきます。
そんな中で肝心なことは、何を選択するかではなく、自分が選択した道を悔いのないように精一杯生きてみる事です。
正にこの言葉は、少し目線を変えただけで多様な解釈ができる人生の指針のような言葉です。
言い換えれば、私達の生き方を改めて考えてみるキッカケとなる稀有な名言ではないでしょうか・・
ハイ、今日はここまでです!!