2018年02月12日
行ってきました、これがまるごと宮古島!! 続・伊良部島と下地島編、そしてこれで完結編!!
とっちゃんです。
さて、宮古島シリーズも今回でいよいよ完結編となりました。
前回下地島で一押しの絶景ポイントをご紹介すると書きました。
それは、日本一美しい桟橋と言われる下地島空港「17エンド」です。
私の右後方に写っているのがその桟橋です。
桟橋の正体とは、下地島空港の滑走路への進入灯を設置するために作られた空港施設の一部です。
その美しい桟橋がある空港北端は、通称「17エンド」と呼ばれます。
真北を0度とし、170度の方角に向かって航空機が着陸してくるということからこういう呼び方になっています。
この西側にも素晴らしいエメラルドグリーンの海が広がっています。
ではこの地図に沿って、空港から東方向に向かいます。
佐田の浜の沿岸に沿って、進んでいくと見事な「奇岩」が並んでいます。
この佐田の浜は、平成8年(1996)「日本の渚100選」(環境省)に選ばれた天然ビーチです。
沖縄県から3カ所選ばれているうちの一つです。
佐和田の浜は、ご覧の通り、数多くの巨岩が沖合に転がっている一風変わった風景の海岸です。
これは明和8年(1771)の明和の大津波によって運ばれてきたものと言われています。
遠浅のため海水浴やシュノーケルには適していないようです。
さて次は地図のてっぺん「白鳥岬・西海岸公園」に行ってみましょう。
ここは後でご紹介しますが、伊良部島の北側に位置するフナウサギバナタから白鳥崎周辺の一帯を西海岸公園と呼ぶそうです。
ある観光サイトでは、「遊歩道が整備されているので、ゴツゴツとした岩場にダイナミックな白波が立つ海を眺めながら散策するのにぴったり」と紹介されています。
確かに遊歩道はこんな感じで、東シナ海の白波と水平線がはっきりと見えます。
何かの歌詞ではないけど思えば遠くに来たもんだな・・
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そしてお次はやや南下してその「フナウサギバナタ」へ。
タカの種類にあたる「サシバ」をかたどった展望台で、東シナ海の大海原を一望することが出来ます。
「フナウサギバナタ」は方言で、「船を見送る岬」という意味になります。
現地にある由来が記された看板によると、「昔、沖縄本島などに旅立つ人や出兵兵士を見送った場所」からきています。
その当時の人々は一体どんな思いで旅立つ人を見送ったのでしょうか・・
いやー、実にいろんな処にいろんな思いや歴史が刻まれているものです。
さて、これは何かな?
珍しい単語で初めて聞きます。
どうやら「サバウツガー」と書いてあります。
また、「サバ沖井戸」と紹介されているものもあります。(直径1.5m、深さ4.5mの石積みの井戸は史跡指定)
名前の由来は、池間島から見た地形がサメの口に似ているところから名づけられたそうです。
この案内板によれば、「昭和41年までの約240年間にわたって生活用水として利用されてきた貴重な井戸であり、123の階段を一日3-4往復した過酷な歴史を持っている」とあります。
昔、田舎では井戸の水くみは生活の一部として当たり前のこととされてきましたが、平地でも大変な重労働だったそうです。
しかもご覧ください、この写真の左側にある階段は目もくらむほどきつい。
うーん、その過酷さは生きるためとはいえ想像を絶するものがあります!!
■完結編を迎えるにあたって
さて、この宮古島シリーズいかがでしたか?
長い間のご愛読、誠に有難うございました。
ホテルのマネージャーからは、フリーペーパーには載っていない数多くの裏情報をレクチャーしていただき幸運でした。
また、地元で知り合った方達やゴルフ場の方々、ホテルのレストランの皆様にも色々と情報をいただきお陰様で大変有意義な時間を過ごすことができました。
そして私達はこの地に古くからある「素晴らしい逸話」や「過酷な歴史」に直に触れることができ、とても幸福だと思っています。
その中で、私が思う絶対にはずせない観光スポットとしては・・
皆さんは口を揃えて「東平安名崎」と「下地島空港の17エンド」の2つだと答えます。
しかし私はここに伊良部島の「戸口が浜」を追加したいと思います。
この3か所が私が推薦する3横綱ですね。
こちらの写真は戸口が浜と桟橋を挟んで反対方向の風景ですが、車を降りた瞬間に感じたあの爽やかな空気感が未だに忘れられません。
沖縄本島とはまた違った魅力が満載の宮古島エリアはこの3月からがいよいよシーズンです。
これからご予定の方やそうでない方にも参考になれば幸いです。
では、次回は別のシリーズでお会いしましょう。
すべての皆さんに感謝です!!
有難うございました。
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さて、宮古島シリーズも今回でいよいよ完結編となりました。
前回下地島で一押しの絶景ポイントをご紹介すると書きました。
それは、日本一美しい桟橋と言われる下地島空港「17エンド」です。
私の右後方に写っているのがその桟橋です。
桟橋の正体とは、下地島空港の滑走路への進入灯を設置するために作られた空港施設の一部です。
その美しい桟橋がある空港北端は、通称「17エンド」と呼ばれます。
真北を0度とし、170度の方角に向かって航空機が着陸してくるということからこういう呼び方になっています。
この西側にも素晴らしいエメラルドグリーンの海が広がっています。
ではこの地図に沿って、空港から東方向に向かいます。
佐田の浜の沿岸に沿って、進んでいくと見事な「奇岩」が並んでいます。
この佐田の浜は、平成8年(1996)「日本の渚100選」(環境省)に選ばれた天然ビーチです。
沖縄県から3カ所選ばれているうちの一つです。
佐和田の浜は、ご覧の通り、数多くの巨岩が沖合に転がっている一風変わった風景の海岸です。
これは明和8年(1771)の明和の大津波によって運ばれてきたものと言われています。
遠浅のため海水浴やシュノーケルには適していないようです。
さて次は地図のてっぺん「白鳥岬・西海岸公園」に行ってみましょう。
ここは後でご紹介しますが、伊良部島の北側に位置するフナウサギバナタから白鳥崎周辺の一帯を西海岸公園と呼ぶそうです。
ある観光サイトでは、「遊歩道が整備されているので、ゴツゴツとした岩場にダイナミックな白波が立つ海を眺めながら散策するのにぴったり」と紹介されています。
確かに遊歩道はこんな感じで、東シナ海の白波と水平線がはっきりと見えます。
何かの歌詞ではないけど思えば遠くに来たもんだな・・
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そしてお次はやや南下してその「フナウサギバナタ」へ。
タカの種類にあたる「サシバ」をかたどった展望台で、東シナ海の大海原を一望することが出来ます。
「フナウサギバナタ」は方言で、「船を見送る岬」という意味になります。
現地にある由来が記された看板によると、「昔、沖縄本島などに旅立つ人や出兵兵士を見送った場所」からきています。
その当時の人々は一体どんな思いで旅立つ人を見送ったのでしょうか・・
いやー、実にいろんな処にいろんな思いや歴史が刻まれているものです。
さて、これは何かな?
珍しい単語で初めて聞きます。
どうやら「サバウツガー」と書いてあります。
また、「サバ沖井戸」と紹介されているものもあります。(直径1.5m、深さ4.5mの石積みの井戸は史跡指定)
名前の由来は、池間島から見た地形がサメの口に似ているところから名づけられたそうです。
この案内板によれば、「昭和41年までの約240年間にわたって生活用水として利用されてきた貴重な井戸であり、123の階段を一日3-4往復した過酷な歴史を持っている」とあります。
昔、田舎では井戸の水くみは生活の一部として当たり前のこととされてきましたが、平地でも大変な重労働だったそうです。
しかもご覧ください、この写真の左側にある階段は目もくらむほどきつい。
うーん、その過酷さは生きるためとはいえ想像を絶するものがあります!!
■完結編を迎えるにあたって
さて、この宮古島シリーズいかがでしたか?
長い間のご愛読、誠に有難うございました。
ホテルのマネージャーからは、フリーペーパーには載っていない数多くの裏情報をレクチャーしていただき幸運でした。
また、地元で知り合った方達やゴルフ場の方々、ホテルのレストランの皆様にも色々と情報をいただきお陰様で大変有意義な時間を過ごすことができました。
そして私達はこの地に古くからある「素晴らしい逸話」や「過酷な歴史」に直に触れることができ、とても幸福だと思っています。
その中で、私が思う絶対にはずせない観光スポットとしては・・
皆さんは口を揃えて「東平安名崎」と「下地島空港の17エンド」の2つだと答えます。
しかし私はここに伊良部島の「戸口が浜」を追加したいと思います。
この3か所が私が推薦する3横綱ですね。
こちらの写真は戸口が浜と桟橋を挟んで反対方向の風景ですが、車を降りた瞬間に感じたあの爽やかな空気感が未だに忘れられません。
沖縄本島とはまた違った魅力が満載の宮古島エリアはこの3月からがいよいよシーズンです。
これからご予定の方やそうでない方にも参考になれば幸いです。
では、次回は別のシリーズでお会いしましょう。
すべての皆さんに感謝です!!
有難うございました。
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