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2020年01月04日

今年も元日に思う(正月朔日)



 元日恒例の大統領によるテレビ演説はクリスマスに移ったが、お昼ごろには上院と下院の議長の演説が、夜の8時からは首相の演説がテレビで放送された。これは今年が初めての試みらしい。議長たちの演説は、恒例のウィーンフィルのニューイヤーコンサートにチャンネルを合わせていたので見ていないが、バビシュ首相の演説は、聞くともなしに部分的に聞いて後悔した。共産党政権時代の大統領の新年の演説のように自画自賛の連続だったのである。

 こういう政治家の、クリスマスの大統領演説も含めて、あまり意味があるとも思えない演説を放送するのも公共放送の役割と言うことだろうか。ゼマン大統領の演説はチェコテレビだけではなく民放のノバとバランドフでも放送していた。どの局も同じ時間に放送していたようだから、録画ではなく直接カメラの前で国民に呼びかける形だったと考えてよかろう。そうすると、毎年同じ儀式を繰り返す年中行事的な意味はあるか。それにしては毎年内容が穏当ではないけど。
 元日の演説のほうは、事前に録画したものを所定の時間に放送していたから年中行事としての意味すら見出せない。語りかけるものと聞くものの間に同時性が存在してこそ、年中行事としての意味を持ちうるのである。それでも内容に見るべき、いや、聞くべきものがあれば話は別だが、議長二人の話も、首相の話も特に目新しい主張はなく、わざわざ元日に時間を取って放送するべきものだとは思えなかった。政治記者にとっては仕事が増えるからありがたいのかも知れんけど。

 チェコの人たちにとっては、新年よりもクリスマスのほうがはるかに大事な祝日で、新年だからと言って特別なことは、社会の迷惑である花火以外には何もしない。そんな国にいると、自分でも、新年だからといって特別にすることもないし、一休禅師のような、死にまた一歩近づいたというような感慨も持てない。
 いや、考えてみれば、日本にいるころから毎年、特別なことは何もせずに寝正月だったか。正月休みに入ると、風邪をこじらせて寝込むことも多かった。年中無休のコンビニがあるから成り立つ年末年始の過ごし方だったのだとコンビニのない国に来て思う。最近はガソリンスタンドの売店がコンビニ的になってきたけど、そこまで品揃えがいいわけでもないし、値段も高めである。

 新年の抱負なんて柄じゃないし、毎年学校で新年の抱負なんてのを書かされるのが苦痛で仕方がなかった。それに、一年の計は元日になんかないと思っている人間ではあるけれども、新年の前後には、来年は、もしくは今年はどうなるのかなあなんてことを考えないわけではない。特に去年はこのブログを始めて四年目にして、初めて元日から大晦日まで、毎日更新し続けるという偉業を達成したわけで、次はどうしようと考えてしまう。
 最近どうもやつけ仕事的な記事が増えているような気がしてならない。それはそれで無理やり書いて無理やりけりをつける訓練という意味では、悪くないのだけど、何を書こうかネタを探すのに苦労することが多いし、無理やり書き始めたネタではモチベーションが上がりにくいという問題もあって書き落としの多いしょうもない記事なることが多い。

 今年はもう少し計画的に記事を書いていくことにしようか。今の思いついたことを思いついた順番に取り上げるような書き方では、シリーズ的なものを始めても、そのまま放置してしまって忘れてしまう。同じようなことは以前も書いたけど、念頭の所感であれば、強く意識付けできるのではないかと期待している。時事的なものは、そのときそのときに書くようにしたほうがいいだろうけど、それ以外のいつ書いても変わらないようなものは、定期的に書いていくことにしよう。
 チェコの王様の話とか、貴族家の紹介なんかも止まっていることだし、この辺の歴史的な話から、週一ぐらいで書いていこうか。その前に森雅裕の著作紹介を終わらせるのが先かな。こっちのほうが先が見えているわけだし。ということで、新年の抱負ならぬ、今年のブログの、おそらく守られない予定もどきであった。
2020年1月1日24時30分。











タグ:新年
posted by olomoučan at 08:10| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ
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