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2018年01月26日

チェコ―マケドニア(正月廿三日)



 試合を見ていないのに書くのもどうかと思わなくもないけれども、チェコが勝ったらやはり書かずにはいられない。特に今回はあまり期待してなかったのに、チェコのハンドボールを見始めて以来最高と言ってもいいぐらいの結果を出しそうなので、書く気も盛り上がってしまう。

 金曜日のドイツとの試合も悪くはなかったのだ。前半は一進一退の攻防を続けて、10−9でリードして終わったのだから。両チームのゴールキーパーをはじめディフェンスが頑張った結果が、このロースコアなのだろうが、ちょっとだけ嫌な予感がしたのも確かである。攻撃力ではおそらくドイツに劣るチェコが、ここまで攻撃を押さえ込まれると、後半ドイツの攻撃を押さえ込めなくなった場合に、逆転されるのではないと危惧したのだ。
 結果は恐れていた通り、チェコの攻撃は9点に押さえ込まれ、試合終盤にチェコの守備がドイツの攻撃を押さえ込めなくなり連続で6失点してしまい逆転負けを喫した。ニュースによると、後半に入って審判がチェコの積極的な守備に対して退場処分を科す場面が増えたのが、チェコチームが終盤に力尽きた原因だったようだ。

 この大会、どうもドイツに多少有利な判定が見られるようである。スロベニアはドイツと引き分けたのだが、ドイツが引き分けに持ち込んだ最後のペナルティースローが物議を醸している。一つはペナルティをとるほどの反則だったのかどうかという点。フリースローになるべき反則だという話も読んだ。もうひとつ問題にされているのが、審判がペナルティの判定を下したのが、試合終了のホイッスルがなった後、ビデオで確認してからだったという点である。この辺、ルールでどうなっているのかは知らないが、スロベニア側は不服だとして提訴しているようである。
 審判も、例の中東の笛や、バルカンの笛ほどに極端なことは希でも、上位チームに多少有利な笛を吹いてしまいがちなところはある。グループステージのスペインとデンマークの試合は、ネット中継で見たのだが、少なくとも前半は、判定に対してえっと思うようなシーンは全てスペイン有利の判定がなされた場面だった。デンマークとチェコの試合では審判がデンマークびいきだなんてコメントをしている人もいたなあ。だからこそ、今回、アウトサイダーとみなされていたチェコ代表の活躍には価値があるのである。

 さて、今日の相手はマケドニアである。因縁の相手と言ってもいい。チェコでの試合であればチェコ代表が大差で勝つこともある。その代わりマケドニアでの試合になると、チェコでの差以上の差をつけられて負けることになる。これがバルカンのハンドボールの現実である。今回は中立地とはいえ、マケドニアに近いクロアチア、正直チェコ代表がどんなにいい試合をして、リードを保ち続けても、最後の最後に審判の手でマケドニアに勝利がもたらされるというイメージしかもてなかった。反則を求めて大げさに倒れるマケドニアのハンドボールとはチェコは相性があまりよくなく、集中力を切らして自滅することもあったなあ。

 実際の試合は、前半は終始マケドニアにリードを許す展開が続き、最大で4点差つけられていた。それを終了間際の得点で、2点差まで縮めて、11−13で前半が終わった。チェコにとっては悪くない展開ではある。ちょっとだけデンマークに勝った試合を思い出して、期待を持ってしまった。
 後半もマケドニアの優勢は変わらず、何度か5点差まで開かれながらも、点差を詰めて、最後の最後に逆転してしまうのである。スコアは25−24、時間は60分の表示がなかなか変わらず、どうしたのかと思っていのだが、後で確認したら、試合終了後にマケドニアにペナルティスローが与えられていた。スロベニアとの試合のドイツと同じパターンだったのだろう。
 その最後の最後のペナルティスローを、ドイツ戦でも得点を決めるなど活躍したキーパーのムルクバが止めたのである。これで本当に本当の試合終了。それにしても試合終了後にビデオで確認してペナルティ、しかも同点に追いつかれるかもしれないペナルティスローをとられるってのは、監督としては胃に穴が開きそうなシチュエーションである。

 大活躍だったのが、最近守備に重点を置いて、得点は毎試合1点か2点ということの多い、巨漢のホラークで7点も決めている。それに続くのが若手のカシュパーレクで6得点。ベテランと若手がうまくかみ合った結果である。キーパーもデンマーク戦でベテランのガリアが大活躍したかと思ったら今回は若手のムルクバが凄かったし。

 次の相手は、予想に反してスペインを下したスロベニアである。勝てば準決勝進出の可能性があるのだが、現在勝ち点4でチェコと並んでいるスペイン対ドイツの試合結果次第ということになる。どちらかのチームと勝ち点6で並んだ場合には、両チームに負けているので、チェコは残念ながらグループ3位で5位決定戦にまわることになる。
 現在勝ち点6のデンマークがマケドニアに負けた場合には、勝ち点6で三つ巴になるのだが、スペインが勝ってもドイツが勝っても、当該チームの対戦の得失点差でチェコが3位になる点では変わらないようである。だから、スペイン対ドイツの試合は引き分けというのがチェコには一番いい結果なのである。その前にまず明日の第一試合でチェコが勝たなければならないのだけどね。

 明日も早めに仕事を切り上げて帰ってくるかな。チェコテレビ放送してくれないかなあ。
2018年1月23日24時。







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チェコとスロヴァキアを知るための56章第2版 [ 薩摩秀登 ]



マサリクとチェコの精神 [ 石川達夫 ]





















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