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2016年09月09日

チェコ−北アイルランド(九月六日)



 本当は、この試合については、特に書くこともないので、次の十月に行われるドイツとの試合の後にしようかとも思ったのだが、やはりここで書いておくことにする。今日U21の試合もあったし。実は、ネタがないというのも大きいのだけど。

 肝心の試合は、前半の最初の最初は、チェコがアルメニアとの試合の調子を維持して、いい形で何度か攻め込み、カデジャーベクが大きなチャンスを迎えたりもしたのだけど、次第に北アイルランドの堅い守備の前に簡単に跳ね返されてしまうようになった。ミスが多かったというべきなのか、パスの受け手と出し手の意図が微妙にずれていて、ボールは持っているけど、決定的なチャンスはほとんどできないといういらいらした展開に落ち込んでいった。
 V.カドレツもあまり目立っていなかったし、予想に反して先発したDFのM.カドレツは、パスミスで相手に得点をプレゼントしそうになるし、これはカウンタカーから失点してあせるあまり、ミスを連発して相手ハーフにも入れなくなるパターンかもという悪い予感が頭をよぎった。幸い、北アイルランドの攻撃陣もミスが多く、失点することはなかったのだけど。
 後半も半ば過ぎぐらいからだろうか、北アイルランドの選手たちの動きが鈍くなって、チェコが押し込めるようになった。ゴール前までボールを運べる回数が増え、決定的なチャンスもいくつかあったのに……。V.カドレツのシュートはキーパーに止められ、ノバークとクレイチーのシュートは、わずかに右にそれてしまった。

 結局、両チーム無得点の引き分けに終わってしまったが、勝っておきたい試合だった。これが親善試合だったら、大満足なのだけど……。まあチェコのグループはドイツが一位抜けするのは、ほぼ確定なので、二位の座を北アイルランド、ノルウェーと競うと考えれば、負けなくてよかったという評価でもいいのかな。前回のEUROの予選でも、オランダが一位勝ち抜けはほぼ確定だと思われていたのに、沈没してしまったから、ドイツもそうならないとは限らないのだけど。
 今回の試合ではノバークがよかったけど、ドイツとの試合では守備を重視してプディルを使うのかなあ。センターバックは、できればキャプテンのスヒーと、若いカラスを組ませてほしいと思う。同じミスをするなら若手のミスのほうが先につながる気がするし。

 今日行なわれたU21代表の試合は、来年行なわれるヨーロッパ選手権の予選である。A代表とは予選のサイクルがずれているので、現在予選の最終段階で、チェコは八試合を終えて、六チームのグループで勝ち点20で首位。相手のベルギーは、七試合終えて勝ち点15の二位というのが試合前の状況だった。簡単に言うと、チェコは勝てば一位が確定、ベルギーはこの試合に勝って残りの二試合を連勝すれば一位。引き分けの場合には、チェコが最終戦で負けなければ、ベルギーが残りを連勝しても、チェコが一位ということだったのかな。
 前半の最初は、勝つしかないベルギーが、攻め込んでチェコは防戦一方になってしまう。先制点を決められてから、少しずつ落ち着いてきたのか、盛り返して反撃、前半の真ん中ぐらいに同点に追いつくと、あとはチェコ優勢で前半が終わった。
 後半に入るとチェコがさらに攻勢を強め、一方的な展開になる。夏にイタリアに移籍したシク、オランダで順調に成長中のチェルニーを中心にした攻撃は、見ていて楽しくなるほどに魅力的で、ベルギーは手も足も出ないという感じだったので、得点は時間の問題で、最悪でも引き分けでは終われるだろうと思ったのに……。

 残り十五分もなくなったぐらいから、チェコの選手たちが守りに入ってしまった。このまま引き分けでいいやということで、カウンターを警戒したのか、ずるずる後に下がって、ベルギーに押し込まれるようになってしまった。チェコがこれやると、ろくなことがないんだよなと思って見ていたら、案の定、80分過ぎにあっさり失点してしまった。あとは何もできずにそのまま敗戦。
 戦況の変化は本当に突然で、選手たちも自分が何をやっているのか、何でこんなプレーをしているのかわからないままにおたおたしているようなそんな印象だった。それまでの圧倒的な強さが完全に消えてしまって、完全に悪いときのチェコ代表になってしまった。

 A代表ではノバークが、ベテランのプディルをさしおいての抜擢に応えるプレーを見せてくれ、U21ではイタリアに移籍したシクが好調を維持していたのが、今後に向けては大きい。特にシクは、U21の予選が終了したらヨーロッパ選手権まではA代表に呼ばれるのではないかと思う。それで点が取れないのが解消されるかというとそんなこともないのだろうけど。
 ワールドカップの予選にしては、久しぶりに楽しめそうだということで、十月に行なわれるドイツとの試合を楽しみにすることにする。

9月8日13時。


 スパルタのマテヨフスキーが、ムラダー・ボレスラフ復帰。ロシツキーの加入で出番が減りそうなので、出場機械を求めて育ててくれたクラブに戻ったということかな。9月8日追記。
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チェコとスロヴァキアを知るための56章第2版 [ 薩摩秀登 ]



マサリクとチェコの精神 [ 石川達夫 ]





















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