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2016年03月29日

ソニーリーダーに合掌(三月廿六日)



 2011年の夏に手に入れて以来、酷使してきたソニーのリーダー一号機が、ついに実用に耐えない状態になってしまった。画面に触ってのページ送りは出来るのだが、下部についている五つのボタンのどれを押しても何の反応もない。そのため、読んでいる本を閉じて新しい本を開いたり、要らない本を削除したり、XMDFや.book形式の本の活字の大きさを変えたりすることはできなくなった。ブックマークとか辞書とか、一度も使っていない機能が使えないのはどうでもいいけど。
 いや、正確に言えば、上部の電源ボタンとリセットボタンはまだ生きているので、本を取り替えるのはできなくはない。ただ読み終わった本を閉じて、新しい本を開くためだけに一々電源を入れなおしたり、リセットしたりするのは、勘弁してほしい。本の数が増えて起動のあとの読み込みに数分かかるようになっているし、オフオンを繰り返すと電気の消費も増えてしまう。ということで、一号機はお風呂専用にして、これまで一、二度動作確認のために使用しただけの三号機を投入することになりそうだ。

 購入してから既に四年と半年以上、意外に長持ちしたというのが正直な感想だ。特に購入後半年ぐらいで電源の調子がおかしくなったときには、日本に行く友人に持っていって修理してきてもらおうかと思ったほどだ。ユーザー登録もしていなかったし、PCとの接続用の専用ソフトも使っていなかったから、修理に出すのは諦めて、二号機を買ってきてもらうことになったのだけど。いや、代替機のない状態で、修理に出すなんてことは、そもそも無理な相談だった。
 あのときは、SDカードに入ったあまり大きい声では言えない方法で入手したファイルから作成した本を読んでいるときに、ページを送ろうとしても反応しなかったのに対して、思わずあれこれボタンを押してしまったのだった。何がいけなかったのかはっきりとはわからなかったが、そのせいで電源が勝手にオンになったりオフになったり、読んでいる最中に勝手に再起動したりするようになってしまった。それ以来、反応が悪いからといって手当たり次第にボタンを押すようなことをやめたら、いつの間にか、普通に使えるように復活してくれた。PCに接続して充電が済んだ後も、一度バッテリー切れの表示が出で再充電が必要なこともあるが、電池の持ち自体は、それほど酷使していない二号機よりもいいぐらいだ。

 他にも、一枚のSDカードにファイルをたくさん入れすぎたせいで、起動させても読み込みに延々時間がかかって、いつまでたっても読めるようにならないのに業を煮やして、読み込み中にもかかわらずSDカードを取り出してしまったり、充電中にリーダーに入れてあったSDカードをUSB接続の機器を外す操作をして、リーダーから取り出したら、SDカード内のファイルが壊れただけでなく、本体のSDカード読み込みも不安定になってしまったりして、SDカードに入った本は二号機専用になってしまった。
 物理的にも、鞄の中に放り込んでいたら、側面を取り囲むように付けられている枠の右下の部分が割れてしまって、次第に欠けた部分が増えていった。使ったことのない下面のボリュームのスイッチなんかむき出しになっている。それでも、これまでは実用には、ほとんど問題もなかった。

 それで、どうせ半分壊れているんだからということで、お風呂場でお湯に浸かって読むのにも使うようになった。お湯の中に落としたことはないが、水滴がかかるのはいつものことで、湿気の高い中での使用が、この手の電子機器にいいはずもなく、壊れてしまうのは時間の問題だった。いや、こちらの想定以上に長持ちしてくれたと言ってもいい。
 メーカーの想定の何倍ものハードな使い方をしたのに、保障期間の何倍も使えたのは、ソニーの製品であること、しかも日本市場へ投入された最初の製品であることを考えると奇跡的なことである。学生時代には、ソニーファンでソニー製品愛用者の先生からも、ソニーが最初に出す製品は初期不良が多いから購入してはいけないといわれたもんなあ。

 一号機とともに購入したブックカバーも、既に使用できなくなった。背表紙にあたる部分の表面がはげてしまった。最近は一号機ではなく二号機につけて使っていたけれども、同時に購入した一号機とカバーがほぼ同時に使えなくなったのは、寿命と考えていいのだろう。一号機のほうは、これからもお風呂で使用するので、まだ余生というものが残っているし、以前のように何度も充電を繰り返しているうちに復活してくれるかもしれないが、一応の区切りとして、一号機に合掌。
3月26日23時30分。



 新製品が出そうにないという意味でも、ソニーのリーダーに合掌。3月28日追記。


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posted by olomoučan at 06:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 本関係
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