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2018年06月10日

ハンドボール・エクストラリーガ最終順位2(六月九日)



承前
 昨日書いた通り、プレーオフの決勝はプルゼニュとカルビナーというチェコで一番西にあるチームと東にあるチームの対戦となった。カルビナーは去年は9位でプレーオフにも進出できなかったんじゃなかったか。そこからすれば決勝進出でも大きな飛躍だけれども、かつての最強ぶりを考えると、準優勝では寂しい。ここしばらくボヘミアのチームに優勝をさらわれっぱなしでもあるし。
 今年に入って、ハンドボール協会に、昨年夏の大イベントのせいでお金がなくなったのか、教育省のスポーツへの助成金のスキャンダルのせいで資金繰りが悪くなったのか、ハンドボールのエクストラリーガの中継が、特に大きなイベントのない時期には毎週日曜日の午前中に行われていた中継がほとんどなくなり、プレーオフも準決勝まで中継がなかったので、決勝ぐらいは中継してくれるだろうと期待していたのに、全四試合のうち一試合も中継されなかった。他のスポーツイベントが目白押しだったせいか、7時のニュースの終わりのスポーツの部分でも目にした記憶がない。これは、この時期スポーツの中継を見ていて、ニュースを見ていなかったからかもしれない。

 結果は、二位でリーグ戦を終えたカルビナーがホームで二試合勝った後、プルゼニュでの三試合目は落としたものの、四試合目で勝って三勝一敗で優勝を決めた。スポーツ新聞の見出しでは、カルビナーがキーパーなしの攻撃でプルゼニュを圧倒したというようなことが書かれていたから、退場者が出ていないときにもキーパーの代わりにフィールドプレイヤーを出場させて七人で攻撃するという最近ルールの変更で解禁されたプレーを多用することで、一試合負けた後の立て直しに成功したようだ。
 このキーパーなしのプレーは、どちらのチームも応援していない試合ならいいのだけど、応援しているチームがこれをやると見ている側にとっては心臓によくない。一人人数を増やしても、スペースがなくなって攻撃は手詰まりのままというのも見かけることが多いし、退場者がでたとき以外は、リスクに見合っていないと思うのだけど。キーパーが得点を挙げるなんて昔はめったになかったシーンがしばしば見られるようになったのも、このルール変更のせいである。見方のキーパーが無人のゴールに約40メートルのシュートを決めるのは痛快だけど、相手に決められるとげんなりしてしまう。

 話を戻そう。三位決定戦はズブーとロボシツェの間で行われ、シーズン中の結果どおりズブジーが勝った。今年のプレーオフでは唯一五試合目までもつれ込んだ。それぞれホームで勝利してというわけではなく、最初のズブジーでの二試合もロボシツェでの二試合も、初戦をロボシツェが勝ち、二戦目はズブジーが勝つという結果で、合計二勝二敗となった後に、ズブジーでの五試合目でズブジーが勝ち三位を決めた。

 準々決勝で負けた4チームは、二試合先勝方式で順位決定戦を行い、以下のような順位になった。五位決定戦はイチーンとドゥクラ・プラハの対戦となり、リーグ戦で上位だったドゥクラが二連勝で五位、イチーンが六位となった。七位はリーグ戦六位のコプシブニツェ、八位はリーグ戦どおりフリーデク・ミーステク。ほとんど隣町対決となったなない決定戦もコプシブニツェの二連勝で決まった。

 下位四チームで行われたいわゆるプレーアウトのほうは、リーグ戦の勝ち点を持ち越した上での総当り二回戦制で、最大でも勝ち点を12しか積み上げることができないこともあって、順当にリーグ戦で最下位だったストラコニツェが最下位になり降格が決定した。ストラコニツェは、めずらしく南ボヘミアからの昇格だったのだが、あえなく一年で降格することになった。
 考えてみれば、最近南ボヘミアのスポーツがパッとしないのである。一時はポボルスキーがオーナーになっていたブデヨビツェのサッカーチームも二部に定着して久しいし、アイスホッケーのチームは、市からの支援がないことを理由に、フラデツ・クラーロベーに移転してしまった。今でも有力チームとして残っているのは、バレーボールの男子ぐらいだろうか。ほとんど縁のない地域だから、いいと言えばいいのだけど、なんだか不思議な気がしてしまう。

 プレーアウトで決定した順位は、ブルノが十一位、フラニツェが順位を一つ落として十位、九位に入ったのはノベー・ベセリーだった。何年か前に三位に入ったフラニツェには、オロモウツ地方のチームだし、期待しているのだけど……。二部ではこちらの希望通り、もちろん下馬評どおりでもあるけれども、去年降格したリトベルが優勝して昇格を決めたし、来年はオロモウツ地方の二チームがプレイオフに進出することを祈ろう。
2018年6月9日23時30分。













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