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2018年04月15日

hontoで紙の本を買った(四月十二日)



 正確には買ったではなく注文したというのが正しいかな。まだ送料の関係で支払いは終わっていないような感じだし。

 それはともかく、まずチェコに発送してもらう紙の本を選ばなければならなかった。エンターテイメント系の本を買うために、ここまでする気はないので、最初から硬い本にするのは決まっている。電子書籍があればと考えた『御堂関白記』の現代語訳も候補には挙げたのだけど、やはり実資ファンとしては『小右記』を買うべきであろう。文庫版ではないからちょっと高いけれども『小右記』の現代語訳を買うことにした。







 ここで、今考えればバカの考え休むに似たりなことをしてしまったのだが、hontoでは発送方法をいくつか選べるらしいと聞いていたので、税関で引っかからない手紙扱いで送れるように、一回の発送に付きパッケージも入れて2キロ以内に納まるようにしたほうがいいのではないかと考えたのだ。そこまでたくさん買うつもりがあったのかといわれると、何とも言えないのだけど、全何巻になるのかは知らないが、現時点で六巻まで出ている『現代語訳小右記』ぐらいは全部買おうかと思っていた。
 日本に暮らしていたら、本屋に出かけて内容をじっくり確認してから購入するかどうかを決められるのだが、ネットを通じたいわば通信販売ではそうもいかない。一冊だけ買ってそれ次第で二冊目以降もとも考えたが、送料がもったいない。我ながらみみっちいことに、できれば2キロぎりぎりになるような冊数にしたいと考えてしまった。それで二冊にするか三冊にするか、悩んで安全策で二冊買ってみることにした。

 本をカートに入れて購入手続きに進んだら、日本の住所を入れるページが出てきた。これではチェコに届けてもらえそうにないと一旦中断して、ヘルプを探した。なかなか見つからなかったのだが、一番下の青いところにひっそりと存在したのを発見した。けっこう悩む人はいると思うから、ヘルプは目立つところにあった方がいいんじゃないかなあ。
 ヘルプでもなかなかこちらの希望の説明がデコず、手間取ったけれども、「Myページ」→「アカウント」→「アドレス帳情報」の順番で入ってというので、「Myページ」をさがす。右上の自分の名前の前にある人形みたいなののしたに「Myメニュー」というのがあったので、そこにカーソルを合わせたら「Myページ」が出てきた。同じ一覧に「アカウント」もあるんだけどどっちから行くのがいいのだろう。結論はどちらでもよかった。

 「アカウント」から入るとすぐに身に側に並んでいるメニューの中に「アドレス帳情報」が発見でき、「Myメニュー」を使うと、左に並んでいるメニューの一番下にある「会員情報」にカーソルを合わせると「アドレス帳情報」が出てきた。最初の時点では登録した住所はないので、「新規登録」を押すしかない。出てきたページで「海外」のタブを選んで住所登録である。「通常使うアドレスにする」のチェックボックスにチェックを入れるのは忘れないほうがいいようだ。
 住所の登録は、問題があった。最初はチェコ語のハーチェクとかチャールカを使って住所を書き、電話番号の国番号を「+420」で記入したら、これでは登録できないといわれてしまった。そこを修正して、国番号は「+」を「00」にして、再度登録、今度は問題なかった。ふう。

 再びカートに戻って購入手続きを進める。海外の住所を登録したはずなのに、日本の住所の登録を求められてしまった。本当に必要なのか? 疑問に思いつつ実家の住所で登録する。実家に送られた場合には郵送してもらおう。送料の負担がなくなるからいいやなどと考えてしまった。それは実は杞憂で、次に進んだらチェコの住所が出てきて、発送方法を選ぶことになる。同じページではなくて確認した後のページだったかもしれないし、支払い方法の選択と同じだったかもしれない。今となっては確認できないのである。
 とにかく支払いは登録済みのクレジットカードで、発送方法はEMSは書籍代よりも高くなるので、SAL便を選択。さすがに船便でいつ届くのかわからないのを待ちたくはない。チェコからの船便は飛行機という名前の船に載せるけど、日本からの船便は本当の船に乗せるから時間がかかる。送料は本をパッケージに入れてからでないと確定しないはずなので追加で送料を請求されるのだろうか。それとも送料が確定してからまとめてクレジットカードから支払われるという形になるのか。とにかく手続きはすべて済んだ。

 その時点で気が付いたのが、値段が変わっていることだった。一冊3000円ちょっとだったのが、2800円になっている。海外宛ということで日本国内の消費税は取らないということのようだ。ということは、どんな形の発送であれ、チェコの税関で引っかかってチェコの消費税を取られるということなのだろうか。消費税を取られる下限の金額があるという話もあるし、一冊から試してみるべきだったか。まとめて買ったときに安くなるはずの送料と、10パーセントの書籍にかかるチェコの消費税(計算がおかしいと思うこともあるけど)、どちらがましなのか、そんなことを考えなければならないと思うと、買い物をする気が失せる。無駄遣いをしないという意味ではいいことである。

 次は届いたときの報告である。途中経過も書こうかな。題名はまだ本当に買えたかどうかはわからないので、ちょっと変えたほうがいいかもしれない。
2018年4月12日24時。


さすがにこれには手が出せない。影印本だから読めない可能性も高いなあ。








posted by olomoučan at 06:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 本関係
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