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2018年04月14日

久しぶりにプシェロフへ(四月十一日)



 特に書かなかったけど新しいパスポートは、申請から二週間後に無事に受け取ることができた。本当は一週間後に取りに行くつもりだったのだけど、電車の運賃を確認したらイースター前だったせいか、レギオジェットの運賃が、レオエクスプレス並みに高くなっていて(レオはもっと高くなっていただろうけど)、ここまで出してプラハに行きたくねえと、一週間延期したのである。
 問題はと言えば、パスポート発行の手数料をきっちり準備するのに集中したせいで、それ以外のお金をあまり持たずに出かけたことで、昼食を知人と一緒にとる約束をしていたので、途中でトラムの中から見つけた銀行の支店でいくらか下すはめになってしまった。
 パスポートの受け取りの際に大使館の窓口の人に、チェコ側にもパスポートが新しくなったことを報告してくださいねと言われたので、言われなくてもそうするけど、プシェロフの内務省の事務所に出かけなければならない。月曜日と水曜日は午後もやっているはずなので、時間がかかることを想定して、水曜日に出かけた。本当は午前中から出かけるつもりだったのだが、ちょっと眠くて、午後一番を狙って一時ぐらいに到着できるようにオロモウツを出た。

 久しぶりの内務省の事務所は、新たに順番待ち用の番号札を発行するシステムが導入されていた。以前は数が少なかったからいいけど、自分たちで順番を自分はこの人の次とか考えていなければならなかったから楽になった。電話やネット上で予約もできるようになったみたいなことが書かれているけれども、パスポートが変わったということを報告するだけだから、時間がかかるとも思えないし、以前よりも窓口が増えていて入れ替わりも早く、待っている人が結構いた割にはすぐに順番が回ってきた。
 変更の手続き自体もすぐに終わった。これなら二時にはオロモウツに向えると思っていたら、担当の女性が、長期滞在許可がパスポートに貼るタイプの物を使っているから、新しいカードタイプの物の手続きをしましょうとか言いだして、パスポートを返してくれなかった。隣の窓口で写真を撮ったり指紋をとったりするから、またもう少し待っていてくださいねと言われたときには、せいぜい30分も待てば順番が回ってくると思ったのだ。
 結局、二時間以上待たされて四時ぐらいになってやっと順番が回ってきた。待っている人たちの中に子供を連れた家族が多く時間がかかったのと、事前に予約してあった人たちが優先的に呼ばれたのがここまで待たされた理由である。こちらはこういう事態になるとは思ってもいなかったから、予約のしようもなかったんだけどね。正直営業時間が終わる五時までに順番が回ってこないんじゃないかと思ってしまうほどだった。PCも持参していたけれども、なかなか使い始められなくて、えいやで使い始めたらすぐに順番が回ってきた。間の悪いことである。

 ビオメトリカとチェコ語で呼ばれる生体認証用のデータ取りも、あの待ち時間は何だったんだと言いたくなるぐらいすぐに終わり、写真を撮られてこれでいいかと聞かれても、ナルシストならざる身には、これ以上よくならないからそれでいいですと答えるしかない。指紋は左右の人差し指だけを取られたが、確認のためにそれぞれ二回ずつ装置の上に載せることになった。昔、日本の無犯罪証明を申請したときのつらさを思うとあっさりしたものである。
 今は知らないけれども、日本で申請したときには朱肉ではなく黒い粉末を付けて、紙に側面から押し付けて指を回転させるような形で指紋を取られた。なかなかうまくいかなくて担当の人に指を持たれて動かされたのは結構痛かった。プラハの日本大使館で申請したときは朱肉になっていたと思うけれども、厄介だったったことは変わりない。

 そして、新しいカードタイプの滞在許可証は、当然その場で発行されるわけがなく、五月の半ばにまた取りに来ることになってしまった。日時は手続きの順番で決めているらしく、こちらから要望を出すことはできなかった。これだけたくさんの申請者がいれば、機械的に処理するしかないのはよくわかるので、文句はないし、指定された日時も問題のないものだったからいいのだけど、一言この日でいいかなと聞いてくれると嬉しかったかな。まあオロモウツ地方の役所なので、都合が悪いことを説明すれば日時は変えてくれると思うけどさ。

 当初の予定では、二時前にはプシェロフの街中に出られるはずなので、そこで遅めの昼食をと考えていたのだが、結局空腹を抱えて駅に戻り売店でサンドイッチを買って、ちょうど到着した電車に飛び乗ることになった。ここだけは最高と言いたいぐらいタイミングがよかったのだけど、全体的には待ち時間の長い一日だった。昔通訳の仕事をしていたときにも思ったのだが、待つというのはものすごく疲れるのである。それで、予定よりも早く寝てしまって、この駄文を書く時間がなくなったのは仕方がないことなのである。

 おお、なんか日記っぽい。
2018年4月12日




 どうしてここにこの写真を載せたかわかる人は、モラビアに詳しい人であろう。チェコビールに詳しいでもいいかもしれない。

TST safari (サファリ) バイソン 野牛 ウシ フィギュア おもちゃ 290829





posted by olomoučan at 06:54| Comment(0) | TrackBack(0) | チェコ
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