2020年05月10日
自宅監禁日記(五月七日)
自宅監禁生活が続いて精神的に不安定になっているせいか、PCで仕事をしていて行き詰って気分転換が必要になることが多い。普段は職場への行き帰りに歩くのも気分転換になっているのだが、現状では毎日出かけるわけにもいかないし、職場には必要最小限の時間しかいられないので、うちで仕事していて行き詰ったら職場に出て、職場で仕事が進まなくなったらうちに戻ってくるなんてことにするわけにもいかない。
昨日は、珍しく午前中に職場に出たのだが、冬が戻ってきたのかと思うぐらいに寒かった。気温は10度ぐらいだったようだが、冷たい強い風吹いて体感気温を引き下げていた。監禁生活を始めてから職場に出た日は、日が出て温かいことが多く、念のために上着は持っていっていたけれども、上はワイシャツで済んでいた。先週ぐらいからさらに気温が上がっていたこともあって、冬物のコートをしまいこんで、半袖のポロシャツを引っ張り出すなど衣服の入れ替えをしたところだった。
だから、昨日も半袖のポロシャツで、念のために上着を持って出かけるつもりだったのだが、念のためにベランダに出て確認したら寒さに震えてしまった。急遽予定を変更して、ワイシャツの上にセーター、さらに上着を重ねて出かけた。しまいこんだばかりのコートを引っ張り出そうかと悩むほどだった。
行き帰りは歩きで体を動かしていたので、あまり寒さは感じなかったのだが、体が冷えてしまったようで、うちに戻ってきて午後から体調が悪化してしまった。頭が痛いところまでは行かなかったが、重くて、PCの画面を見ているのが辛くなるほどで、仕事をあきらめてソファーに横になった。眠れもしなかったので、最近気分転換に使っている漫画を引っ張り出した。集中して目で文字列を負わなければならない小説よりも、絵を見ればいい漫画の方が読みやすかったのである。
体調が悪くなった原因を考えてみると、寒さだけでなく水分の摂取が足りなかったこともあるのではないかと思えてきた。家を出る前は、朝食にお茶を飲んだ後にコーヒーを飲んだだけだったし、職場では何も飲まなかったのだ。湯沸しポットはあるけど念のためにコンセントが抜いてあるので、わざわざお茶を入れる気になれなかった。うちに帰ってからもあまり飲まなかったのも、いけなかったようだ。
昨夜はシャワーで体を温めて、いつもよりも早めに寝たのだが、朝起きてからも頭がすっきりしない。ということで、いつも以上に水分補給に気をつけることにした。というよりはお茶をがぶ飲みすることにした。もともと腎臓結石やら高血圧やらで、水分を多めに取るように言われているのだ。ジュースの類だと甘すぎてすぐに飽きるから、お茶が一番いい。
夏も近づいてきて、久しぶりに麦茶が飲みたいとも思うのだが、さすがにチェコでは手に入らない。それでお茶ということになるのだけど、毎回同じものだと飽きるので、緑茶から紅茶、ロイボスのお茶まで、飲みやすいものをあれこれ飲む。濃い目のコーヒーも飲むので、トイレが近くなることこの上ない。この辺は在宅勤務の利点の一つか。
思い返せば、初めて腎臓結石に苦しんで救急車を呼ばれたときから、とにかく水やらお茶やらビールなんかをたくさん飲んで、たくさん出すように言われていた。喉もと過ぎれば熱さ忘れるで、その何年か後には再び救急車のお世話になったのだけど、あれからは一度も再発していない。とはいえ、ときどき背中の下の方が妙に痛むことがある。そんなときは、また兆候が出ていると考えて水を飲む量を増やして対処している。それで再発していないのだと思うことにしよう。
昨日ほどではなかったけど、頭の重さは続いているので、今日も早く寝ることにする。自宅監禁生活が続いて精神的な問題だけじゃなく、身体的な問題も出始めたなんてことじゃなければいいのだけど。
2020年5月7日23時30分。
https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19
https://www.krajpomaha.cz/
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