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2020年05月05日

自宅監禁日記(五月二日)



 五月に入って二日目になるが、低調さは変わっていない。去年薬を再度飲み始めたころも体が慣れるまでにかなりの時間を要したと記憶するから、今回もしばらくは我慢の日が続くのだろう。E処方箋があんなに簡単にもらえるとわかっていたら、もっと早くお願いすればよかった。ただ、本来なら薬が切れていた四月の半ばはまだ薬屋なんかも客が多かったはず(と思うことにする)で、あまり行きたいとも思えなかったから仕方ないか。
 本来はイースターの期間に行われる恵まれない子供たちのための寄付を集めるチャリティーコンサートの「ポモステ・デテン」だが、今年は政府の禁止命令によって開催できなかった。それが今日、チェコテレビで放送された。コンサートといっても、番組の時間内に視聴者から寄付を集めるのと、企業や団体がこの一年分の寄付を発表するのが主眼だから、コンサート会場で開催することよりも、番組として放映することのほうが大事なようである。

 だから、というわけでもないのだろうが、今年はコンサート形式ではなく、オンラインで歌手たちが自宅から演奏を披露するという形で行われたようだ。当然司会者はチェコテレビのスタジオにいるわけで、ニュースで各地のレポーターが報告をするような形だと考えればいいのかな。なんて頼りないことを言うのは、その時間帯は別のチャンネルに合わせて、ベルディのオペラを流していたからである。途中でチャンネルを変えて見たときには、すでに終わって次の番組が始まっていた。
 このコロナウイルス騒ぎで、寄付の額が減ったのかどうかちょっとだけ興味があったのだけど確認できなかった。このコンサート、もしくは番組では、毎年集まった寄付の額が去年よりどれだけ多いとか、過去最高だとか大騒ぎしていた記憶があるので、減ったときの反応を見てみたかった。我ながら悪趣味である。

 ところで、ふと自分が今日本にいて、かつてそうだったように貧乏大学生だったらどんなコロナウイルス対策を希望するだろうかと妄想してみる。各家庭にマスクとか、申請すれば個人に十万円とか、鼻で笑ってふざけるなと罵倒していたのは間違いない。国からいわれのない施しを受けるつもりはないとか言っていそうだなあ。十万円あれば楽になるのは確かではあっても、十万円じゃあ全く足りないというのも確かなので、わざわざ時間を作って役所まで出かけて申請する甲斐があるかというと疑問である。
 十万円なんて、ほしい本を片っ端から買っていたら一月も経たずに消えてしまうし、全集系の叢書を買おうと思ったらまったく足りない。お金に余裕があれば書籍につぎ込むのが、文学系の学生の性というものだと考えたら十万円というのはいかにも中途半端としか言えない。出すならもっと出せよと思ってしまうのだが、何もしないでもらうのは申し訳ない。
 住民一人当たり十万円というのをより有効に使うことを考えるのなら、あれがよさそうだ。確か以前元大阪府知事の橋下氏が、感染しても無症状の人、軽症の人が多いということは、意図的に感染させて免疫をつけさせることができるんじゃないかと言っていた。若くて持病もない健康な人であればワクチン代わりに使えそうだということだろうけど、健康しか取り得のない大学生以上にふさわしい実験動物は存在しない。

 ということで、一人100万円とか200万円とかの報酬で、健康な大学生を募集してウイルスに感染させてみるという対策はどうだろうか。時期も三月なら大学が冬休みでちょうどいいし、いの一番に応募しているだろうなあ。100万円あれば、八木書店が刊行中の『小右記』前田家本の影印判も迷わず手が出せるし、少なくとも治療期間中は、病気を理由に引きこもって読書三昧の生活が送れる。病状が悪化したらボーナス付きだったらさらにいいなあ。四年分の本代を稼ぎだせれば最高である。
 実際に学生だったころも、新薬の治験のアルバイトが払いがいいという話を聞いて、応募しようと考えたことがある。ただ、どこで募集しているとか情報が皆無だったのと、どこにも伝がなかったのとで実現はしなかった。友人が伝があるとか言っていたんだけど、つながらない伝だったしなあ。文学部の知り合いで伝があったのは出版関係だけだった。

 完治した後は、普通のアルバイトは壊滅状態だろうから、医療現場でアルバイトさせてもらえたらなおありがたい。ごみの処理とか部屋の掃除なんかの素人でも何とかこなせる仕事はいくつかあるだろう。免疫ができていれば感染することもさせることもないはずだし、ウイルスがついていたとしても安心のはずである。
 せっかく緊急事態宣言なんて出して特別な状態を作り出したのだから、お金を適当にばら撒く予算があるなら、これぐらいのことはしてもらいたいものである。ウイルスの研究にも役に立つだろうし、大学生で成功したら、アルバイトで生計を立てている若い人たちに対象を拡大してもいい。正直一億人に十万円ずつ配るぐらいなら、一千万人に特別な仕事をさせて百万円ずつ配った方が建設的というものだろう。人権がとか言い出す人がいそうだけど、そんなのを押さえ込むための緊急事態宣言じゃないのかねえ。
 まあ、絶対にありえないだろうけど、こんな対策があったら金なし大学生喜びそうだなあという妄想である。チェコでやってくれていたら、希望者が足りない場合は歳を食った今でも手を挙げていただろう。高血圧の薬を飲んでいるという時点ではねられるかも知れないけど。監禁生活が続くと益体もないことが思い浮かんでいけない。
2020年5月3日10時。





https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19
https://www.krajpomaha.cz/








posted by olomoučan at 06:31| Comment(0) | TrackBack(0) | チェコ
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