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2020年04月11日

自宅監禁日記(四月八日)



 自宅にこもって、いつも以上に変わり映えのない生活をしていると、日記と称して書くことがほとんどない。毎回ごみ捨てに行くたびに今日はごみ捨てに行ったぞなんて書いくのもつまらないし、何よりそんなことばかり書きたくない。かといって、世の中に目を向けても、世はなべてコロナウイルスで、こちらも書くことは変わり映えのしないことばかりになってしまう。
 まあ、日記というのが有名無実なものになっているのは今更と言えば今更だし、そもそもブログの題名にしてからが、偽りありなものだから、ここ十日ほどの日記がもどきにすらなっていないのも仕方がない。愚痴と言い訳と同じことの繰り返しが多いのは、我が文章の宿痾のようなものである。前置きが長いのもそうか。

 とまれ、昨日非常事態宣言の延長が決定されたのと前後する形で、移動の制限が一部緩和された。一つはオリンピックの延期が決まったスポーツ界が熱望していたスポーツ施設の閉鎖の一部解除で、屋外の運動施設の使用が許可された。ただし、家族以外は2人以上の集団で行動してはいけないという制限は継続されるため、個人スポーツの施設が対象となる。チームスポーツでも試合ではなく屋外でのトレーニングを個別に行なうのなら何とかなるのかな。屋内の施設は依然として閉鎖である。

 ニュースではペトラ・クビトバーが早速テニスコートで練習を始めた様子が流された。人間距離が十分以上に取れていればマスクをはずしてもいいようである。テニスの場合にはコートのそれぞれ反対側に立つわけだから、練習の際にはマスクはつけていなかった。取材のインタビューに応じたときにはマスクしていたけど。いずれにせよ、チェコの社会にスポーツが戻ってきたことはいいことだ。今までも個人のジョギングとか、サイクリングなんかは認められていたけど、これからはマスクも不要になるのかな。
 今日買い物に出たうちのの話では、フローラの公園でジョギングをしている人の数が驚くほど多かったという。月曜日はそこまで多くはなかったから、規制の例外になっていたとはいえ、遠慮と言うか自粛している人が多かったのだろう。許可が出たことで、ジョギングマニアたちがぞろぞろと穴倉から這い出してきたというところか。チェコもここ数年ブームだからなあ。

 スポーツの解禁は昨日の火曜日からだったが、明日木曜日からは、閉店中のお店のうち、ホームセンターや自転車屋などの営業が許可される。ホームセンターはこれまでも営業していたが、事業者向けにしか販売できないという制限を課されていた。もちろんこの新たに営業を再開する店でも、人間距離を取る必要があるから、場合によっては入店制限が行なわれることになりそうだ。
 多少の緩和が行なわれるとはいえ、正直こちらの生活に関係のあるものは一つもない。ということで、これからもしばらくは変わり映えのしない生活と、ブログが続くことになりそうだ。仕事の合間にちょこちょこ書き足しているから、全体の結構はバラバラだし、必要以上に長くなるしで、読む人は大変かもしれないけど、外出禁止の引きこもり生活も大変なんだよということで。

 ところで、現在プルゼニュ地方の知事がコロナウイルス感染が確認されて自宅療養と在宅勤務を続けているのだが、面白いことを言っていた。もともと、一緒に仕事をしている地方の役人の感染が確認されたことで、14日間の自宅待機状態にあったらしい。その際に感染の有無を検査で確認した結果、陰性だったので、自宅待機期間が過ぎた後、一度は職場に復帰したのだという。その初日に念のために再度検査を受けたら、今度は陽性の結果が出たため、職場復帰は2日で終わり、再び自宅からのオンライン勤務に戻ることになったと。
 この事例は、検査というものがいかに当てにならないかを物語ると同時に、感染しても仕事をするには全く問題のない人が多いという事実を目に見える形で明らかにした。本人は、このウイルスはおそらく今後人類のほとんどが感染することになるのだから、感染することを必要以上に恐れる必要はないんだと強調していた。

 厚生大臣のボイテフ氏によれば、現時点でチェコ国内のコロナウイルスの感染経路は完全に把握できたという。確か、非常事態宣言が発せられた理由のひとつが、感染経路が確認できない感染者が増大していて医療機関が対処できなくなる恐れがあるというものだったから、このニュースは非常事態宣言解除に向けての第一歩として捉えてよさそうだ。
 また、閉鎖地区を出したオロモウツ地方などで、住民にコロナウイルスに対する抗体ができているかどうかの調査を開始するという。これによって感染しても無症状のまま完治した人の数をある程度把握することができ、いわゆる集団免疫がどの程度形成されているのかを確認するのも目的のようだ。調査の結果次第では、非常事態宣言の解除が早まるなんてことは、言っていなかった。調査はイースター開けの来週から始める予定だという。

 チェコではいまだに感染者数は増え続けているが、その数自体はあまり注目を集めなくなった。それは検査数が増えるのにあわせて陽性判定者の割合が下がり続けて5パーセント以下になっており、日々の陽性判定の数自体も増えておらず、一ヶ月の外出禁止を経てようやく終息の兆しが見えてきたからである。重要視されているのは、入院して集中治療室に入るような重症者の数が、病院のキャパシティを越えないかどうかと、感染者に対する高齢者の割合が増えないかどうかである。現時点ではチェコの感染者数は11000人ぐらいで収まるのではないかと予想されている。
2020年4月8日24時。








https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19
https://www.krajpomaha.cz/







posted by olomoučan at 06:36| Comment(0) | TrackBack(0) | チェコ
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