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2019年05月24日

2019アイスホッケー世界選手権A(五月廿二日)



 一方、我らがチェコが入ったブラチスラバのグループは以下の八チーム。

  チェコ
  ロシア
  スウェーデン
  スイス
  ラトビア
  ノルウェー
  オーストリア
  イタリア

 組み分けがなされた時点で、上位4チーム、つまりロシア、スウェーデン、チェコ、スイスが準決勝に進出するのは確実だった。ロシアが一位で勝ち抜けるのはほぼ確実だとしても、チェコはスウェーデンに勝って二位の可能性もあれば、スイスにも負けて四位に落ちる可能性もありそうだった。チームとしては準々決勝でコシツェに移動する必要のない二位以上を目標にしていたようである。

 降格候補はオーストリアとイタリアということになるのだが、正直オーストリアが負けるとは思えなかったから、イタリアは昇格してすぐまた降格するものだと思っていた。しかし、5試合目まで、勝ち点どころかゴールすらあげられなかったイタリアは、6試合目で負けたものの大会初ゴールを決めると、最後の残留をかけたオーストリアとの直接対決では、2点も取って延長に持ち込んだのである。いやリードしていたのに同点に追いつかれたから、持ち込まれたと言ったほうがいいかもしれない。
 第三ピリオドでは、解説者がイタリアとオーストリアの選手を比べて、イタリアの選手のほうが元気があって、このままプレーヤーの数が減る延長に入ると、オーストリアはまずいんじゃないかなんてことを言っていた。しかし、延長では決着がつかず、最後はサッカーのPK選のようなもので決着がついた。これも4人目まで同点で、最後の5人目でオーストリアの選手が外し、イタリアの選手が決めるという劇的な終わり方だった。

 オーストリアと比べても、イタリアにはアイスホッケーのイメージはないのだが、最北部がアルプスであることを考えると、ウィンタースポーツが盛んであってもおかしくはないのだ。バイアスロンや、フィギュアスケートでは、メダルを取るような選手を輩出しているわけだし。そう言えば、イタリアチームには、コストナーという名前の縁戚関係のない選手が二人いて、どちらかがフィギュアスケートのカロリーナ・コストナー選手の兄か弟だという話である。イギリスの勝利ほどではなかったけれども、このイタリアの勝利も十分以上に大きな驚きだった。

 さて、我らがチェコチームだが、大会前の親善試合でオーストリアに善戦されたりしていたから、今年もメダルは期待薄かと考えていた。しかし、いざ大会が始まると、いきなり強豪スウェーデンとの対戦で、勝っても負けても接戦になることの多いスウェーデン相手に、5−2ときっちり点差をつけて完勝した。優勝候補筆頭のロシアには完敗したものの、悪いときには必要以上に苦戦してぐだぐだになる下位チームとの試合で、きっちり実力差を見せ付けるような勝ち方をしていて、メダルに期待が持てそうな気がしてきた。
 それには、準々決勝の相手が重要になる。決勝ならともかく準々決勝ではカナダには勝てそうもないし、アメリカ相手だとチェコが絶好調でアメリカが不調でも、どっちに転ぶかわからない大接戦になりそうである。以前勝っている試合を誤審のせいで負けてしまったこともある。だからこの二チームは避けて、ドイツかフィンランドというのが応援する側の期待だった。

 そんな状況で最終日のスイス戦を迎えたのだが、大接戦になった。チェコが2点差リードして迎えた第三ピリオド、残り3分で同点に追いつかれてしまう。順位を4位から上げるためには、60分以内に勝つしかなかったスイスは、ゴールキーパー引っ込めて6人攻撃に出たのだが、チェコはパックをカットして無人のゴールに放り込むことに成功し、チェコの勝利が決まった。この時点では2位になる確率が一番高かったとはいえ、ロシアとスウェーデンの結果次第では、1位も3位もありえる状況だった。
 最終的には、ロシア、チェコ、スウェーデン、スイスの順位で準々決勝に進出し、ロシアとチェコは準々決勝もブラチスラバで試合を行なうことになった。しかも、コシツェグループの結果で対戦相手がドイツに決まった。油断大敵とは言え、これまでの試合振りを見ているとチェコが負けることはなさそうだ。準決勝、決勝であればロシア、カナダ相手でも、チャンスはありそうだから、久々にメダルが近づいてきた。

 アイスホッケーは、それほど好きなスポーツというわけではないのだけど、ほとんど唯一のチェコが世界の頂点を狙える団体スポーツだけに、テレビで放送されているとついつい見てしまう。ところで、今大会最大の悩みはというと、今年から解説者に加わったある人のチェコ語がものすごく聞きにくいことだ。うちのの話では典型的なブルノ人の話し方だというから、オロモウツでチェコ語の勉強してよかったと思ってしまった。
2019年5月22日23時30分。





勝った。第二ピリオドまでは苦戦して互角の同点の試合だったけど、第三ピリオドできっちり差を見せ付けることに成功した。準決勝の相手はカナダ。今のチェコならなんとかなりそうな気がする。決勝でロシアを破って優勝だ。


ボタスの靴? まで買えるとは……。

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