2017年07月14日
平成26年国民健康・栄養調査の概要 【社会経済状況と生活習慣等の状況】
国民健康・栄養調査に関する問題は頻出なので、
ポイントをしっかりと頭に入れておきましょう。
【社会経済状況と生活習慣等の状況】
世帯員の生活習慣等(食生活、運動、たばこ、飲酒、睡眠、健診、体型、歯の本数)の状況を比較。
・穀類摂取量は、世帯の所得が600万円以上の世帯員に比較して、
男性では200万円未満と200〜600万円未満の世帯員で有意に多く、
女性では200万円未満の世帯員で有意に多かった。
・運動習慣のない者の割合は、男女とも有意な差はみられなかった。
・現在習慣的に喫煙している者の割合は、世帯の所得が600万円以上の世帯員に比較して、
男女とも200万円未満と200〜600万円未満の世帯員で有意に高かった。
・生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している者の割合は、
世帯の所得が600万円以上の世帯員に比較して、
男性では200万円未満の世帯員で有意に低く、女性では有意な差はみられなかった。
・睡眠による休養は十分とれていない者の割合は、男女とも有意な差はみられなかった。
・健診等の未受診者の割合は、世帯の所得が600万円以上の世帯員に比較して、
男性では200万円未満と200〜600万円未満の世帯員で有意に高く、
女性では200万円未満の世帯員で有意に高かった。
・肥満者の割合は、男女とも世帯の所得が600万円以上の世帯員に比較して、
200万円未満の世帯員で有意に高かった。
・歯の本数が20本未満の者の割合は、世帯の所得が600万円以上の世帯員に比較して、
男女との200万円未満と200〜600万円未満の世帯員で有意に高かった。
世帯の所得別(200万円未満、200万円以上〜600万円未満、600万円以上)に、
世帯員の食生活(食品群別摂取量等、食品を選択する際に重視する点)の状況を比較。
〇食品群別摂取量等
(食品群別摂取量)
・穀類摂取量は、世帯の所得が600万円以上の世帯に比較して、
男性では200万円未満と200〜600万円未満の世帯員で有意に多く、
女性では200万円未満の世帯員で有意に多かった。
・野菜及び肉類摂取量は、男女とも世帯の所得が600万円以上の世帯員に比較して、
男性では200万円未満の世帯員で有意に少なく、
女性では200万円未満と200〜600万円未満の世帯員で有意に少なかった。
(エネルギー産生栄養素バランス等)
・エネルギー摂取量は、世帯の所得が600万円以上の世帯に比較して、男性では200万円未満で有意に低く、
女性では200万円未満と200~600万円未満の世帯員で有意に低かった。
・炭水化物エネルギー比率は、男女とも世帯の所得が600万円以上の世帯員に比較して、
200万円未満の世帯員で有意に低かった。
・脂肪エネルギー比率は、世帯の所得が600万円以上の世帯員に比較して、
男性では200万円未満と200~600万円未満の世帯員で有意に低く、
女性では200万円未満の世帯員で有意に低かった。
〇食品を選択する際に重視する点
・食品を選択する際に、「おいしさ」を重視する者の割合は、
男女とも世帯の所得が600万円以上の世帯員に比較して、
200万円未満、200~600万円未満の世帯員で有意に少なかった。
・世帯の所得が600万円以上の世帯員に比較して、
男性では、200万円未満、200〜600万円の世帯員で、
食品を選択する際に重視する点について「特にない」と回答した者の割合が有意に高かった。
次回は、国民健康・栄養調査の「基本項目」についてお話します。
ポイントをしっかりと頭に入れておきましょう。
【社会経済状況と生活習慣等の状況】
(1)所得と生活習慣等に関する状況
世帯の所得別(200万円未満、200万円以上〜600万円未満、600万円以上)に、世帯員の生活習慣等(食生活、運動、たばこ、飲酒、睡眠、健診、体型、歯の本数)の状況を比較。
・穀類摂取量は、世帯の所得が600万円以上の世帯員に比較して、
男性では200万円未満と200〜600万円未満の世帯員で有意に多く、
女性では200万円未満の世帯員で有意に多かった。
・運動習慣のない者の割合は、男女とも有意な差はみられなかった。
・現在習慣的に喫煙している者の割合は、世帯の所得が600万円以上の世帯員に比較して、
男女とも200万円未満と200〜600万円未満の世帯員で有意に高かった。
・生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している者の割合は、
世帯の所得が600万円以上の世帯員に比較して、
男性では200万円未満の世帯員で有意に低く、女性では有意な差はみられなかった。
・睡眠による休養は十分とれていない者の割合は、男女とも有意な差はみられなかった。
・健診等の未受診者の割合は、世帯の所得が600万円以上の世帯員に比較して、
男性では200万円未満と200〜600万円未満の世帯員で有意に高く、
女性では200万円未満の世帯員で有意に高かった。
・肥満者の割合は、男女とも世帯の所得が600万円以上の世帯員に比較して、
200万円未満の世帯員で有意に高かった。
・歯の本数が20本未満の者の割合は、世帯の所得が600万円以上の世帯員に比較して、
男女との200万円未満と200〜600万円未満の世帯員で有意に高かった。
(2)所得と食生活に関する状況
世帯の所得別(200万円未満、200万円以上〜600万円未満、600万円以上)に、
世帯員の食生活(食品群別摂取量等、食品を選択する際に重視する点)の状況を比較。
〇食品群別摂取量等
(食品群別摂取量)
・穀類摂取量は、世帯の所得が600万円以上の世帯に比較して、
男性では200万円未満と200〜600万円未満の世帯員で有意に多く、
女性では200万円未満の世帯員で有意に多かった。
・野菜及び肉類摂取量は、男女とも世帯の所得が600万円以上の世帯員に比較して、
男性では200万円未満の世帯員で有意に少なく、
女性では200万円未満と200〜600万円未満の世帯員で有意に少なかった。
(エネルギー産生栄養素バランス等)
・エネルギー摂取量は、世帯の所得が600万円以上の世帯に比較して、男性では200万円未満で有意に低く、
女性では200万円未満と200~600万円未満の世帯員で有意に低かった。
・炭水化物エネルギー比率は、男女とも世帯の所得が600万円以上の世帯員に比較して、
200万円未満の世帯員で有意に低かった。
・脂肪エネルギー比率は、世帯の所得が600万円以上の世帯員に比較して、
男性では200万円未満と200~600万円未満の世帯員で有意に低く、
女性では200万円未満の世帯員で有意に低かった。
〇食品を選択する際に重視する点
・食品を選択する際に、「おいしさ」を重視する者の割合は、
男女とも世帯の所得が600万円以上の世帯員に比較して、
200万円未満、200~600万円未満の世帯員で有意に少なかった。
・世帯の所得が600万円以上の世帯員に比較して、
男性では、200万円未満、200〜600万円の世帯員で、
食品を選択する際に重視する点について「特にない」と回答した者の割合が有意に高かった。
次回は、国民健康・栄養調査の「基本項目」についてお話します。
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