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2019年05月31日

第34回国家試験の対策【応用力試験】

今日は、応用力試験の対策についてお話します。

応用力試験では、提示された事例文の内容や臨床検査値、食事摂取状況、乳幼児の発育成長曲線、
各種統計値、見取り図、その他図表などからその個人や集団の健康、栄養状態、病態、食環境等を判断・
把握して、その対象に対して、最適な食生活の支援、栄養管理、
社会資源に応じた栄養課題の解決を図る計画や方法・評価等を検討するといった実践的な理解が問われます。
ここ数年は、8〜9事例の状況設定問題で構成されており、
1事例2連問または3連問の合計20問が出題されていました。
しかし、第34回国家試験からはさらに10問増えて30第に変更されることが決定していますので、
事例数は12〜13に増えると予測されます。
したがって、今まで以上に国語的な読解力や臨床検査値の正しい判読、
そして即座に資料を解釈する能力が求められることになります。
第33回国家試験では、全8事例(2連問4事例、3連問4事例)のうち、
臨床検査値が列挙されたものが4事例(うち1事例には表も提示)、図を提示されたものが2事例、
表を提示されたものが2事例となっていました。
また、全20問中19問が「最も適切なのはどれか」という四肢択一の形式で、
中には適切な選択肢がいくつかあり、「最も」適切なものを選ぶのにかなり迷うものが数問ありました。
出題された分野内訳は以下の通りです。
・臨床栄養学:7問
・応用栄養学:4問
・栄養教育論:3問
・公衆栄養学:3問
・給食経営管理論:2問
・社会・環境と健康:1問
全分野の総合的かつ横断的な理解が求められるため、まず各分野での基礎力を確立し、
その上で数多くの事例問題にあたり、実践的な思考力、判断力及び課題対応力を養いましょう。
また、事例文中の臨床検査値の判読や図表の読解、選択肢の絞り込みに時間を要するため、
本試験での時間配分も重要になってきます。

2019年05月30日

第34回国家試験の対策【給食経営管理論】

今日は、給食経営管理論の対策についてお話します。

【給食経営管理論】
給食施設における利用者の身体の状況、栄養状態、生活習慣などに基づいた食事の提供に関わる栄養・
食事管理や給食の運営方法とそのマネジメントの基礎的知識が問われます。
全体として一見、平易な問題が多いものの、
その中に出題の意図を十分に汲み取らないと正答を絞りにくいものが混在しているのがこの分野の特徴です。
過去問題を解くことによって国家試験的な問題解釈になれるとともに、キーワードの理解に努めましょう。
栄養・食事管理における栄養アセスメントや給与栄養目標量の設定では、
食事摂取基準の活用能力が求められ、「応用栄養学」「公衆栄養学」と関連づけた
分野横断的な学習が必要です。
また、例年、各種給食施設を規定する法規と「大量調理施設衛生管理マニュアル」から
4〜5問出題されていますので、
これら法規の整理と「大量調理施設衛生管理マニュアル」をしっかり読み込むことは不可欠です。

2019年05月29日

第34回国家試験の対策【公衆栄養学】

今日は、公衆栄養学の対策をお話します。

【公衆栄養学】
我が国や諸外国の健康・栄養問題に関する動向と、それらに対応した栄養政策についての理解、
及び集団や地域を対象として食と健康の関連性を明らかにし、
望ましい食生活の実践に向けた攻守栄養活動を推進するための基本的な知識が問われます。
我が国の健康・栄養問題の状況や栄養疫学は「社会・環境と健康」と、
公衆栄養マネジメントは「応用栄養学」「栄養教育論」と関連付けて分野横断的に学習しましょう。
我が国の健康・栄養問題では、「国民健康・栄養調査」の結果が毎年必ず出題されています。
過去問題を参考に頻出の調査結果項目を確認することで、要点を絞った効率的な学習が期待できます。

2019年05月28日

第34回国家試験の対策【臨床栄養学】

今日は、臨床栄養学の対策をお話します。

【臨床栄養学】
疾病の治療・増悪防止や栄養・食事支援を目的として、
個別の疾患・病態や栄養状態、心身機能の特徴に応じた適切な栄養管理の方法についての
基礎的な理解が問われます。
例年、疾患・病態別栄養ケア・マネジメントからの出題が全体の約7割(20問程度)を占めています。
この大項目における頻出疾患は、肥満症、糖尿病、脂質異常症、胃食道逆流症、炎症性腸疾患、肝硬変、
高血圧、糖尿病腎症、CKD、甲状腺疾患、COPD、貧血、食物アレルギー、嚥下障害、先天性代謝異常症、
褥瘡です。
他に、透析患者やがん患者の栄養管理、消化管手術とその合併症についても毎年のように出題されています。
「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」における各疾患の成因・病態・診断・治療の概要を理解した上で、適切な栄養管理の方法をイメージした学習を進めることが肝要です。
また、各学会が出している疾患の「診療ガイド」「治療ガイド」等に示されている診断基準、病期分類、
栄養・食事療法は頻出ですので、具体的な数値を暗記してください。
残りの3問は主に、経腸栄養法、静脈栄養法、栄養アセスメント指標、診療・介護報酬、
薬物の作用からの出題です。
栄養法と診療報酬については詳細な内容まで問われますので、細部までしっかりと学習しましょう。
なお、第33回国家試験では、計算問題が2題ありました。

2019年05月27日

第34回国家試験の対策【栄養教育論】

今日は、栄養教育論の対策をお話します。

【栄養教育論】
人の食行動を科学的にとらえ、栄養教育に適切に活かす能力が問われます。
今日の管理栄養士に求められている栄養教育とは、化学的根拠(エビデンス)に基づき
人の行動変容を図るとともに、社会環境の変容にもつながるものでもあり、
国家試験では、これを踏まえて、実践的な場面を想定した出題が大半を占めています。
このため、提示された場面や状況の解釈によっては、解答の絞り込みが難しいものが数題みられますが、
悩んでいても時間を浪費するためですので、ファーストインプレッションを大切にして解いていきましょう。
管理栄養士として、アセスメント、計画、方法、実施、評価にいたる
一連のプログラムを立てて実践できるようになるためには、
行動科学理論・モデル・栄養カウンセリング技法、目標や評価の種類などについて
理解を深めることが大切であり、それが国家試験対策にもつながります。
「栄養教育論」の問題を解くにあたっては、他分野の基礎的知識、及び国語的な文章理解力、
常識的なものの考え方も必要です。
ある程度、全般的な基礎的知識を身につけた上で過去問題にあたりましょう。
そして、出題の意図を汲み取りながら、筋道を立てて解答する力を養いましょう。

2019年05月26日

第34回国家試験の対策【応用栄養学】

今日は、応用栄養学の対策についてお話します。

【応用栄養学】
栄養管理の基本的な考え方、日本人の食事摂取基準、各ライフステージにおける栄養状態や
心身機能の特徴に基づいた栄養管理についての基礎的な理解が問われます。
日本人の食事摂取基準からの出題は、ここ数年2〜4題です。
「公衆栄養学」「給食経営管理論」でも問われるところですので、
詳細な内容までしっかりと読み込んでおくことをお勧めします。
中でも母乳成分、思春期女子、更年期の生理的変化、加齢変化については頻出です。
なお、「授乳・離乳の支援ガイド」が12年振りに改訂され、2019年3月に発表されました。
「基礎栄養学」と同様、複数年の過去問題をしっかり復習することが最も効果的で確実な学習方法であり、
得点をとりやすい分野です。

2019年05月25日

第34回国家試験の対策【基礎栄養学】

今日は、基礎栄養学の対策についてお話します。

【基礎栄養学】
栄養の概念、消化・吸収・エネルギー及び栄養素の代謝と
その生理的意義についての基礎的な理解が問われます。
「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」の生化学分野と並行して、
各栄養素の体内動態を確実に理解しましょう。
特に、三大栄養素の食後・食間期の各組織での代謝については重要であるととともに頻出項目です。
「基礎栄養学」は範囲が狭いので、2〜3年周期で同じような選択肢が繰り返し出題されています。
したがって、複数年の過去問題をしっかり復習することが最も効果的で確実な学習方法といえます。
また、概ね基本的事項からの出題となっていますので、学習成果を早くから感じられる分野です。

2019年05月24日

第24回国家試験の対策【食べ物と健康】

今日は、食べ物と健康の対策についてお話します。

【食べ物と健康】
職員の特徴については、その成分内容に留まらず、
加工・調理・保存による食品成分の変化に関する理解も問われます。
単に食品成分を暗記するだけでなく、アミノカルボニル反応や脂質の酸化など、
食品成分の化学的な変化と関連付けた学習が必要となってきます。
また、例年、食品の安全性、食品の表示といった単元から多数出題されています。
法規等と関連づけて学習することで、知識の定着が期待できます。
「食べ物と健康」は、他分野と比較して出題範囲が広範に及ぶため、
早期から学習をスタートさせることをお勧めします。
2015年より導入された機能性表示食品や日本食品標準成分表2015年版(七訂)について、
早速、第31回国家試験から出題されています。
したがって、常日頃から食品の規格表示や安全性・機能性に関する話題にアンテナを張り、
最新情報を入手しましょう。

2019年05月23日

第34回国家試験の対策【人体の構造と機能及び疾病の成り立ち】

今日は、人体の構造と機能及び疾病の成り立ちの対策についてお話します。

【人体の構造と機能及び疾病の成り立ち】
人体の構造や機能についての系統的な理解と、
主要疾患の成因・病態・診断及び治療についての基礎的知識が問われます。
他分野と比較して難問が出題されるイメージがあるかと思いますが、
ここ数年は事本的事項からの出題が大半を占めており、易化傾向になります。
また、過去問題と類似あるいは同一の選択肢が出題される頻度も増加しています。
出題基準に準じてすべての大項目が満遍なく出題されますが、
特にしっかり学習して欲しいのは、三大栄養素の代謝、酵素、臨床検査値、
代謝疾患、消化器系、循環器系、腎・尿路系、内分泌系です。
愛作としては、できるだけ早期から学習をスタートさせること、
基本をしっかりと身につけること、人体の構造・機能と疾患を結び付けて理解すること、
そして、最期まで粘り強く学習をやり遂げることです。
初めは難解だと感じたところも、学習を進めていくうちに
「あっ、そういうことか!」と理解出来る時が来ますので、諦めないでください。
また、「基礎栄養学」と「臨床栄養学」との関連が非常に深い分野ですので、
この3分野を横断的に学習することが効率性のよい学習方法です。

2019年05月22日

第34回国家試験の対策【社会・環境と健康】

来月から徐々に国家試験対策問題を出題しようと思います。
来月から勉強を始めたとして国家試験まで9か月。
私も現在秋頃から始まる全国統一模試の問題作成を行っているところで、
徐々にエンジンをかけて勉強しなければならない時期に来たか…と痛感する日々。
このタイミングから始めても決して早いスタートと言えるものではありません。
ただし、早く勉強を開始し過ぎても法規改正などによって変わる内容もありますので、
早めの勉強スタートをする場合は、改正などの可能性がない部分から勉強を進めましょう。

来月からの問題の出題について少しお話します。
6月〜10月の5か月かけて1か月で2科目の問題出題をする予定です。
私が特に出題される可能性が高いと思った問題を出題します。
夏〜秋頃からは国家試験に向けて毎月模試を受けて頂きたいと思っています。
このブログで毎日問題を解くことが模試の正解率アップに繋がり、
自信を持って国家試験に臨んで頂けることを目的としています。

今日から今月末までは、教科ごとの国家試験の対策をお話しようと思います。
【社会・環境と健康】
社会・環境の変化がどのように人々の健康に影響と与え、
また、どのような対策が講じられているのかが問われます。
保健統計で健康、疾病、行動の問題点をとらえた後に、
健康日本21をはじめとした制度を法規とともに確認すると、理解が容易になります。
なお、制度・法規は頻繁に改正されるため、
最新の情報を確認するとともに、実際の条文等に目を通して学習することをお勧めします。
また、人々の健康状態とその決定要因を測定・評価する疫学は、
「公衆栄養学」の栄養疫学を理解する上で基礎となる重要な単元です。
難しい専門用語の理解や計算が求められますので、
過去問題を中心とした早めの対策をお勧めします。

分からない部分は遠慮せずにどんどん質問して下さい。
分からない部分はみんなで共有してみんなでスキルアップして行けたらと思っています。
一緒に頑張って行きましょう!
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食品会社で勤務しながら、半年間の独学を経て管理栄養士の国家試験に合格。その後、管理栄養士として勤務するために病院へ転職。6年間で3つの病院を経験。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削を行っています。 <取得資格>管理栄養士、栄養教諭、糖尿病療養指導士、病態栄養認定管理栄養士、NST専門療養士
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