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2017年11月14日

B成長・発達・加齢【解説】

それでは、「成長、発達、加齢」から二問出題します。

Q1.成長、発達、加齢に関する記述である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)体重が出生時の約3倍になるのは、4歳頃である。
(2)小腸のラクターゼ活性は、離乳完了後に上昇する。
(3)血清IgA濃度は、生後上昇する。
(4)唾液分泌量は、高齢者では増加する。
(5)胸腺重量は、成人期に最大となる。


【解説】…正答(3)
(1)誤り。体重が約3倍になるのは1歳前後である。4歳頃には出生時体重の約5倍になる。
(2)誤り。ラクターゼ活性は在胎35週以後に急速に増加し、40週頃には成熟している。
   離乳期に入り乳汁摂取量が減少すると、ラクターゼ活性は低下する。
(3)正しい。IgAは胎盤通過性がなく、初乳に多く含まれているため、その血清濃度は生後上昇する。
   乳児自身がIgAを分泌するのは生後3か月頃からである。
(4)誤り。高齢者では唾液分泌量は減少する。
(5)誤り。胸腺重量は思春期に最大となり、その後次第に減少していく。


Q2.成長・発達・加齢に関する記述である。
正しいのはどれか。2つ選べ。
(1)各臓器の発達速度に差はない。
(2)若年者に比べ高齢者は、体重当たりに占める徐脂肪細胞の割合は低い。
(3)加齢により、体たんぱく質に占めるコラーゲンの割合は増加する。
(4)加齢により、テロメアが伸長する。
(5)加齢により、残気率は減少する。


【解説】…正答(2)、(3)
(1)誤り。各臓器の発達速度に差はみられる。
(2)正しい。
(3)正しい。
(4)誤り。加齢により、テロメアは短縮する。
(5)誤り。加齢により、残気率は増大する。

2017年11月13日

B成長・発達・加齢【問題】

それでは、「成長、発達、加齢」から二問出題します。

Q1.成長、発達、加齢に関する記述である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)体重が出生時の約3倍になるのは、4歳頃である。
(2)小腸のラクターゼ活性は、離乳完了後に上昇する。
(3)血清IgA濃度は、生後上昇する。
(4)唾液分泌量は、高齢者では増加する。
(5)胸腺重量は、成人期に最大となる。



Q2.成長・発達・加齢に関する記述である。
正しいのはどれか。2つ選べ。
(1)各臓器の発達速度に差はない。
(2)若年者に比べ高齢者は、体重当たりに占める徐脂肪細胞の割合は低い。
(3)加齢により、体たんぱく質に占めるコラーゲンの割合は増加する。
(4)加齢により、テロメアが伸長する。
(5)加齢により、残気率は減少する。



次回、解説します。

2017年11月12日

B成長・発達・加齢【ポイント】

今日は、「成長・発達・加齢」の問題のポイントをお話しします。

【成長・発達・加齢とは】
・成長:身長が伸びたり体重が増えたりするなど、身体の大きさが増加すること。発育。
・発達:身体の各組織が機能的に成熟し、その機能が増加すること。
・加齢:物理的時間の経過。成人期以後の加齢に伴う不可逆的な機能低下を老化と呼びます。

【加齢に伴うライフステージ 国家試験頻出ワード】
・新生児期(生後0〜28日未満)・乳児期(生後28日〜1歳未満)
 「授乳・離乳の支援ガイド」、離乳の開始・完了、哺乳患者、離乳食、フォローアップミルク、
 大泉門・小泉門、新生児黄疸、母乳性黄疸、カウプ指数、入試、乳幼児身体発育曲線、
 体重あたりの体水分量、鉄欠乏性貧血、新生児頭蓋内出血とビタミンK、乳糖不耐症、先天性代謝異常、
 乳児突然死症候群
・幼児期(1〜5歳)
 カウプ指数、スキャモンの発育曲線、粗大運動と微細運動の発育順序、官職、肥満、脱水、
 クワシオルコル、マラスムス、周期的嘔吐症
・学童期(6〜11歳)
 ローレル指数、肥満、やせ、う歯、鉄欠乏性貧血、学校保健統計調査
・思春期(10〜18歳)
 思春期発育急進減少、カルシウム蓄積量、エストロゲン、卵胞刺激ホルモン、黄体形成ホルモン、
 神経性食欲不振症、鉄欠乏性貧血、月経異常
・青年期(18〜29歳)・壮年期(30〜49歳)・実年期(50〜64歳)
 閉経期のホルモン分泌(エストロゲン減少、卵胞刺激ホルモン増加)、更年期障害、骨粗鬆症、
 生活習慣病、メタボリックシンドローム、脂質異常症、高尿酸血症、高血圧、虚血性心疾患
・高齢期(65歳以上)
 細胞内水分割合減少、筋たんぱく質減少、肺活量減少、収縮期血圧上昇、消化液分泌低下、味覚閾値上昇、
 糸球体濾過値低下、咀嚼・嚥下機能低下、テロメアの短縮、老年症候群、フレイルティ(虚弱)、褥瘡、
 嚥下障害、低栄養、脱水、便秘、尿失禁、骨粗鬆症、変形性膝関節症、白内障、うつ、
 パーセルインデックス
・妊娠期
 ヒト絨毛性ゴナドトロピン、プロゲステロン、エストロゲン、妊娠中の推奨体重増加量、
 循環血液量の増加、妊婦の食事摂取基準、葉酸欠乏と神経管閉鎖障害のリスク、
 ビタミンA過剰摂取と胎児奇形、妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病、鉄欠乏性貧血、脂質異常症、妊娠悪阻
・授乳期
 オキシトシン、プロラクチン、吸啜嗜癖、射乳、喫煙とプロラクチン分泌低下、初乳、成熟乳、分泌型IgA、
 ラクトフェリン、母乳栄養、人工栄養、調乳、授乳婦の食事摂取基準

次回、問題を出題します。

2017年11月11日

A食事摂取基準の基礎的理解【解説】

それでは、「食事摂取基準の基礎的理解」の問題の解説をします。

Q1.「日本人の食事摂取基準(2015年版)に関する記述である。
正しいのはどれか。2つ選べ。
(1)対象には、高血圧や脂質異常などに関して保健指導レベルにある者は含まない。
(2)目的に、生活習慣病の重症化予防が掲げられている。
(3)エネルギーは、目標とするBMIの範囲と、参考表として推定エネルギー必要量が示されている。
(4)食物繊維は、18歳以上について目標量が示されている。
(5)耐容上限量は、ヒトを対象として通常の食品を摂取した報告に基づく場合、
   LOAEL÷不確実性因子で算定されている。


【解説】…正答(2)、(3)
(1)誤り。対象には、高血圧、脂質異常、高血糖、腎機能低下に関するリスクを有していても
   自立した日常生活を営んでいる者を含み、
   これは保健指導レベルにある者までを含むものとするとされた。
(2)正しい。
(3)正しい。
(4)誤り。小児期かたの生活習慣病予防のため、6歳から目標量が示された。
   なお、カリウムも同様である。
(5)誤り。NOAEL÷不確実性因子で算定された。


Q2.「日本人の食事摂取基準(2015年版)」を集団の食事改善を目的として活用する場合の基本的事項である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)エネルギー摂取の過不足の評価をしたい場合には、
   測定されたBMIの分布から、BMIが目標とするBMIの範囲を下回っている、
   あるいは上回っている者の割合を算出する。
(2)栄養素摂取不足の評価をしたい場合には、
   測定された摂取量の分布と推奨両肩推奨量を下回る者の割合を算出する。
(3)栄養素過剰摂取の評価をしたい場合には、
   測定された摂取量の分布と目標量から目標量の範囲を逸脱する者の割合を算出する。
(4)目安量を用いた栄養素摂取不足を改善するための計画を策定する場合には、
   摂取量の中央値が目安量未満であれば、その量を維持するための計画を立案する。
(5)生活習慣病の予防のための計画を策定する場合には、
   集団全員の摂取量が耐容上限量未満になるための計画を立案する。


【解説】…正答(1)
(1)正しい。体重変化量の測定も、エネルギー摂取の過不足の評価で用いられる。
(2)誤り。測定された摂取量の分布と推定平均必要量から、推定平均必要量を下回る者の割合を算出する。
(3)誤り。測定された摂取量の分布と耐容上限量から、過剰摂取の可能性を有する者の割合を算出する。
(4)誤り。摂取量の中央値が目安量付近がそれ以上であれば、その量を維持するための計画を立案する。
(5)誤り。摂取量が目標量の範囲内に入る者または近づく者の割合を増やすことを目的とした
   計画を立案する。

2017年11月10日

A食事摂取基準の基礎的理解【問題】

それでは、「食事摂取基準の基礎的理解」から二問出題します。

Q1.「日本人の食事摂取基準(2015年版)に関する記述である。
正しいのはどれか。2つ選べ。
(1)対象には、高血圧や脂質異常などに関して保健指導レベルにある者は含まない。
(2)目的に、生活習慣病の重症化予防が掲げられている。
(3)エネルギーは、目標とするBMIの範囲と、参考表として推定エネルギー必要量が示されている。
(4)食物繊維は、18歳以上について目標量が示されている。
(5)耐容上限量は、ヒトを対象として通常の食品を摂取した報告に基づく場合、
   LOAEL÷不確実性因子で算定されている。



Q2.「日本人の食事摂取基準(2015年版)」を集団の食事改善を目的として活用する場合の基本的事項である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)エネルギー摂取の過不足の評価をしたい場合には、
   測定されたBMIの分布から、BMIが目標とするBMIの範囲を下回っている、
   あるいは上回っている者の割合を算出する。
(2)栄養素摂取不足の評価をしたい場合には、
   測定された摂取量の分布と推奨両肩推奨量を下回る者の割合を算出する。
(3)栄養素過剰摂取の評価をしたい場合には、
   測定された摂取量の分布と目標量から目標量の範囲を逸脱する者の割合を算出する。
(4)目安量を用いた栄養素摂取不足を改善するための計画を策定する場合には、
   摂取量の中央値が目安量未満であれば、その量を維持するための計画を立案する。
(5)生活習慣病の予防のための計画を策定する場合には、
   集団全員の摂取量が耐容上限量未満になるための計画を立案する。



次回、解説します。
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食品会社で勤務しながら、半年間の独学を経て管理栄養士の国家試験に合格。その後、管理栄養士として勤務するために病院へ転職。6年間で3つの病院を経験。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削を行っています。 <取得資格>管理栄養士、栄養教諭、糖尿病療養指導士、病態栄養認定管理栄養士、NST専門療養士
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