2018年02月27日
D公衆栄養マネジメント【問題】
今日は、「公衆栄養マネジメント」について問題を出題します。
a 対象集団にとってのQOLの向上とは何かをアセスメントする。
b 健康問題に影響を及ぼす環境要因を特定する。
c プログラムを実施する組織の能力を事前に検討する。
d 健康問題に影響を及ぼす生活習慣に対する行動目標の達成度を評価する。
a b c d
(1)社会アセスメント 教育/エコロジカルアセスメント 運営・政策アセスメントと介入調整 結果評価
(2)疫学アセスメント 教育/エコロジカルアセスメント 経過(過程)評価 影響評価
(3)社会アセスメント 疫学アセスメント 経過(過程)評価 影響評価
(4)疫学アセスメント 教育/エコロジカルアセスメント 経過(過程)評価 結果評価
(5)社会アセスメント 疫学アセスメント 運営・政策アセスメントと介入調整 影響評価
(1)コミュニティオーガニゼーションは、行政主導で行う。
(2)課題解決型アプローチでは、目的設定は住民が行う。
(3)評価計画は、プログラム終了時に立案する。
(4)長期計画策定は、個々の事業の円滑な運営を目的とする。
(5)計画策定委員会のメンバー構成は、課題に応じて決定する。
(1)面接調査法は、他の調査法に比べて費用がかからない。
(2)留置き調査法は、家族の影響を受けやすい。
(3)郵送調査法は、家族の影響を受けるので意見や態度の把握に向いていない。
(4)電話調査法は、音声のみなので、調査員の影響は受けない。
(5)参与観察法は、観察者が部外者として参観により調査する方法である。
(1)準備(前提)要因ー周囲の人からの支援
(2)準備(前提)要因ー起こした行動の継続への支援
(3)強化要因ー行動を起こす動機
(4)強化要因ー対象者のもつ知識
(5)実現要因ー社会資源入手の可能性
(1)糖尿病有病率の低下
(2)心疾患死亡率の低下
(3)運動習慣を持つ者の割合の増加
(4)特定健康診査受診率の増加
(5)自分の適正体重を維持できる食事量を理解している者の割合の増加
(1)マスコミは、メタボリックシンドロームの概念を普及させる媒体として不適切である。
(2)特定健診・特定保健指導の実施者(医療保険者)は、健診・保健指導業務を民間に委託できる。
(3)食生活改善推進員(ヘルスメイト)は、市町村の非常勤職員である。
(4)市町村保健センターは、地域の特定給食施設の指導をする。
(5)商業的観光施設は、地域の健康増進プログラムの普及に参画できない。
(1)教育講演や個別保健指導への参加状況
(2)適正なエネルギー量の摂取を実施している者の割合の変化
(3)歩行数の変化
(4)肥満者の割合の変化
(5)糖尿病罹患率の変化
(1)実施主体は、都道府県である。
(2)対象は、40〜65歳の医療被保険者である。
(3)情報提供は、特定保健指導対象者のみに行う。
(4)積極的支援対象者には、1〜2か年の支援計画を立てる。
(5)医療保険のレセプトは、アウトカム評価に活用できる。
追加リスクの数 保健指導レベル
(1) 4 − 積極的支援
(2) 3 − 積極的支援
(3) 2 − 積極的支援
(4) 2 − 動機付け支援
(5) 1 − 動機付け支援
次回、解説します。
Q1.a〜dの文は、プリシード・プロシード・モデルの段階を説明している。段階の組合せとして、正しいのはどれか。
a 対象集団にとってのQOLの向上とは何かをアセスメントする。
b 健康問題に影響を及ぼす環境要因を特定する。
c プログラムを実施する組織の能力を事前に検討する。
d 健康問題に影響を及ぼす生活習慣に対する行動目標の達成度を評価する。
a b c d
(1)社会アセスメント 教育/エコロジカルアセスメント 運営・政策アセスメントと介入調整 結果評価
(2)疫学アセスメント 教育/エコロジカルアセスメント 経過(過程)評価 影響評価
(3)社会アセスメント 疫学アセスメント 経過(過程)評価 影響評価
(4)疫学アセスメント 教育/エコロジカルアセスメント 経過(過程)評価 結果評価
(5)社会アセスメント 疫学アセスメント 運営・政策アセスメントと介入調整 影響評価
Q2.公衆栄養プログラムに関する記述である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)コミュニティオーガニゼーションは、行政主導で行う。
(2)課題解決型アプローチでは、目的設定は住民が行う。
(3)評価計画は、プログラム終了時に立案する。
(4)長期計画策定は、個々の事業の円滑な運営を目的とする。
(5)計画策定委員会のメンバー構成は、課題に応じて決定する。
Q3.社会調査法に関する記述である。
正しいのはどれか。2つ選べ。
正しいのはどれか。2つ選べ。
(1)面接調査法は、他の調査法に比べて費用がかからない。
(2)留置き調査法は、家族の影響を受けやすい。
(3)郵送調査法は、家族の影響を受けるので意見や態度の把握に向いていない。
(4)電話調査法は、音声のみなので、調査員の影響は受けない。
(5)参与観察法は、観察者が部外者として参観により調査する方法である。
Q4.プリシード・プロシードモデルにおける教育/エコロジカル・アセスメントの要因とその例の組合せである。
正しいのはどれか。1つ選べ。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)準備(前提)要因ー周囲の人からの支援
(2)準備(前提)要因ー起こした行動の継続への支援
(3)強化要因ー行動を起こす動機
(4)強化要因ー対象者のもつ知識
(5)実現要因ー社会資源入手の可能性
Q5.ある知識集団の肥満者の割合を低下させるという長期目標がある。この場合の短期目標として正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)糖尿病有病率の低下
(2)心疾患死亡率の低下
(3)運動習慣を持つ者の割合の増加
(4)特定健康診査受診率の増加
(5)自分の適正体重を維持できる食事量を理解している者の割合の増加
Q6.公衆栄養プログラムと社会資源の関係に関する記述である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)マスコミは、メタボリックシンドロームの概念を普及させる媒体として不適切である。
(2)特定健診・特定保健指導の実施者(医療保険者)は、健診・保健指導業務を民間に委託できる。
(3)食生活改善推進員(ヘルスメイト)は、市町村の非常勤職員である。
(4)市町村保健センターは、地域の特定給食施設の指導をする。
(5)商業的観光施設は、地域の健康増進プログラムの普及に参画できない。
Q7.T社は、メタボリックシンドロームを有する社員を対象に、食事と運動からなる支援プログラムを6か月実施した。その内容は、教育講演1回、個別保健指導2回であった。経過(過程)評価の指標として、正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)教育講演や個別保健指導への参加状況
(2)適正なエネルギー量の摂取を実施している者の割合の変化
(3)歩行数の変化
(4)肥満者の割合の変化
(5)糖尿病罹患率の変化
Q8.特定健康診査・特定保健指導に関する記述である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)実施主体は、都道府県である。
(2)対象は、40〜65歳の医療被保険者である。
(3)情報提供は、特定保健指導対象者のみに行う。
(4)積極的支援対象者には、1〜2か年の支援計画を立てる。
(5)医療保険のレセプトは、アウトカム評価に活用できる。
Q9.Aさん、45歳、男性。会社員。特定健康診査の結果は、身長166p、体重71s、BMI25.8s/u、腹囲84p、血圧134/82mmHg、血清中性脂肪値163r/dL、血清HDL-コレステロール値43mg/dL、空腹時血糖値98r/dLであった。また、問診により以下のことが明らかになった。服薬なし。食事は早食いである。通勤で30分は歩いているが、特に運動はしていない。飲酒量は毎日ビール中瓶1本。喫煙は20歳から1日20本。生活習慣を変えるつもりはない。
特定保健指導では、最初に、内臓脂肪蓄積のリスクを判定する(ステップ1)。次に、追加リスクをカウントし(ステップ2)、保健指導レベルを決定する。Aさんの追加リスクの数と保健指導レベルの組合せである。
正しいのはどれか。1つ選べ。
特定保健指導では、最初に、内臓脂肪蓄積のリスクを判定する(ステップ1)。次に、追加リスクをカウントし(ステップ2)、保健指導レベルを決定する。Aさんの追加リスクの数と保健指導レベルの組合せである。
正しいのはどれか。1つ選べ。
追加リスクの数 保健指導レベル
(1) 4 − 積極的支援
(2) 3 − 積極的支援
(3) 2 − 積極的支援
(4) 2 − 動機付け支援
(5) 1 − 動機付け支援
次回、解説します。
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