2018年11月19日
国家試験解説「応用栄養学(No.93)」
Q93.幼児期の栄養に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)基礎代謝基準値(kcal/kg体重/日)は、成人より低い。
(2)推定エネルギー必要量は、成長に伴うエネルギー蓄積量を含む。
(3)間食は、幼児の好きなだけ摂取させてよい。
(4)咀しゃく機能は、1歳頃に完成される。
(5)クワシオルコル(kwashiorkor)では、エネルギー摂取量が不足している。
【解説】…正答(2)
(1)誤り。基礎代謝基準値は、1〜2歳が最も高く、加齢とともに低下していく。
(2)正しい。17歳までの推定エネルギー必要量には、成長に伴うエネルギー蓄積量が含まれている。
(3)誤り。間食は1日の総エネルギー摂取量の10〜20%程度の量を目安とし、1日1〜2回とする。
(4)誤り。咀嚼機能は、奥歯が生え揃う2歳6か月〜3歳6か月頃までに完成される。
(5)誤り。エネルギー摂取量が不足しているのは、マラスムスである。
クワシオルコルでは、たんぱく質の欠乏が主体である。
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