2018年11月20日
国家試験解説「応用栄養学(No.94)」
Q94.思春期の女子に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)思春期前に比べ、エストロゲンの分泌量は減少する。
(2)思春期前に比べ、皮下脂肪量は減少する。
(3)貧血の多くは、巨赤芽球性貧血である。
(4)急激な体重減少は、月経異常の原因となる。
(5)神経性やせ症(神経性食欲不振症)の発症頻度は、男子と差はない。
【解説】…正答(4)
(1)誤り。思春期前に比べ、性ホルモンの分泌が増加する。
(2)誤り。思春期前に比べ、皮下脂肪量が増加し、身体の線は丸みを帯びる。
(3)誤り。思春期にみられる貧血の多くは、鉄欠乏性貧血である。
思春期には、急激な成長による鉄の需要が増えるほか、女子では月経が鉄不足の要因となる。
(4)正しい。
(5)誤り。神経性やせ症の発症頻度は、男子に比べ女子が高い。
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