2018年09月20日
国家試験解説「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち(No.34)」
Q34.神経系に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)神経管の閉鎖には、葉酸が必要である。
(2)脳神経は中枢神経系に属する。
(3)中脳は、橋と脊髄の間にある。
(4)体温調整中枢は、延髄にある。
(5)摂食中枢は、視床にある。
【解説】…正答(1)
(1)正しい。葉酸は神経管の閉鎖に必要なビタミンは、母体に葉酸欠乏症があると、
胎児の神経管閉鎖障害のリスクが高まる。
(2)誤り。脳神経と脊髄神経は、末梢神経系に属する。中枢神経系に属するには脳と脊髄である。
(3)誤り。中脳は、間脳と橋の間にある。橋と脊髄の間にあるのは、延髄である。
(4)誤り。体温調整中枢は、視床下部にある。
延髄には、呼吸、心臓、血管運動、発汗など生命維持に欠かせない中枢がある。
(5)誤り。摂食中枢・満腹中枢は、視床下部にある。
視床は、皮膚や嗅覚を除く深部近くの中継所で、
集められた近く情報を分析して大脳皮質の知覚中枢へと伝達する。
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