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2018年05月27日

国家試験解説「給食経営管理論(No.174)」

「臨床栄養学(問題番号115〜142)」の解説を行います。

174.小松菜のおひたしの大量調理に関する記述である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)カット野菜の使用は、下処理の時間が長くなる。
(2)カット野菜の流水洗浄後の計量値は、検収時の計量値より減少する。
(3)ゆで水に対する投入量が多いと、再沸騰までの時間が短くなる。
(4)真空冷却機による冷却後の計量値は、冷却前より増加する。
(5)調味料の重量は、冷却・水切り後の計量値をもとにする。


【解説】…回答(5)
(1)誤り。下処理の手間が削減できるため、下処理の時間は短くなる。
(2)誤り。流水洗浄による付着水のため、検収時の計量値より増加する。
(3)誤り。大量調理では、水の温度上昇が緩慢であるため、温度が降下した場合、
   再沸騰までの時間が長くなる。
(4)誤り。真空冷却器による冷却の際、水分の一部が失われるため、
   冷却後の計量値は、冷却前より減少する。
(5)正しい。調味料の重量は、調味前の食材料の重量に対して調味パーセントによって決める。
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食品会社で勤務しながら、半年間の独学を経て管理栄養士の国家試験に合格。その後、管理栄養士として勤務するために病院へ転職。6年間で3つの病院を経験。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削を行っています。 <取得資格>管理栄養士、栄養教諭、糖尿病療養指導士、病態栄養認定管理栄養士、NST専門療養士
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