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2018年05月26日

国家試験解説「給食経営管理論(No.173)」

「臨床栄養学(問題番号115〜142)」の解説を行います。

173.給食施設の配色・配膳方式の特徴に関する記述である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)中央配膳方式は、パントリー配膳方式(病棟配膳方式)より多くの作業従事者を必要とする。
(2)パントリー配膳方法は、中央配膳方式より利用者とのコミュニケーションがとりやすい。
(3)対面カウンター配膳方式は、料理の温度管理が困難である。
(4)学校における食缶配食方式は、個々の児童の摂取量の把握が容易である。
(5)事業所における弁当配食方式は、適切な温度管理が容易である。


【解説】…回答(2)
(1)誤り。中央配膳方式は、中央のメインテーマ厨房で調理、盛り付けのすべての作業を行い、
   配膳者で喫食者のもとに届ける方式である。
   厨房内においてすべての作業が集約されるため、パントリー配膳方式より作業従事者は少なくてすむ。
(2)正しい。パントリー配膳方式(病棟配膳方式)は、必要な分量の料理を食缶に移し、
   配膳場所に移動して盛り付けを行う配膳方式である。
   利用者とのコミュニケーションはとりやすいが、作業量が増える。
(3)誤り。対面カウンター配膳方式は、喫食者の対面で料理を盛り付けながら手渡す方式である。
   よって、適切な温度管理がしやすい。
(4)誤り。食缶配食方式では、児童・生徒が盛り付け・配膳を行うため、
   個々の児童の提供量および摂取量の把握は困難である。
   そのため、栄養教諭や学校栄養職員が、給食時間に各クラスを巡回し、
   給食の喫食状況を把握する必要がある。
(5)誤り。事業所における弁当配食方式は、料理の温度管理が困難である。
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食品会社で勤務しながら、半年間の独学を経て管理栄養士の国家試験に合格。その後、管理栄養士として勤務するために病院へ転職。6年間で3つの病院を経験。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削を行っています。 <取得資格>管理栄養士、栄養教諭、糖尿病療養指導士、病態栄養認定管理栄養士、NST専門療養士
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