国家試験解説「給食経営管理論（No.166）」: 管理栄養士erinaの”半年の独学で国家試験に合格”～読者が作り上げるブログ～

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2018年05月19日

国家試験解説「給食経営管理論（No.166）」

「臨床栄養学（問題番号115～142）」の解説を行います。

166．事業所給食の経営資源と、その具体的な活用の組合せである。
正しいのはどれか。1つ選べ。
（１）人的資源ー客単価を上げる。
（２）物的資源ー利用者の身体状況を把握する。
（３）資金的資源ー新人調理員に衛生知識を習得させる。
（４）情報資源ー高額な大型機器を配備する。
（５）時間資源ー利用者への対応スピードを上げる。

【解説】…回答（５）
（１）誤り。人的資源は、調理業務に従事する人のことである。
　　　客単価を上げることは、資金的資源に該当する。
（２）誤り。物的資源は、食材料等のことである。
　　　利用者の身体状況を把握することは、情報資源に該当する。
（３）誤り。資金的資源は、食材料費等のことである。
　　　新人調理員に衛生知識を習得させることは経営資源の分類方法によるが、知識や技術資源に該当する。
　　　（大きく分類する際は、人的資源になる）
（４）誤り。情報資源は、利用者の情報、食材料や料理に関する情報のことである。
　　　高額な大型機器を配置することは、経営資源の分類方法によるが、設備資源に該当する。
　　　（大きく分類する際は、物的資源になる）
（５）正しい。時間資源は、スピード、気管、タイミングなどのことである。
　　　仕事の効率化や合理化をすることで、生産性の向上が求められている。