2018年05月04日
国家試験解説「臨床栄養学(No.133)」
「臨床栄養学(問題番号115〜142)」の解説を行います。
【解説】…回答(2)
本患者は、@換算糸球体濾過量(eGFR)70mL/分/1.73u、A微量アルブミン尿がみられることから、
糖尿病腎症第2期(早期腎症期)であるとアセスメントできる。
以下、「糖尿病治療ガイド2016‐2017(日本糖尿病学会編)の食事療法に基づく。
(1)誤り。エネルギー摂取量は、25〜30kcal/kg標準体重/日とする。
(2)正しい。たんぱく質の摂取エネルギー比率は、20%E以下とする。
(3)誤り。炭水化物の摂取エネルギー比率は、糖尿病の食事基準に準じて、50〜60%Eとする。
(4)誤り。カリウム摂取量は、制限しない。
(5)誤り。水分摂取量については、特に制限する必要はない。
浮腫、心不全がある場合などは水分を適宜制限する。
133.62歳、男性。身長170p、体重80s(標準体重63.6s)、管理職(軽労作)。糖尿病腎症と診断された。血圧145/91mmHg、推算子宮体濾過量(eGFR)70mL/1.73平方メートル、血清カリウム値4.5mEq/L。微量アルブミン尿がみられる。この患者の栄養管理に関する記述である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)エネルギー摂取量は、40kcal/kg/標準体重/日とする。
(2)たんぱく質摂取量は、1.2g/s標準体重/日とする。
(3)炭水化物の摂取エネルギー比率は、70%Eとする。
(4)カリウム摂取量は、1,500r/日以下とする。
(5)水分摂取量は、前日の尿量と同量とする。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)エネルギー摂取量は、40kcal/kg/標準体重/日とする。
(2)たんぱく質摂取量は、1.2g/s標準体重/日とする。
(3)炭水化物の摂取エネルギー比率は、70%Eとする。
(4)カリウム摂取量は、1,500r/日以下とする。
(5)水分摂取量は、前日の尿量と同量とする。
【解説】…回答(2)
本患者は、@換算糸球体濾過量(eGFR)70mL/分/1.73u、A微量アルブミン尿がみられることから、
糖尿病腎症第2期(早期腎症期)であるとアセスメントできる。
以下、「糖尿病治療ガイド2016‐2017(日本糖尿病学会編)の食事療法に基づく。
(1)誤り。エネルギー摂取量は、25〜30kcal/kg標準体重/日とする。
(2)正しい。たんぱく質の摂取エネルギー比率は、20%E以下とする。
(3)誤り。炭水化物の摂取エネルギー比率は、糖尿病の食事基準に準じて、50〜60%Eとする。
(4)誤り。カリウム摂取量は、制限しない。
(5)誤り。水分摂取量については、特に制限する必要はない。
浮腫、心不全がある場合などは水分を適宜制限する。
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