アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2018年02月22日

A健康・栄養問題の現状と課題【解説】

今日は、「健康・栄養問題の現状と課題」の問題の解説をします。


Q1.国民栄養調査からみた昭和50年から現在に至る食生活の変遷に関する記述である。
誤っているのはどれか。1つ選べ。

(1)エネルギー摂取量は、減少した。
(2)食塩摂取量は、減少した。
(3)炭水化物エネルギー比率は、減少した。
(4)脂質は、豆類からの摂取割合が増えた。
(5)たんぱく質は、肉類からの摂取割合が増えた。


【解説】…正答(4)
(1)正しい。
(2)正しい。
(3)正しい。
(4)誤り。脂質は、肉類や乳類からの摂取割合が増えた。
(5)正しい。


Q2.食料と環境に関する記述である。
正しいのはどれか。2つ選べ。

(1)食糧自給率向上の取り組みの一つとして、米の消費拡大に関する政策が展開されている。
(2)地産地消の推進により、フードマイレージは上昇する。
(3)食品ロス率とは、食べ残し廃棄量、過剰除去量、賞味期限切れなどで直接廃棄された食品量の合計の
   食品使用量に占める割合である。
(4)食品廃棄物の飼料化を促進する活動を「スローフード」運動という。
(5)フードデザートとは、都心部や地方都市の中心市街地において食料品店が豊富な地域を指す。


【解説】…正答(1)、(3)
(1)正しい。
(2)誤り。地産地消の推進により、フードマイレージは低下する。
(3)正しい。
(4)誤り。スローフード運動は、その土地の伝統的な食文化や食材を見直す運動である。
(5)誤り。フードデザートは、大型の小売り店舗が郊外に展開するなどしたことから、
   都心部・地方都市の中心市街地などにおいて地元食料品・日用品などが撤退した地域を指す。


Q3.フードバランスシート(食料需給表)に関する記述である。
正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)食料需給表は、総務省が作成する。
(2)純食料は、粗食料に歩留りをかけたものである。
(3)1人1日当たりの供給栄養量は、実際に摂取した栄養量と一致する。
(4)わが国で公表している食料自給率は、供給熱量ベースと生産額ベースの2種類である。
(5)わが国の供給熱量総合食料自給率(平成26年)は、64%である。


【解説】…正答(2)
(1)誤り。食料自給表は、農林水産省は国連食糧農業機関(FAO)の手引きに準拠して、毎年度作成する。
(2)正しい。
(3)誤り。1人1日当たりの供給栄養量は、実際に摂取した栄養量と一致しない。
(4)誤り。供給熱量ベースと生産額ベース以外に品目別食料自給率や主食用穀物自給率なども
   公表されている。
(5)誤り。わが国の供給熱量総合食料自給率(平成26年)は、39%である。


Q4.開発途上国の健康・栄養問題の現状に関する記述である。
誤っているのはどれか。1つ選べ。

(1)肥満者数が、増加傾向にある。
(2)栄養不足者数は、アジア・太平洋地域が最も多い。
(3)主な微量栄養素欠乏は、ビタミンA、鉄、ヨウ素である。
(4)5歳未満次の死亡率が、上昇傾向にある。
(5)栄養の二重苦が発生している。


【解説】…正答(4)
(1)正しい。特に都市部で肥満者や慢性疾患患者が増加傾向にある。
(2)正しい。半分以上がアジア・太平洋地域に住み、約4分の1がサハラ砂漠以南のアフリカに住んでいる。
(3)正しい。
(4)誤り。5歳未満児の死亡率は、着実に減少している。
   なお、地域間の栄養状態の比較に用いられる。
(5)正しい。開発途上国・先進国ともに、栄養転換により低栄養と過栄養の問題が混在している。
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7265074
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
ファン
検索
<< 2020年02月 >>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
さんの画像

食品会社で勤務しながら、半年間の独学を経て管理栄養士の国家試験に合格。その後、管理栄養士として勤務するために病院へ転職。6年間で3つの病院を経験。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削を行っています。 <取得資格>管理栄養士、栄養教諭、糖尿病療養指導士、病態栄養認定管理栄養士、NST専門療養士
プロフィール
日別アーカイブ
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。