アフィリエイト広告を利用しています

2021年03月23日

J

昨日の誕生日は居酒屋Qのマスター・ママに加え、常連さんのOさん夫婦(正式には夫婦ではない)と一緒に過ごした。
お店は休みなので、焼き肉屋へ。そしてカラオケ。緊急事態宣言が開けると同時に21時まで、しかもカラオケはどうかと思ったが、いつも接しているメンバーだ。お店もウイルス対策は万全なようなので甘々で考えよう。

かなり飲んだ。
にもかかわらず3時半に目覚めて眠れない。ニンニクを食ったせいか部屋の中は臭い。
新たな歳のスタートにしてはちょっとスマートではなかったか。
居酒屋Qに行き始めたのが去年の8月。半年ちょっとなのにすっかり馴染んだ。しかも誕生祝までしていただけて感謝だ。

自分は多面性を持っていると思う。
仕事では客先とはとても仲良くなる。だが会社内では浮いた存在だ。極力触れたくない人間の一人だろう。居酒屋ではとてもいいおじさんで、誰とでも仲良くなる。ジムでは誰とも話さない。
その場面場面で全く違う人だ。
別に意識しているわけでもない、ただ沢山話すか話さないかだけなのだが。

58歳にもなると自分の性根は変わらないし、また変えようとも思わない。もちろん人に対して何か不快にさせるようなことは改めないといけないが。
あまり人に影響を受ける方ではない。ただ一人、影響を受けた人がいる。
新卒で入った会社で知り合ったJさん、その会社を辞めたあとに誘われて一緒に仕事をすることになるのだが。
彼は僕の3つ上、同じ故郷で同じ大学出身だった。
「〇〇(僕の下の名前を音読みして)なぁ、アホと付きおうたらアホがうつるんやぞ、アホと付きあわんようにせえよ」
アホとは穏やかなコトバではないが、ここで言うアホとは物事の価値判断が稚拙だったり、仕事の能力が低いこと。Jさんとは事業部は違ったが、何か惹かれるモノがお互いあった。
Jさん、Jは30過ぎに事故で亡くなった。僕がJの会社を辞めてからしばらく経ってだ。

そのJの名前が先週出てきた。
あるSNSのグループに入っているが、生まれ故郷に住んでいて出身大学も同じ人と何回かやり取りしている。ある時の話題で、その近くで仕事したことがあるとやり取りをしたら、その人はJと中学の同級生だった。
こんな偶然があるのだ。
Jの話は改めて書きたい。
posted by shigenon at 08:52| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2021年03月22日

58歳の誕生日

とうとう58回目の生誕記念。
昨日も書いたが、2014年12月24日に打ちどころが悪く死んでいたら享年51歳だったのか。
それは今の世では若すぎる死だろう。
ただ受傷後の入院中に思っていたのは、今までの自分は死んだのだという思い。両手両足が満足に動かせず、オムツをしている。希望なんて持っていない。食事も人から口に入れてもらって食べる。
それが生命力・生きようとする人間本来が持っているチカラなのかもしれない。絶望を思うより生きようとするチカラが勝っていた。

昨日の寝る前に昨年の誕生日あたりのブログを見た。
リボトリールを止めたのは誕生日だったのか。昨年の3月上旬だと思っていた。
あの断薬は辛かった。悪夢の連続も今では懐かしい。
それと書いているのが、左肩の筋肉が付かないこと。ジムの筋トレマシンが変わってキツイとも書いている。

今の状況。
昨年の自分が見たら驚くだろう。総じて進歩している。
左肩・腕の筋肉は右と変わらないくらいまで付いている。その右側もその時よりも筋肉は付いている。
確か杖を止めたのが昨年の2月か。もう必要ない。
手の痺れは変わらないか。両肩の疼痛が最近は気になっていない。どうだろうと思って意識して疼痛がまだあると感じる。イメージで言うと、筋肉の鎧の中で痛みが小さくなった感覚。

右足の甲の痺れは強い。
これは鍼治療の時に言わなかったからだろう。いつも鍼後は違った感覚の痺れがある。その痺れが徐々に取れて行って動きが良くなる。だからこんなもんだと思っていた。
正座が出来ないのだ。足の甲に体重をかけるとくすぐったいような痛いような。
右脚下腿に深く打ってもらうようになって、甲の痺れが強くなっていたのだ。それを放置していたからだろうか。何かいい影響を及ぼせば悪い影響を及ぼすこともある。
でも前々回から右足甲の痺れの強さを訴えると、それに対応いただいている。これが不思議なのだ。それほどこれまでと打っている箇所は変わらないのだが、足の甲に効いている感覚がある。

歩行は良くなったのだろう。
もう電車でも不安はない。ただ、迅速に足を運ぶということが弱いようだ。体重が左に傾いた時に素早く左脚で支えることが出来ない時がある。
手術の時の医者のコトバを思い出す。「何度倒れてもいいように首を拡げるのです」と。
それを思い返す度に絶対倒れないぞと誓うのだが。

この1年は劇的に変化した。
来年までの1年はどうだろう。受傷後に何年も経って良くなる。これは症状が変わっている訳ではないかもしれないが、確実に生活の質は上がっている。
自分をたまには誉めてやろう。よく頑張ってます。
posted by shigenon at 08:25| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2021年03月21日

誕生日イブ

金曜日は在宅ワーク最終日。
昨年の時と同じく、時間があるからやりたかった服や押し入れの中身の整理などほとんどやらなかった。
基本的にズボラなのだ。なにか差し迫ったらやる。これは生まれてから変わっていないのかも。
思い起こせば受験勉強なんかもそうだった。この在宅ワークでも、納期のある仕事もギリギリまでやらなかった。

在宅ワーク最終日、最初からサボるつもりだった。午前中に4時間やること終わらせて、久しく行っていない近くのトンカツ屋へ。3センチはある厚みのトンカツ。11時半に行ってビールとともに。
それからゴルフの打ちっぱなしへ。
20球ほど続けて打つと両腕がパンパンになる。最近、両腕の筋肉が付いたと自己満足だったが、筋トレマシンで付く筋肉はそのマシンの動きだけにしか適応しないのだろう。違う動きをしないと活きた筋肉にはならないと痛感する。
夜は居酒屋Qへ。

土曜のジム、ステップマシンを再開しよう。そろそろ昨年並みの体重に戻さなければ。
マスクを付けていることもあるが、3分で止めたくなる。辛い思いまでしてやる必要はない。ただステップマシンで足裏の地面への接地チェックができる。まあ慣れれば5分・10分と続けられるだろう。

鍼でAセンセイに言う。先週の鍼後、左内側に荷重が乗る状態がなくなったこと。右足の甲の痺れは鍼後は良かったが、また戻ったことなど。
この日は多くの鍼を足に打っていただいた。右下腿外側のいつもの場所、打った後にふくらはぎを気にして触っている。「この方向に10センチ打ったので、10センチだったらちょうど突き抜ける位だから・・・」
えっ、突き抜けだけはカンベンだ。一応センセイには突き抜けたら写真撮ってねと強がって言ったが。
後で確認した。その方向に11センチだったらふくらはぎから鍼がコンニチハだった。

この日の鍼は効いた。1日経った今でも鍼が刺さっている感覚の箇所がある。
それと昨日の鍼で左足裏の内側に体重が乗るように再びなった。不思議だがもう素直に受け入れる。
鍼後はKさんと中華料理。結構な量を食べたので、きのうのジムで70キロ切っていたのが、今日は1キロ増えていた。

明日から通勤・9時間会社という生活だ。横になりたくてもベッドはない。
明日は58歳の誕生日だ。居酒屋Qのマスターとママが焼き肉をごちそうしてくれる。その行く予定の焼肉屋にEさんと歩いて行こうとして、遠いからやめて立ち寄ったのが居酒屋Qだ。
誕生日、今はこの本当の誕生日よりも死にかけた受傷日の12月24日が誕生日だと想っているが。
posted by shigenon at 16:27| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2021年03月17日

息子の公園で想う

居酒屋Qはママがオーナーだ。
マスターとの関係はよく解らないが、ママには亭主がいる。その亭主は11年前に急に倒れて、そのまま寝たきりで施設に入っている。
その施設で新型コロナウイルスのクラスターが発生した。3月の始めだ。ママの亭主は病院に入院した。
その亭主が13日の土曜日に亡くなった。ちょうどQの店に入ろうとするときにママと出会った。
「ダメだったの」と。

その日はマスターだけで開店。もともとお客さんは多くない、僕以外は常連のO夫婦が来ただけだったか。20時の閉店前にママと息子二人が店に来た。
なんとも声をかけられない。長い期間、一緒に生活していないとはいえ、こんな別れ方は辛い。コロナウイルスの感染も、誰も恨めやしない。
ご冥福をお祈りします。

今日は昼にウォーキング。
左足裏の内側が地面に付く現象は前回の鍼で消えた。これも不思議だ。何か魔法が解けたように。先週の鍼で左の太もも裏にほぼ初めてだろう、多くの鍼を打った。たぶんセンセイは右足と間違えたのではと思ったが、それは言えない。その後、左脚自体が軽くなっていた。良い感覚なのだ。
だが、先々週の鍼の魔法は解けた。まあ、だからといって問題はない。自分が意識すればいいだけのことだ。

今日、気づいたこと。
座骨神経痛の解消の一つに右足のステップを少し小さくするといいとYouTubeで見た。実践するが、上手くできているのか判断付かない。靴の裏に墨でも塗って歩かないと解らない。
そこで、左足のステップを大きくするように意識した。
左足を大きく出すと言うことは、大臀筋・中臀筋・大腿筋膜張筋を使う感覚がある。踏み出して引く時にそう感じたのだが、合っているだろうか。

杖を止めたのが去年の2月。杖を持っているからか、左の不自由さからか、左足の踏み出しは小さかったように思う。杖を持たないようになって左右同じステップで歩いているつもりだが、左脚の力の弱さは常に感じていた。
右主導の歩き方になるから座骨神経痛になったと仮定すれば、右足のステップを小さくと言う解消法を唱えているのが納得できる。じゃあ、左足のステップを大きくして、色んな筋肉を刺激すればバランスが良くなるのでは?
まあ、しばらく意識して実践してみよう。

今日は暑いくらいだ。息子の公園(よく一緒に行った公園を勝手にそう呼んでいる)まで行ったが、所々桜が開花している。
こういう暖かい日にトレーニングがいいのだ。思い起こせば、昨年の在宅ワーク期間に公園の階段ダッシュをした。それから1年で身体の状態は格段に良くなった。秋に竜王峡が歩けたのだ。それからも良くなっている。
症状固定というコトバを笑ってやろう。医学は進歩していないのではなく、解明されていないのだ。
脳の可塑性・神経の可塑性は間違いなくある。ニューロリハビリは有効なのだ。その実験台にいつでもなってやるし、実際にそう思って実践している。

癌のペット検査みたいに、飲んで神経の働きや繋がりが解る検査はないのかな。それとも解剖すれば神経の繋がりって見て解るのかな。
喜んで解剖されたい。ただし、死んでからね。
posted by shigenon at 14:28| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2021年03月15日

生まれ変わったら

土曜日の鍼。
Aセンセイに言った。先週の鍼で左足裏の内側が地面に付くようになったこと。歩くときに左脚に力が入るようになったこと。それが鍼を打つだけでそうなることがどうしても信じられないこと。
いささか失礼なことだろう。そうなるよう狙って鍼を打っていただいているのだ。ただ、Aセンセイとはそんなことまで話せる間柄ではある。

狙ったとおりの効果を及ぼしたことでセンセイも喜んでくれている。ただ、本音も聞ける。狙ってもうまくいくかどうかは解らない。それはそうだろう。ただ、そう思って打つ。まあ、そんな事は鍼灸学校では教えないですけどね・と。
そう、センセイはただ経絡のツボに打っているだけの鍼ではない。“皮膚の表面を見ていて打って欲しいところが解る”センセイがいつも言っているコトバ。実際に自分が打って欲しいところと一致するから不思議だ。

何度も鍼信者じゃないと否定しているが、鍼信者というよりAセンセイへの信頼なのだろう。
先週はK整形へも薬をもらいに行った。
いつもの「どうですか」。「変わりはないですが、力を意識しないと右足先も左足先も地面に擦れる時がありますね。さっきはこれまでなかった右足が擦れました」。
整形で話すことはないのだ。ただ薬を処方してもらうだけ。たまたま、K整形に向かうときに急いだので右足先が地面に引っかかった。左足はたまにあるが、右足はない。たまたまだ。

Kセンセイには“歩くときに常に意識しないといけない状態は変わらないですよ”と伝えたくて言ったのだが、「これまでになかったことですか?」と聞いてくる。「いや、たまに」と答えると。「あぁ、それじゃあ問題ないです」と返ってきた。
Kセンセイの中では、いや、西洋医学の中では症状固定なのだ。永遠に治らない病気。
何か変わるとすれば、それは悪化。
良くなる・症状が改善されるといった見方をしてはくれないし、そのアドバイスもない。それは仕方ないのだ。

人に依存してリハビリをする人。自分で何とかしたいと考えてリハビリする人。
これは大きな差だろう。ただ仕方ないのが、ほとんどの人が医学的知識を持たない。僕もそうだ。お医者様の言うことが全てになる。医者が仕方ないといったら仕方ないと納得する。
それを信じず何か行動する人はあまりいないだろう。生活ができればそこで満足してしまう。
でも治るか治らないか・良くなるか良くならないかの人無責任に希望を持たせられないのも事実なのだろう。

鍼の帰り際、Aセンセイに言った。
「生まれ変わったら、脳神経外科になってなお且つ鍼灸の資格を取りたいな」
Aセンセイが言う。医者は鍼灸の資格いらないんですよ。打てるんですよ。
えー、そうなんだ。知らなかった。

金曜日は息子の高校入試だった。別に連絡はないが、いつ入試でいつ発表かはネットで調べている。
どこを受けたのだろう。自分が卒業した高校だろうか。それだったら彼の家から近い。実力は出せただろうか。来週発表だ。高校生は大人だ。もう大人になったのだ。

金曜日・土曜日と居酒屋Qで過ごした。悲しいことが土曜日に起こった。それについてはまた次回。
posted by shigenon at 08:38| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2021年03月11日

プラ板の思い出

何度も確認した。
左足裏が内側に体重が乗るようになっていること。月曜の外出、火曜・水曜のウォーキングで。前回書いた鍼の効果。自分でも信じられないのだ。
鍼を打つだけで足の外側の筋が緩んで内側に力が入るのか。整体師の物理的な施術ならなんとなく理解できる。鍼でこうなるのが理解できない。それも数日間継続している。
ふと思い出したのが逆子の治療。退院して2軒目に通っていた鍼灸院のパンフレットで逆子の治療が鍼灸で行われると初めて知った。三陰交・至陰というツボの刺激で逆子が元に戻るという。
調べてみると、血流が良くなってそうなると書いてあるが、その理屈自体も解明されていないようだ。

入院中のリハビリを思い出した。
新人、といっても経験者のPTさんが入ってきた。(会社員の場合は入社だが、病院の場合は何て言うのだろう・入院ではおかしいし、入所でもないし?)
担当PTさんの休日に何度か担当してくれた。その頃は不自由ながらも歩くという動作はできていた。
ある時、厚さ5ミリ・2センチ×3センチくらいのプラスティックの板を削ったモノを持ってきた。これを靴の中のどの部分か忘れたが入れてみたらと言う。
これを入れたら歩きやすくなるかもという提案。
健常な頃、靴の中敷きで腰痛対策という商品があるのは知っていた。そんなもので腰痛なんて治るのかと思っていたのは事実だ。この薄いプラ板で何が変わるのかと思ったが、せっかくなので入れてみる。

何となくだが、歩くことがラクになったことを覚えている。
容易に何でも信じる方ではない。どちらかというと疑り深いタイプなのだ。その時に歩行の何がどう変わったのかは覚えていない。ただ覚えているのは、こんなことで何かが変わるのだということ。
不自由な身体になったから、良くなるという全てを受け入れるようになった自分になったこともある。ちょっとした地面に着く角度によって使う筋肉が変わるのだろう。今ではそれを研究したくてしかたない。
あの時のPTさんはどうしているのだろう。きっと良いセラピストになっているのだろう。

昨日はピリピリする右足の甲と足裏を指圧した。触るだけでピリピリするので振れないようにしていたのだが、何か変わるかと期待して押す。押すとくすぐったいような感覚があるが我慢。
そのせいか足裏・甲がなんかスッキリしている。それよりも右下腿・上腿の感覚が良いように感じている。何でもやってみるものだ。

今日は11時に客先へ。そのあとは会社へ。客先への行き方は色々あるのだが、駅から10分歩く経路を選択した。いつも歩きをチェックしていた仕事の靴で歩きたいから。
posted by shigenon at 08:32| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2021年03月08日

驚いた

やっぱり酒が弱くなったのだろうか。
酒の強い・弱いという話でいえば、弱くない方だろう。“酔っ払う”という状態、これまで多くの人と呑んで色んなパターンを見ている。笑う・泣く・寝る・語る・切れるなど・・・。
“酔っ払う”という状態になる前に酒席が終わることも多かった。
酒が強い→アルコールに耐性があるということなのだろう。周りに追いつくためにガンガン呑んでいた。
酒が強いことは自慢でもなんでもない。ただ、弱いよりはいいかなとは経験上は思う。

それが、弱くなったと感じ始めた。この前書いたように途中の記憶がなかったり。その前からタクシーを降りてからの記憶がないことも書いている。
金曜日、居酒屋Qで過ごして20時の閉店で帰った。おにぎり2個を持ち帰った。家に戻って食べた記憶があるがベッドに行った記憶がない。
土曜は居酒屋Qのママの息子と焼き鳥を食べに行った。そのあとバーへ。タクシーで帰ったのだが、降りてからの記憶がない。
まあ、ちゃんとベッドで寝ているからいいが気をつけないといけない。後悔先に立たずは何度も経験しているのだから。

土曜日にはジムと鍼。左の椀頭骨筋群はだいぶ膨らんだ。目で見ても筋肉が付いたのが解る。
整体師のYouTubeを見てから、身体に物理的な施術をしてもらう方がいいかと思ったりしていた。鍼の効果とは違う可能性が見いだせると考えて。
それもアリなのだが、今回の鍼で改めて自分の考えを超えることがあった。
左脚の内転筋が使えていないだろうと思っていた。それは時計回りにターンするときに左脚が外に振れる。脚の回転はこの前から気になっている大腿筋膜張筋と内転筋。この筋肉を意識し始めて自分の歩行に不足していることがなんとなく見えてきた。

そう思っていたら、Aセンセイが同じ事を言った。それには驚いたが。自分は筋肉名を知っているだけなのに、どこが働いていないとか解るようになったのかと少し自信をもった。プロの患者だ。
Aセンセイはバレィダンサーの患者をよく診ていた。脚の動きについては多くの知見を持たれている。今回、左脚に多くの鍼を打ってもらった。センセイに“何の効果を狙って今回は打ちます?”と聞く。
こんなことを聞くのは大変失礼なことかもしれない。しかし、センセイとはそんな話ができる関係だ。センセイがいつも言う、患者と施術者は選手とコーチの関係。
今回の左脚の狙いは内転筋を動きやすくする。そのために、外側の筋肉を緩める・歩くときの脚の接地が内側になるようにする。
確かに左足の地面への接地は真ん中より外になっているのが気になっていた。歩いているときにどのように接地すればいいのかいつも考えていた。

2時間の鍼が終わって帰り道。
何も考えず自然に歩いてみる。(いつもは1歩1歩、歩き方の何かを考えて歩いているのだ)鍼の効果を確認するためだ。大変失礼だが、打つだけでそうはならないだろう、筋肉は緩んだだろうが。帰ってから左の内転筋を強くするためのトレーニングをYouTubeで調べようと思っていた。
不思議だ。歩き始めると左足裏の接地が内側になっている。
鍼を打つだけでそうなることが理解できない。何か骨格をボキボキ動かしたのであれば解らないでもない。鍼を打って、筋肉が緩むのは理解できる。それだけで矯正できることが信じられないのだ。

また鍼信者になっているか。でも、驚いた。
そのあと居酒屋Qまで歩いたが、左足裏の内側がしっかり地面に接地している。少し意識して踏み込むと内転筋に力が加わるのが解る。

今日は午後から会合。そして懇親会。
20時までだから呑む時間は短い、あおるように呑まないようにしないと。酒は弱くなっているのだ。
posted by shigenon at 08:46| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2021年03月05日

左腕を背中に

今週は何度か会社に出ている。今も。
どうやら緊急事態宣言は延長になるようだ。少しずつ会社で仕事をするクセを付けないと。
家では何も生産性のある仕事はできない。集中力はある方なのだが、何かに迫られないとそれは発揮しない。もともと飽きっぽいのかもしれない。

内転筋や大腿筋膜張筋のストレッチで、これまでになく調子が良く感じた。しかし、その反動はすぐ来た。ぎっくり腰の再発。動けないほど酷くはないが、立ち上がる時に痛い。また、ベッドに寝転がる時にも痛さがある。
YouTubeで習った即効性のあるストレッチをするが、最初の頃のようにすぐに回復しない。その翌日には内転筋がすごく張っている。まるでストレッチで伸ばした反動のように。

まあ動けないことはない。動いていれば痛みも気にならず、それどころかいつも以上快調に歩ける。
ストレッチも思いついた時にやっていたら、身体が慣れたのか痛みは1回きりで、少しずつ筋肉が柔らかくなった気がする。
これまで客観的に自分の身体の状態を見れていたが、今の状態はどうなのか自分でも解らなくなってきた。

今日、朝から客先に向かったが、家を出た瞬間は歩きづらい。
まるでテンポよく歩いている行進の中に入る時に、足ふみのタイミングが合わない子供のように、なんか足の出方がチグハグになるのだ。足が委縮して出し辛いという表現が合っているか。
特に左脚なのだが、そんな時に左手を折って後ろにやり、甲を腰から肩甲骨に向かって上げると左脚の委縮がなくなる。
このようになる理屈を知りたいのだが、誰も判らない。健常な人にやってもらっても、そんな風に左脚がラクにならないとか言う。

ぎっくり腰の対処法に、肩甲骨の動きを良くするというのがあった。YouTubeだ。
それは、右手で左脇の下の後ろ側を掴んで下に押す・左手はその逆・といった動きで、広背筋を下にやるという動き。よく整体では筋肉を下に引っ張るということをするが、これもそれなのだろう。
それによって肩甲骨の動きが良くなるらしい。

受傷して入院中もそうだが、よく言われる“筋肉をはがす”といったことを聞くようになった。
骨に筋肉が癒着するというコトバと同じなのだろうか。
どこかの筋肉を動かすことで、どこかの動きが良くなるということはあるのだろう。
それと同じだと思うのだ、左腕を背中にやって上に上げるというのは。どうだろう、これを読んでいる治療家の方がいたら解説いただけないだろうか。
こういうちょっとした関係がないと思われる箇所の動きで、歩行が良くなるのであれば、それが万人に通じるのであれば素晴らしいことだと思うのだが。

もう金曜日だ。今週は水曜日に居酒屋Qに顔を出した。客先から直帰した際、開店時間の1時間前だったが開けてもらった。
会社を16時半に出ればちょうど17時の開店時間に入れる。そろそろ出よう。
posted by shigenon at 16:23| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2021年03月01日

深化

土日のジム。
左右同じ荷重にしてから左肩・左腕の筋力はかなり強くなった。最初は左右同じように動かしても、左は重く感じて動きは遅れた。それが今では同じように動かせる。
左腕と肩は常に張った感覚がある。
受傷前、ほぼ毎週ゴルフに行っていた頃を思い出す。元々利き腕の右手が太い。それが左腕の方が太くなりつつあった。ゴルフでは左腕を使う。手首を指で廻して計ると太くなっているのが実感できた。
その頃は日曜のゴルフが終わって木曜日くらいまでゴルフで使った筋肉が張っていたと覚えている。

座骨神経痛のYouTubeを見ていて、自分が身体のことについて知っているようで知らないのだと痛感した。受傷前の慢性的な肩こりや首こり。その当時からカイロプラクティックや整体院でプロに施術してもらっていたのだが、張っているところだけの物理的な刺激だけを求めていた。
肩と首さえ強く押してもらうことを求めていた。身体のゆがみとかそんな話は長く来させるための営業臭さしか思っていなかった。骨格の模型を出されただけでイヤになっていた。
あれだけ肩こりなどに苦しんでいたのだ、もう少し身体について知ることに興味を持つべきだったのだろう。

今になって後悔した。受傷してからも自分では色々と調べて実践してきたが、もっと知るべき事もあったかもしれない。まあ、終わったことをクヨクヨ後悔しているわけではないが。
それを鍼のAセンセイに言ったら、いや、それは進化・深化しているんですよと言ってもらった。
今からでも遅くないのだ。
動きが全くもって不自由だった頃、とにかく筋肉を付けようと行動した。これによって土台がしっかりした。筋肉がなければ踏ん張れもしない。

日曜日の英会話。A講師はいつも週末どう過ごした?と聞いてくれる。
金曜の夜は居酒屋。土曜はジム・洗濯・鍼、そして居酒屋。日曜は遅くまで寝てジムと洗濯。
同じ週末の過ごし方。この回答をもうどれくらいしているのだろうか。
たまにゴルフに行ったと言うとすごく喜んでくれる。特に変化を求めてはいないが、それは端から見れば面白みのないことなのだろう。

今週いっぱいで緊急事態宣言は解除される。在宅勤務という名のホリディは終了だ。
もちろん仕事はしているが、制約がない。気ままに過ごせる。やろうと思っていた押し入れの片付けは手つかず。せめて見えるところの整理はやっておこう。どうせこの先も同じような休日を過ごせば時間はあるようでない。
posted by shigenon at 08:18| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2021年02月26日

緩めて、動かす

昨日は在宅勤務。
一応は通常勤務時と同じ時間に起きて用意をするのだが、だんだん用意するペースが落ちてきた。起きてからダラダラしれしまう。
あと1週間で緊急事態宣言も解除される。そろそろ引き締めないといけないか。

YouTubeでさらなる座骨神経痛の治療法を検索した。
色んな治療家の方がアップしてくれている。今では当たり前に思っているが、治療家に身体を任せるだけで治ることなんてない。自分が何かをしなければ良くならないのだ。
症状には原因がある。その原因を知り、その対策はもちろん、理屈を知って自分ができることをしなければいけない。

YouTubeというリアルの治療ではないから、自分でどうすればいいかを詳しく教えてくれる。
座骨神経痛でいえば、腸腰筋・内転筋・大腿筋膜張筋がポイントなようだ。それらをどうやったら緩められるかを教えてくれる。
実際にやってみるが、痛みがずっとあった内転筋がマシになった。
座骨神経痛はどうかといえば、頸随損傷から来ている痺れが元々あるので右脚は痺れた状態だ。少し痺れが弱まった感覚はあるが、痺れはある。
足裏の感覚が少良い。たまにある感覚だ。1段階痺れが弱まっている。

やはり効果があるのだ。
じゃあ、鍼にずっと行っていてあまり変化していない状況をどう考えたらいいのだろう。
鍼を打つだけで筋膜が緩むのは事実だ。1本打つだけでなく、筋肉や神経の流れに沿って打つからだろう。それで症状が改善されることはある。
それと同時に動かすことが大事なのだろう。緩めて動かすというのはふつうに接骨院やカイロでやっている。

物理的に動かして緩めるのと、鍼を打って緩めるのは何の違いがあるのだろう。
それを今度Aセンセイに聞いてみよう。何か鍼ならではのメリットがあるだろう。
ただ言えるのは、緩めた後にストレッチが必要なのだろう。
思い返せば、稼働の悪かった左肩。上と横に伸ばし辛かった。あるときに、鍼を打ってもらった後にAセンセイが思いっきり伸ばした。乱暴なくらいだ。心の中で“そりゃ、無茶やろ”と思ったくらい。
それからなのだ、左肩の稼働が良くなったのは。

左肩の稼働が悪かったのは頸随損傷による神経性のものかと思っていたが、それは違った。左腕は損傷後1ヶ月以上動かなかったからそう思った。
よく見ていた理学療法士さんのサイトの記事を久しぶりに見た時に書いてあったのが、
「これまでは、この麻痺側の手足の筋肉のこわばりは、脳の神経の障害(中枢性神経障害)による症状であると考えられてきました。
しかし、最近の脳科学の研究から、この中枢神経系障害によると思われていた筋肉のこわばりは、筋肉からの感覚フィードバックがないことで、運動神経系の運動制御が混乱して起きていることが分かってきたのです。
そして一番最初の筋肉のこわばりは、その原因は脳卒中の急性期に、あなたが意識を失って寝込んでいる間に、自律神経系が混乱し、麻痺側の足しが継続的に緊張し、血流が阻害されて浮腫んだことが原因だったのです。
ですから、硬くこわばった麻痺側の手足の筋肉に対して、丁寧にマッサージを行うことで、この筋肉のこわばりは解消が可能なのです。」
左腕が動き辛い・・・これは神経性症状。左肩はただ動かしていなかったことによる症状だったのだ。
話がまとまっていないが、緩めて動かすを愚直にやってみよう。それと姿勢。

10時に家を出て会社へ。午後からWEBミーティング。
金曜日だ、居酒屋Qへ行こう、TGIF!
posted by shigenon at 08:45| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
ファン
検索
<< 2024年10月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
shigenonさんの画像
shigenon
2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
プロフィール