アフィリエイト広告を利用しています

2021年11月15日

動作のリセット

土曜日は久しぶりの鍼だった。
2週間の様子、特に2週間前の右下腿への鍼は脚の筋肉が張ったことを伝える。
Aセンセイは「やっぱり、多すぎましたね」と笑って答える。これは全然気にならない。やってみないと解らないことをやってくれているのだ。「他の人にはしませんけどね」とセンセイは続ける。
左脚の足先が下がる状況について話すと、今日は左脚からやりましょうと。

久しぶりに11センチ入った。左脚に。
右脚への深い鍼は痺れているから心地よさを感じる。左脚は痺れていないので、鍼が深く入る度にじわじわと足先・ふくらはぎにビリビリと強く感じる。「硬いから回して入れています」
そんな解説を聞くと多少はゾっとする。この日センセイは饒舌だ。センセイはプロのバレエダンサーのケアもしている。「○○さん(自分)1人で4人分くらいの検証ができます」とも。
いいことなのだ。答えのある治療ではない、臨床を繰り返して良くなる鍼の方法が積み上げられる。

日曜日は久しぶりのゴルフ。向島のコンペ。
筋肉も付いている、充分にクラブは振り切れるはずだ。そろそろ優勝が狙えるかと期待していた。
結果、クラブを振ることへの違和感は少し軽減している。クラブが振れるだけではスコアに繋がらない。いいゴルフをするという現場感を忘れている。集中力だ。フィジカル面ではそれほど心配はなくなった。が、また100を超えるという結果だった。
午前のハーフを終わると左腕の筋肉がパンパンだ。筋トレで筋肉が付いているのにこうなる。これは使う筋肉の違いなのだろうか。筋肉の使い方の違いなのだろうか。
恐らくは両方か。受傷後にやっていた右手で打つという打ち方は全くやっていない。受傷前の打ち方が頭に残っている。そのいい時の普通の打ち方をするにはまだ忘れてしまっている動作があるのだろうか。

今日、会社に来ていつもの如くブラインドを15個上げる。
実はこの動作も最初はうまくできていなかった。細い紐を両手で順繰りに手繰るという作業。
右手・左手を順番に上げながら紐を掴んで引き下げる。この時、手を上げる時に片方の手にぶつかったり、紐が細いので掴んだつもりで掴めなかったり。
今はずいぶん上手になったが、頭ではブラインドを上げるという動作を解っていても、その動作がうまくできないのが不思議だった。そんな筋肉を使う動作でもない。
頚髄の損傷によって、身体を動かす動作がリセットされたのかもしれない。
これと同じようなことがたくさんあったのだろう。日常生活の動作は知らず知らずに出来るようになっているのだ。紙コップを掴む・歯を磨く・蓋を開けるなど。
まだ当たり前にできると思っていることで、実際はできにくいことがあるだろう。

今日は月曜日。ゴルフの筋肉痛は意外にも早く来た。
昨日のゴルフ終了後から腰や腕は張っている。今朝も痛い。スポーツ後の筋肉痛は心地よい痛みなのだ、神経痛に比べて。
posted by shigenon at 08:52| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2021年11月12日

動作を変える変身ポーズ

今日は少しひんやりと感じる程度、寒くない。
家を出て駅に向かう2分ほどの歩行。左脚がうまく運べない。何とか歩こうとすると右脚に力が入る。
たまにある状態だ。
今週、酔っぱらって帰る時はこの状態の酷いくらいだったか。退院後はしばらくこんな歩きだった。
ちょうど去年くらいに書いたのだが、寒さを感じたら震えてそちらに全神経が集中してしまう。そうなれば神経の疎通が弱々しい左脚を動かすことに神経は手が回らない。

でもそんな寒い訳でない。少しひんやりしたと顔が感じたくらいなのだ。
それを脳は寒い⇒危険だぞ!と判断したのか。まあ、それは解らない。去年、覚えているのは家を出てそんな状態で歩いて、駅に降りる前に蕎麦を食べたら駅の通路を歩くときにふつうに戻っていたと書いたこと。
その時は身体が温まったこと、駅の通路に降りて寒くなかったからだと書いた記憶がある。

うまく左脚が動かないのは何でだろう、寒さかなと考えながら階段を降りる。けっこうな段数がある階段。転がり落ちないように気を付けようと思いながら。
実は駅の階段を降りる動作は去年までぎこちながった。ゆっくりしか降りられなかった。脚がうまく運べなかったのだ。これが少し上達したのが、去年コロナ禍で始めた階段ダッシュ。
足の運びというか、腰も含めて階段を降りるという動作に必要な身体の動きを忘れていたと思われる。
今、調子のいい時は駆け降りまで出来ないがテンポよく早足で降りられる。

今日は歩きがそんな状態なのに意外にも何の違和感なく階段を降りられた。
左脚を前に出すことに難があっても、下に降ろすことは難なくできることに驚いた。そして階段後の長い通路。いつも歩きチェックをする通路。
全く駅までの歩きと違う。ちゃんと歩けるのだ。何が起こった?
通路を歩きながら考えるが、階段を降りる動作で使う筋肉によってふつうの状態に戻れたのではないだろうか。

左脚の動きが悪くなることはよくある。悪くなっても歩けないほどではないが、ギッコンバッタンでその歩きが続くと右脚まで何か悪い影響を及ぼしそうだ。
どうやったらそれが解消できるか。それは、その歩く目的まで完了し他のことをやっていると少し変化する。家に着いて座ったり寝たりしたら大体は良くなっている。
しかし歩いている最中に左脚が不自由になると、それはどうやっても変えられなかった。
今日だけのことでいえば、階段を降りる動作がスイッチとなって良くなった。思い返せば去年も蕎麦を食って温まったからではなく、階段を降りたからかもしれない。

まあ、そんなことを毎日考えながら動いている。
左脚の動きが悪くなったとして、階段をいちいち探して降りる訳にはいかない。
仮面ライダーのような変身ポーズでチェンジできないものだろうか。(変身ポーズって古いか)
posted by shigenon at 08:54| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2021年11月11日

脳が喜ぶを考える

よく書いている「脳が喜ぶ」。
一番多いというか全てだが、仕事を終わらし居酒屋に行く金曜日。
会社を出てからの歩きは全く違うのだ。本当に自分の理解の域を超えている。ふつう何か楽しみがある時に人はワクワクする。でもその時に肉体のパフォーマンスがどう変わるかを調べた人は殆どいないだろう。だから自分でも立証できない、でもまぎれもない事実。

しかしふと気づいた。
脳が肉体の動きを指示する。しかしながら、その通りに動かせない。それが今の自分だ。つまり脳➝中枢神経➝末梢神経。その中枢神経が損傷している。
“脳が喜ぶ”状態でない時、もちろん身体をうまく動かそうと努力するが、その通りにはいかない。それはうまく動かない筋肉があるからか。
受傷してすぐ、左腕から先は全く動かなかった。脳は動かそうとしているのだが。

それを考えると何か嬉しい予定があった時に喜ぶのは脳でなくて中枢神経なのだろうか。
もしくは脳内物質。
脳内物質を調べると
「脳内物質には神経伝達物質と脳内ホルモンがあります。シナプスで情報伝達を介在し局所的に作用する物質を神経伝達物質。循環器などにより大局的に作用するものを脳内ホルモンと呼びます。」

脳内物質は身体と精神の両方へ影響を及ぼすようだ。
今日、これを書きながら調べて良かった。脳内物質をコントロールできれば言う事はない。
「脳内物質」で検索すると色々出てくる。理解して損はないだろう。
それより居酒屋行く前の歩行の良さは何の脳内物質なのだろう。
これからも自分は「脳が喜ぶ」という表現を使いたい。
posted by shigenon at 08:35| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2021年11月10日

脳の働きを想う

昨日は平日だが居酒屋Qへ。
やはりだ。会社を出たとたんに歩きは快調そのもの。呑みに行くことで脳が喜んでいる。物理的な龍王峡効果+脳が喜ぶ状態。これは最強だ。
これまでの中で最高の歩く状態。そのまま走れそうだった。
居酒屋Qはキープでなく1杯売りなのでママが作る。また、それが濃い。氷を入れずに焼酎を入れる。そして氷。そうなるとほとんど水が入らない。ほぼロックだ。
また、それを調子に乗って飲みたいだけ呑んでしまう。さすがに昨日は平日なので20時に帰ると決めて呑んだ。

それでもけっこう酔った。酔った勢いなのだろう、腹一杯なのに大盛チャーハンまで注文した。半分は持ち帰り。そんな状態で家まで15分の道のり。
満足に歩けない。左足が言う事を聞かないのだ。右足の勢いで左足を前へ運ぶ感じ。受傷後、初めて歩き始めた時のようだ。居酒屋に行くまでの歩きと全く違う。
酔っているからだ。酔った状態で千鳥足になる人がいるが、まさしくそれだ。千鳥足になっている人はほとんど意識がないのだろうが、意識はしっかりしている。
色々考えながら歩くのだが、足は言う事をきかない。

帰ってシャワーして、少しチャーハンを食べたことは覚えている。
早く帰ろうと思ったのは翌日のこともあるが、何でも鑑定団を見たかったこともある。見たような記憶があるが、全く記憶に残ってない。それくらい酔っていたのだ。
そして今日。
昨日の帰りほどではないが、歩くことに全く不自由はない。
酔ったら歩けないという事象は、脳が麻痺し指令が筋肉を動かす末梢神経に十分伝わらないからなのだ。
いくら酔っていてちゃんと歩こうと思っても、思う脳の部分と筋肉に命令する脳は違う部分なのだろう。

昨日、沖縄に住むAさんからラインが来た。
脳内が危険な状態になったと。言葉が出ない、話ができない、会話が理解できないと。
少しは落ち着いたとは書いてあったが。まだ71歳だ。
今朝、再びラインが来た。忘れているのは言葉、歌詞、英語、野菜、名前だと。Aさんはライブをやるほど歌好きなのだ。
脳内で忘れている・覚えているがはっきり分かれていて面白いとも書いてきた。
また、Aさんは大腸がんで人工肛門にしたことがある。それを元に戻してから排便のコントロールが難しくなっていた。漏れてしまうのだ。それが正常になったと。
人間の脳は複雑だ。

父親の腎臓結石の手術は延期になった。血液検査の結果が良くなかったようだ。
何が悪くて延期になったかは誰も理解していない。父親と毎日電話で話をするが、昨日は膝の痛みが少なくよく歩いたという。動けるからといって歩きまわってはいけないよと言っておく。膝の水を8日に抜いたのが効いているからだろう。また膝に負担がかかると良くない。
だが、動かないと脳の機能も働かなくなるのだろう。
posted by shigenon at 08:38| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2021年11月09日

足首がポイントか

龍王峡後の身体。筋肉痛とか筋肉痛が疼痛に変化するとかはなかった。
右下腿の痺れがどうなるかが一番気になったのだが、これは変化ない。前々回の鍼後の痺れがほぼ消えた状態がどんな感じだったのか思い出せない。その後の再びの痺れ、それ以前より強いのか弱いのかが解らないのだ。
何となく前よりは痺れが少なくなっているとは感じる。龍王峡前と後はそれほど変わらない。

昨日1日の歩きは力強かった。左足の足先が下がる状況も理解できた。足裏が内側に体重がかかった時に足先をうまく上げられないようだ。
これは足首のどこかの神経が働いていないのだろうか。何かの刺激を入れれば回復できそうか。
まだ少しあった左足の着地時のペッタンも少なくなったような気がした。
何が変わったかを思うと足首の柔らかさだ。これが重要なのだろう。元々足首は硬い。

今日は父親が腎臓結石の手術だ。
どういう手術なのかは詳しく聞いていないのだが、体外から衝撃波で石を砕くと思われる。
実家には毎日電話している。昨日は姉の下の娘が沖縄から帰り来てくれていたようだ。母親のスマホからラインで父親の画像を送ってきてくれていた。彼女は実家に来るとよく母親のスマホで両親の画像や動画を送ってきてくれる。

こんな状態の時に両親に寄り添えていない。これが一番辛い。
posted by shigenon at 08:27| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2021年11月08日

龍王峡2021

土曜日の朝から東京を出発。11時半には龍王峡に到着した。
不安はいっぱいだ。去年、歩ききった後の脚はパンパン、腰や首まで張っていた。去年の脚の状態はどうだったろう、痺れは強かったのだろうか。去年のことだが歩いた後のことしか覚えていない。
脚の状態は痺れが強かったはずだ。歩きについては去年の龍王峡の後に常にゴルフ後のように調子がいいと書いた記憶がある。
去年の龍王峡ハイキングが歩きの好転のきっかけだった。

天気は快晴。気温も高かった。
これまで紅葉は10月末くらいと予測して来ていつも紅葉しきっていないことが多かったが、今年はちょうどいい時期だ。
歩いていて、あれ、こんな道だったっけと思った。
記憶が正しいかどうかは自信がないが、板が引いてあったり手すりが付いたりとしている。歩きやすくなっていた。序盤の道だ。
コロナ禍の緊急事態宣言解除で人は多かった。

序盤の上り階段で息が切れた。脚の状態云々よりも息が切れる。
右脚の状態は痺れたままだ。でも動かすことに苦はない。
歩きながら気づいたことは、依然左足の足先が下がること。普段の歩きでも、ほぼ克服したかと思いきや、たまに左足先が下がって地面を擦る。
この状態がどう起こっているかが理解できた。

左脚が後ろになり、次に前に出す時に左足先が下がっている。それも内向きに。
生活で平らな道を歩いている時は、左足の着地だけを気にしていた。踵を着いて足先で蹴る。この意識が習慣として働いてはいるが、脚を運ぶタイミングが早い時に足先が下がっているようだ。
平らな道ではあまり脚を運ぶタイミングが早くなったりしない。龍王峡のような山道だと足場の良い箇所を選んで右足を着地させるるから、歩幅などが変わってタイミングが変わる。
どうやれば左足の先が下がらないかだが、これは解らない。まずどういう時に起きるかがはっきり解っただけでも良かった。

龍王峡から川治温泉までのコース、4分の3を行った所でミスをした。
発電所の辺りで、道を間違えて発電所まで降りてしまった。元の道に戻ったつもりが、そのまま国道に
出てしまった。
かなりの坂道を登ったのだ、引き返すという選択肢はない。そのまま国道を歩いて川治温泉駅に向かった。距離で言うと少しだが、時間で言うと1時間くらいショートカットしてしまった。
なんか中途半端な終わり方だ。

この日は鬼怒川温泉に宿泊。
去年は宿に着いた途端に動けなくなるくらいの疲労感だったが、今年はそうでもない。右脚は痺れてはいるが、それほど強くない。腰や首も張ってはいるが、去年ほどではない。
これは道を間違えてショートカットしてしまったからだろうか。単純に去年と比較できない。
ただ去年の歩数と今年の歩数を調べると1000歩しか変わらない。十分な量を歩いているのだ。
それでも去年より脚が疲れていないのは筋肉が付いたからだろうか。
ケアとして温泉に長湯した。

日曜日は周辺の散歩。もう何年も前には渡ったが吊り橋を渡る。
吊り橋を渡り展望台方面へ。高台の展望台までは階段だ。結構な段数がある。途中で休憩をしないと上がりきれなかった。降りる時に他の人を見ると、途中で休憩している人は少ない。
筋肉は問題ない、心肺能力が低下しているのだろうか。ジムでステップマシンを復活させる必要があるかと思った。

昼くらいの電車で東京へ帰ってきた。家に着くと15時前。
あとはのんびり過ごした。何が変わったのかチェックすると、足首が格段に柔らかくなっている。
龍王峡後の歩き、今朝の出勤では快調だ。脚の痺れもそれほど強くはない。
posted by shigenon at 08:54| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2021年11月05日

ハイキングシューズ

会社に1日出社して過ごすと6000歩強の歩数を歩く。
それは喫煙所が遠いから。在社中は4度喫煙所に行く。昨日書いたように左足の着地の時にペタンとなっているようで、左足を着いた時に少しゴムの音がする。
その音がしないよう、6000歩気を付けて歩いた。
しかしどんな歩き方をしても、左足を着いた時だけ音がする。

靴自体の問題かとも思ったが、右足をペタンと着地をすると同じ音がする。やはり左足の着地がペタンなのか。靴はテニスシューズのように平らな底。
踵を付けてから精いっぱい柔らかく足で地面を舐める。しかし踵を着いて足の親指で蹴るまでの間に音がする。
左足を着地するときの角度だろうか。それとも地面に向かう高さなのだろうか。
左足を意識して少し高い位置から着地すると音が小さくなった。踵が着いてから親指で抜くまでのスピードも関係あるのか。結局6000歩では原因が解らなかった。

今日はトレッキングシューズタイプを履いている。
明日の龍王峡はこれを履こうかなと。最初はジムの上履きに使っているジョギングシューズにしようかと思っていた。その靴が一番履きやすく動きやすい。あとはコインランドリーで洗えばいい。
そう思っていたが、それも面倒くさくなったのでこの靴を選んだ。
トレッキングシューズは底が厚く硬い。どうしてそうなのだろう、何か理由があるのだろう。この靴は受傷直前に買ったのだが、ただデザインだけで買った。どんな靴でも歩きやすさはそれほど気にしなかった頃だ。

多分ソールが硬いから小石などを踏んでも足裏を保護するくらいに思っていた。
それも大事だし、何か他に意味があるかもと思い調べた。
ソールが硬いのは疲れ防止なのだそうだ。柔らかいソールは足が屈曲するので歩きやすい。ジョギングシューズがそう。まさにその屈曲する歩き方は今目指している歩き方だ。だが、その動作は足に疲労がたまるという。

確かにそうだ。昨日まで履いていたペタンコにの靴は、地面の接地は感じられるが踵の高さがないので地面を舐める感覚はいいのだが、忠実にそれを繰り返すと脚が疲れていた。
ここ数日の足の張りはそれが原因かもしれない。昨日は左足をかなり意識したので、夜中に左脚が痙攣した。神経損傷者は筋肉痛が麻痺や疼痛や痙攣となってでることがある。
今日の靴を履いて踵着地で地面を舐めて親指で蹴るという一連の動作はやりにい。ソールが厚いので地面に接地している感覚が無い。

トレッキングシューズタイプであって、トレッキングシューズではない。ローカットなのだ。今調べたらハイキングシューズのようだ。
龍王峡にはちょうどいい。去年はゴルフシューズで歩いた。
今日はこの靴に慣れよう。明日は本番、去年の龍王峡ハイキングから歩き方が良くなったのだ。今年も何か変わることを期待。
posted by shigenon at 08:30| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2021年11月04日

謎の獣に怯える

週中に祝日があるとラクだ。ましてやいい天気だと。
火曜は居酒屋Q。月曜日に歩きは調子良かったのだが、火曜日は良くなかった。でも案の定、呑みに行く足取りは軽やかだ。また歩きながらマスクの下で笑ってしまった。脳が喜ぶ。
この「歩き」、ここ最近は左足の着地と蹴りで評価している。受傷して長い間、左足がペタンと着いていた。これを克服できたのはこの1年くらいか。ほぼペタンは無くなったと思っていた。

それは踵着地の母指球で蹴るということを意識したから。
でも、足の調子が悪い時…それは両足なのだが、着地時に左足ペタンは起きる。底がペタンコの靴を常時履くようになって気になりだした。
ジョギングシューズのような踵があるタイプは歩きを助ける。靴の機能がこの身体になってからよく解るようになった。これまではデザインや色でしか選んでいなかった。

右脚の痺れは少しある。前々回の鍼でほぼ消え、前回のふくらはぎ50本の鍼でまた痺れを感じるようになった。ただ、その前よりは少し少ないか。
歩いていて右下腿の痺れは気にならない。脚を動かすエンジンは上腿で、下腿は機械的に反応するだけだ。
ペタンとならないように歩く練習をかなりしたのだ。まずは分析。左脚をおろす時にどこかが我慢できずに早く地面に着こうとするのか、足首が弱い可動なので踵だけで着地できないのか。
その両方だった。
そういうチェックポイントを持っているから、左足ペタンの状態になると“歩きが悪くなった”という評価になり、原因と対策を考える。

昨日、洗濯をしようとしたら洗濯機の横のすき間に動物の糞がある。
まただ。実は梅雨前もそうだったのだ。謎の獣。糞で判別すると猫ではない。糞を片付けたのは2回。それ以降は洗濯機を壁に付け、空いた空間には空き缶を置いた。
それでしばらくは来なかった。
晴れ渡った気持ちの良い日、糞の片付けをした。そして洗濯機のすき間には非常時のはしごを置いた。これですき間には入れないはずだ。

その時に洗濯機を動かした。水道と洗濯機を繋いでいるホースの位置がずれたとたんに水が漏れ始めた。
水道蛇口にネジで止めるタイプだ。後で調べたがニップルというらしい。
外してドライバーで付け直す。余計に水漏れがする。もうゴムパッキンが硬化しているのだ。
良かった、前の洗濯機のホースをそのまま取り付けていたので、今の洗濯機に付いていた新しいニップルがあった。
そういう作業をしていたらもう何もやる気がなくなった。ビールを呑むくらいだ。

火曜日に父親は腎臓の病院へ行った。来週、石を取るらしい。
母親と話しただけなので、どうやって石を取るのかは理解していない。簡単な治療であればいいのだが。
毎日電話をしているが、前のように認知症のような症状はないようで安心。
さあ、今日と明日をこなせば休日。この土曜日には再び龍王峡ハイキングにチャレンジだ。
posted by shigenon at 08:47| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2021年11月02日

自己肯定感を味方にする

昨日はタバコロードの往復もしっかりだった。
前はこんな状態の時に“走れる”と思ったのだろう。しかし今日は状態が変わった。
最近は2時とかでなく4時過ぎに目が覚める。5時50分のアラームだ、中途半端すぎる。それでも1時間弱を再び寝るのだが、今日目覚めた時に右脚の痺れが強かった。
太ももから下腿、足裏までが強い痺れ。3週間前までの痺れの強さか、しばらく痺れがなかったから程度が解らない。

かといって歩けないわけではない。歩く動作は痺れを気にしなければ何ともない。
痺れ以外に肩の疼痛や腕も痺れている。気圧だろうか。(今、調べると関東地方は気圧の谷らしい)
まあ、何をどうしようもないのだ、ただ、このまま痺れが緩和するかと思ったがそういう訳ではないという事実を突きつけられた。
痺れている太ももや下腿をマッサージする。気持ちよく感じて少しでも痺れが緩和するポイントを知っておかないと。前脛骨筋を押すと足裏の痺れがマシに感じる。下腿全体はモモ裏か。
そんなことをしていたが、やはり大元の神経からの信号に拠るものなのだと改めて思った。

昨日も実家に電話した。
父親と話したが元気だ。やはりかかりつけ医が言うように、痛さとかで脳がパニックになって痴呆のような症状になったのだろうか。そういう症例を見てきた人だからこそ言えることなのだろう。
脳の働きについては思い付きで何度も書いているが、やはり脳の状態で身体の働きが決まることは興味深い。
これまでも書いたよう、脳を騙せれば身体の働きもコントロールできるかもしれない。

東洋経済オンラインのメルマガを配信してもらっているが、その中の記事で「うまくいっている人がしている自己肯定感を味方にするレッスン」という本が紹介されていた。
https://toyokeizai.net/articles/-/463505
勝手にリンクを貼っていいのかどうかだが。
つまり自分が喜ぶ環境を作っていくということなのだろう、すなわちそれは脳が喜ぶこと。
脳が喜ぶ状態にしたからと言って痺れが緩和されるのかどうかは解らないが、動きは軽やかになることは実証済みだ。これは居酒屋に行く日の帰り道だ。今日もだが。
痛みや痺れがあっても“何とか元通りになる”と思うポジティブな気持ちが改善させていることも実証済みだ。

父親は今日、腎臓の病院に行く。腎臓結石が早く無くなり、普通に生活できますように。
posted by shigenon at 09:09| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2021年11月01日

急遽実家へB

金曜日の午前中に注文していた4点杖と立ち上がり用のバーが届いた。
立ち上がりバーは床から立ち上がるために購入したが、今の段階では床の位置になることはない。軽くて持ち運びが便利なのでベッドの横に置いて方向転換用に使う。

その4点杖の上下のバーを両手で掴んで上手に歩けるようになった。
この歩き方がいいのかどうかは判らないが、一人で歩くにはこのやり方しかなかった。普通の杖では危なっかしい。ただ後ろを付いて行かないと危ない。
天気も良いので外に連れて行った。家の裏に公園がある。そこから父親が作っている畑が全貌できる。畑が父親にとって毎日のやりがいだったのだ。
シートをかぶせているホウレン草に水をやれとかという指示に従う。

昨日の痴呆の時の記憶があるのかと聞くが、全く覚えていないようだ。
昼から再びケアマネが来てくれた。
介護の契約だ。同時に入浴介助の人も来てくれた。驚いた。若くて美人でスレンダーな女性なのだ。
ちょっぴり父親が羨ましくなった。
父親はお風呂好きだ。湯船に何十分も入る。残念ながら湯船には疲れる状態ではないので、バケツを2つ用意して、身体を洗ってもらっている時に足湯ができるようお願いした。

入浴介助が終わり、皆がいなくなったらまた昨日のような状態にならないかと心配した。
新聞は隅々まで読む人だったのだが、手にするものの読んでいない。
ケアマネが言っていたが、口を動かさないと嚥下障害などが起きやすいという。口の筋肉が劣るようだ。もともと歌が好きだった。民謡のサークルに入っていた。
だがそのサークルが解散したようで、そこから歌は歌わなくなったと母が言う。これまでは誰もいないリビングでカセットに合わせて練習していたのだ。
カセットを手の届く範囲に持ってくるが興味はないようだ。

金曜日は安定していた。
ただ一つ難がある。便がでないのだ。尿管を繋いでいるから小の心配はない。トイレに入るという習慣が無くなったことも影響しているのだろう。何度かトイレに座ってみたが出ない。
木曜日からは整腸剤を飲むようにした。

どうしても母親にキツい言葉をいってしまう。
一生懸命やってくれている。ただ何かが抜ける。それは仕方ないのだ、母親も83歳なのだ。
例えば父親が飲む薬。内科や整形外科で多くの薬がある。それを朝飲む薬、夜飲む薬と一つの袋に分けているのだが、朝・昼・晩と飲む薬を別にしていて朝に飲ませるのを忘れているとか。
キツく怒ってしまう自分に腹が立つ。一生懸命に父親のことを想っているのは同じなのだ。
金曜の夜に母親の肩を揉んで上げた。せめて自分ができることだ。

土曜日。
様子が安定していたらこの日に東京に戻ろうと決めていた。
父親はちゃんと意識もしっかりしているし、歩くことも何とかできる。この日も公園まで行った。調子よく歩けると動きが早くなる。歩けると思うのだろう。出来ると思っても気を付けないといけないのだ。これに関しては自分の方が経験ある。
畑を見渡せる公園で畑の作業を母親に指示していた。はいはい、監督さんと言いながらやる。

昼に姉の亭主が駅まで送ってくれるために来てくれた。
もう父親は車の運転を諦めなければいけない。今年、免許を再更新したのだが。
次に腎臓の病院には姉の亭主が連れて行ってくれる。病院に伝えるべきことを紙に書いていることを告げる。後ろ髪を引かれる思いなのは確かだ。だが、できることはした、後は父親の回復力だ。
帰りの新幹線でビールとハイボール。東京に着いて家に荷物を置いて居酒屋Qへ。20時過ぎには家に帰った。色んな事があった、21時には疲れてベッドに入った。

日曜日、家事や掃除機を終わらせジムへ。
ジムから帰って実家に電話をする。母親が出た。変わりないどころか、調子が良く歩くスピードが速くなったという。父親に代わってもらい釘を刺す。速いことがいいのでなく、ゆっくり安全に歩行をすることと。
とりあえずは一安心だ。

自分の身体の状態。脚の痺れは緩まっている。足先の感覚が先週よりはいいようだ。
posted by shigenon at 13:17| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
ファン
検索
<< 2024年10月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
shigenonさんの画像
shigenon
2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
プロフィール