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2021年12月09日

呑み〜実家〜呑み

先週末から色々あった。まず何から書こうか。
金曜日、一緒にやっているSNSのグループの管理人と合った。管理人、グループの人、管理人の友達たちと新宿で呑んだ。相変わらず新宿の地下は苦手だ。たぶん地上を歩いた方が近いのだろうが、間違いなく迷う。
目的地に向かいながら、ちゃんと呑んだ後に戻れるのかを心配する。それは呑んだ後の自分の足。

15時に待ち合わせ、22時半まで呑みっぱなしだった。
初めて顔を合わす人たちばかりなのだが、それは問題ない。居酒屋で隣り合わせた知らない人と話すことはよくある。酒はコミュニケーション能力を高める。
オーストラリア人が来たのでこれまでの英会話の成果を発揮しようとしたら、彼の日本語の方が達者だった。
帰りの地下道、何とか歩いていた。少し左脚の不自由さは出ていた。酔っていると脳は他の機能を働かせるために新しいシナプスを十分に働かせるまでには至らないのだろうか。

土曜日から実家に帰省。火曜日が大阪で打ち合わせのため月曜日を休んだ。
実家の駅に着く。いつもは父親が車で迎えに来てくれていたのだ。実家を離れて40年ずっとこの駅に着くと必ず言った時間より早く待ってくれていた。タクシーで家へ。
父親はこたつに座っていた。様子はいつも電話で聞いていたが、この前よりも元気そうだ。前は床に座ると立ち上がることが困難だった。
ちゃんと立ち上がれるとこたつを支えに立ち上がる。そして何も持たずに歩く。右足の膝は曲がったままだ。体重がかかると痛いらしい。

実家で3日過ごす。母親も変わらず元気だ。ただ心配になったのは、さっき言ったことなどを忘れるのだ。元々人の言っていることを聞いていないとかあったのだが、ちょっと不安になる。元気に目の前のやることはてきぱきとこなしているのだが。
実家では一緒に買い物に行ったり、父親が具合悪くなった時に借りた車いすを社協に返しに行ったりした。何もなくても10歩くらいは連続で歩けるのだ。
まだ車の運転ができると思っているようなので、それだけはキツく言った。右膝が曲がっているのだ。
車のキーは自分の部屋に隠してきた。

火曜日の打ち合わせは12時半くらいに終わり、いつものように同僚のMさんと昼飯。その時には当然ビールを呑む。去年突然酒をやめたMさんだ。
いつも同じくらいの量を呑んでいた人だ。呑む気持ちは解ってくれている。当の本人はノンアルコールビールだ。15時過ぎまで一緒にいて別れる。
その後も大阪で予定があった。SNSで知り合った友達と一緒に呑むのだ。

いわゆるオフ会だ。金曜もそうだった。
女性2人と合う。それぞれプロフィールに顔画像がある。下心などない。ということにしておこう。共通点は酒というSNSだ。出会いを目的としたSNSではない。共通の話題の中で意気投合して友達になる。合う前にメッセージや通話で少しは話しているが、実際に合うということはそれほどないと思う。東京と大阪だ。話の中で大阪に来ることがあったら呑みましょうね的なことから、あっ7日大阪出張だで一緒に呑むことになった。

待ち合わせの居酒屋は酒も料理も美味しかった。
途中、一人は帰った。子供のPTAの会合だという。彼女もお酒が好きなのだろうが残念ながら最初に1杯呑んだだけだ。
もう一人とは河岸を変えてもう1軒。あっという間に20時前になった。
東京の家にその日中に着くにはリミットだ。後ろ髪を引かれる思いで店を出た。
心配だったのはちゃんと歩けるのか。駅までは彼女と一緒だ。そうなればいいカッコで歩かないといけない。不思議とモデルのように歩いたと思う。一人だったら左脚を引きずったかもしれない。これも脳の働きなのか。金曜の居酒屋に行く時の健脚のようなものか。
あまり覚えていないが新幹線を降りてから乗り換えの歩きも全く問題なかった。家に着くと23時半。

右脚の下腿の痺れは無いことはない。ただ弱い状態で安定している。
じゃあ坐骨神経痛がマシになったのかといえばそうでもないようだ。坐骨神経からくるお尻やハムは押せば痛みがある。少しは緩和されているが。じゃあ下腿の痺れは坐骨神経によるものではなかったのか。それが判らない。
ベッドから出ると一瞬感じる寒さで左腕が動かなくなる。前に手を組んだような状態で左腕が身体から離れない。去年はこれほどになってはいない。肩の力で腕を上げることはできるが、肘から先は動かすことが困難。腕が曲がった状態。これは屈筋が固まっているのか、伸筋が働いていないのか。
寒さを感じても左脚は動くようになっている。これはまだ寒さが弱いからだろうか。

今日は木曜。早く帰ってジムに行こう。
左腕の固まる状態、筋トレで解消しようという自分。痛ければそれを我慢して鍛える的な発想は間違っているのだ。父親は痛い膝を我慢しながら歩いて余計に悪くなった。
判ってはいるのだが、筋肉を刺激することで神経の働きが変わることは経験済みだ。
posted by shigenon at 09:05| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2021年12月03日

新しいシナプス

金曜日、今日は約束があり新宿で呑む予定。
不安なことがある。新宿なのだ、人が多い。それと複雑な地下道。
かつて新宿で何度か呑んだが、自分の乗る地下鉄までたどり着くのにずいぶん時間がかかった。それは馴染みがあまりないこともある。健常な時から基本、呑むのは這ってでも帰れるところと決めている。
いい気持ちで帰ってすぐに寝るというパターンが好きなのだ。
長年そうやってきたから帰りに電車に乗るということさえ辛い。

いつも金曜日は居酒屋Qで過ごしている。ましてや月曜日に一緒にふぐを食いに行った。土曜から出張を絡めて実家に帰る予定なので顔を出そう。
いつもは自転車。そうだ、歩いて行こう。呑んで歩いて帰ることで金曜日の練習になる。呑んで約15分の歩行。
これまでも何度か歩いて帰っている。金曜日は直接会社の帰りにQに行くから歩いて帰る。
ただ一人じゃない。たいていはEと一緒に帰る。彼は身体が不自由なことを知っているので腕を掴んでくれる。それはそれで歩く邪魔になるのだが。

これまでのQで呑んだ帰りの歩行。
ここでも何度か書いたように、金曜日に会社を出てQに向かう時は脚が軽やか。いったいどうしたのかという位。脳が喜んでいると書いた。その時は右下腿に強い痺れがある時。
いざQで呑んで帰る時、その軽やかな歩行は見る影もない。喜んだ脳も酔っているのだ。
そういえば痺れが弱くなった先週の金曜日も歩いて帰った。この時はどうだったろう、先週のことを忘れている時点で酔っているのだ。

身体が物理的に変わった状態。痺れも少なく足首も柔らかい。
これで酔った状態で検証しながら歩く。酔った状態と言っても意識はしっかりしている。健常な時とそれほど変わらない、意識は。ただ、身体をコントロールする機能が弱くなっている。
いつもより1杯少なく店を出る。木曜なのだ。

スムーズに脚が出ない。日中は何も考えなくてもスイスイ脚が出たではないか。もちろん行く時も。
やはり酔いは身体の機能を緩慢にする。
それに加えて仮説だが。
持って生まれた神経系統であればちゃんと動くのであろうが、寸断されて新しく形成されたシナプス、命令系統だ。
これまでの命令系統だと命令するまでもなく動くのだろう。長い経験による学習のようなものか。
リハビリにより動かせるようになったところは新たに形成されたシナプスと思う。
それは新入りなのだ。いくら脳が命令したところで働こうとしないのだろうか。

まあそんなことを考えながら何とか歩いて帰った。
多少のギクシャク感はあっても人に迷惑をかけずに歩ける。少し新宿への勇気がついた。
今朝、起きたらリビングの窓を開けっぱなしだったので寒かった。
寒いと左腕は身体にくっついたまま動こうとしない。左腕は受傷後40日ピクリとも動かなかった方だ。
やはり酔いだけでなく、寒いから震える方に脳の命令がいっているので新しいシナプスの左腕は動かないのだろうかと思ったりした。
posted by shigenon at 09:19| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2021年12月02日

なんでだろう

普通に歩いている。
これまでずっと今の1歩はどうだったとか考えながら歩いた。そして次の1歩を踏み出す。
それが何も考えなくてもほぼ普通に歩いている。
右下腿に痺れはもちろんある。左脚もたまに足先が下がる。
だが考える前にスイスイ足が出ている。ただしスピードは速くない。かといって遅くもない。

これまで何度か書いたけど、1歩1歩今の歩きはどうだったかと考えて歩くということをやっているのは信じられないかもしれない。
でも本当なのだ。それを繰り返していたら、どこか頭の隅で歩きのチェックをしている。
痺れが弱くなったからだろうか。右足裏の感覚が少しはあるようになった。足首周りは完全に痺れていた状態から、少し弱い痺れになった程度。でもそれは右脚のことであって、左脚は関係ない。
これだけで歩くことが無意識にできるようになるのだろうか。
これまで「歩く」ということに向き合ってきた自分としては、いささか拍子抜けする感もある。

今朝、人通りの少ないタバコロードでやってみたかったことをした。
スマホの漫画を読みながら歩く。
ながら歩き。決して推奨できることではないけど、意識が別の所にありながら自然に足が出せるかの検証。
脳が別な事に働いてもどれだけ歩くという指令に影響されずに歩けるかを知ることが、ちゃんと歩けるようになった後にやるべきことなのだ。

でも何が良くなってこうなったのだろう。
毎日3時頃に一度目覚めるが、それを考えていたら眠れなくなった。
この良くなる前にやったこと。足裏への鍼。ふくらはぎへの鍼。鍼だけなのだろうか。
龍王峡。龍王峡の神が良くしてくれたのだろうか。入院中にもう一度龍王峡を歩きたいと願っていた。
昨日の夜は足首の裏の筋肉がすごく柔らかくなっていた。揉むと気持ちいい。これまでは揉んでも気持ちいいのだが、その気持ちいい所までたどり着かなかった。

夜中、トイレに立つとふくらはぎが引っ張られるような軽い痛みがある。
これはこれまでなかったこと。痺れが軽くなったのはふくらはぎが大きく関係しているように思うが、よく解らない。足首が柔らかいから良くなったのか、良くなったから足首が柔らかいのか。
一番末梢である足裏や足先への鍼の刺激が改善の原因だとすれば、末梢神経への刺激が大元の神経へ影響を及ぼしたことになる。

とにかくこの状態に安堵することなく改善を考えないといけない。
posted by shigenon at 10:14| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2021年12月01日

タバコによる痺れ

右下腿の痺れは少なくなったまま。
ただタバコを吸いに喫煙所に行った帰り道に痺れを感じる。そうなのだ、この感覚。強く感じるのはしばらくの間だけ。
喫煙所からタバコを吸って帰る時に右脚の痺れが強く感じたのは前のオフィスの頃。タバコは血流を悪くする。それが判っていて吸っている。退院してタバコを復活して感じたタバコの害。

いつの間にかタバコを吸って痺れを感じていた以上の痺れが慢性化していた。だからタバコを吸っても痺れに変化はなかった。元々の頚髄損傷による痺れに加えて坐骨神経痛による痺れが加わったと理解していた。今思い返すとかなりの強さの痺れだった。
この状態が少なくとも3年以上だった。

それが緩和した。と言っても実感がない。
症状が強くなる・弱くなるの繰り返しだ。それを感じるのはその時。そのまま強くなっても慣れてしまう。痛みや痺れが続いたとしても、それを深刻に痛い!痺れる!を思わないようにする思考が出来上がっている。いちいち痛さや痺れを気にしないよう脳を躾たのだ。そうしないと気になって日常生活は送れない。完全に痺れや痛みが無くなったらそうではないのだろうが。

未だに痺れが弱くなったということがよく実感できていない。
タバコを吸うと痺れが強くなるから、ふだんは痺れが弱くなっているだろうという感覚。もう一つが寝ている時に痺れを感じていないこと。右を下にして横向きで寝ることが多いのだが、その時に確実に痺れていたことを思い出す。
タバコで痺れが強くなって感慨深く思っているのはおかしな話だが。

坐骨神経痛が改善されて、元々の頚髄損傷による痺れだけになったのだろうか。
それにしては坐骨神経痛が長すぎないかとも思うのだ。じゃあ頚髄損傷による症状は何も変わっていないのかと思うと、それも悲しい。
まあ悲観的な事ばかりではない。先に書いたように痛みや痺れを思わないようにできる脳になった。
それと動作が良くなった。生活に関わるあらゆる動作。
これが弱い痺れだけが続いている状態だったらどうだろう。その痺れを無くすことだけを思ったかもしれない。

頚髄損傷をして思ったこと。
それは起こってしまったことはどうしようもない。それを悔やんだりしているヒマがあったら、違うことをやれよという事だ。
posted by shigenon at 09:10| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2021年11月30日

リベンジ消費

昨日はふぐ。久しぶりにふぐを食べた。
チェーン展開している店なのだが、早く着いたので待っていると、「寒くなったのでお鍋が美味しい季節ですよね」と店員に話しかけられた。
なんて愛想のいい娘だと思ったら、名札に「親子でやっています、次女」と書いてある。
聞くとフランチャイズだという。このチェーンがフランチャイズをやっているのは初めて知った。
フランチャイズだから材料などは本部からなのだろうが、美味しかった。
変える時は店主が挨拶に出てきてタクシーも止めてくれる。こういった気持ちが嬉しい。

ふぐの前にメガネを取りに行った。実は先週メガネを買っていた。
メガネは中1からかけている。初めてだ、丸みを帯びたフレームは。ついでに度入りサングラスも買った。家には日曜日に買ったフライトジャケットも玄関に届いていた。CWU−45。
リベンジ消費というコトバ、コロナ禍でショッピングできなかった反動。まさにそうかも。
メガネはそうだけど、ジャケットはこの前トップガンをテレビで見て欲しくなった。

同じジャケットを持っていた。もしかしたら家のハンガーのどこかにあるかもしれない。買ったのはグレーだが、持っていたのは黒。もう27年前か。捨てたかな。
広島にいる時に、当時毎日一緒に飲んでいたY君と岩国の米軍基地の前のミリタリーショップで買った。
彼はグレー、僕は黒。それを着てほぼ毎日広島の繁華街、流川に行っていた。
同じ服の色違い。しかも毎日ウロウロ。目立っていた。

身体の調子。歩きは快調。右下腿の痺れは弱くなったまま。
左脚も快調だが、気になるのは左ふくらはぎの中の方がブチッと筋線維が切れた感覚。気のせいだろうか。左脚への長い鍼でキュッと感じた箇所。
今朝は布団から出て寒さを感じた。その時に左腕と左脚があまり動かない。左腕は胸に手を当てた状態から動かそうとしても戻ってしまう。左脚はいつものギッコンバッタン。

布団の中では何ともない。左は麻痺側だ。
ふだんは調子よく動いていても、元々の麻痺側は寒さを感じるとこうなってしまうのだろう。
部屋が暖まるまでそんな状態だった。
昨日の朝の方が寒かったのだが、昨日は何ともなかった。寒さをどう感じたらそうなるのかは研究しておかないといけない。

まだ火曜日。昨日は早く帰ったとはいえ、週初めから外呑みしたら1週間が長く感じる。
今日はステーキを焼肉のタレに漬け込んでいる。日曜に3枚パックを買って、2枚をヨーグルトドリンクに漬けて柔らかくして食べた。正直、美味しくなかった。
タレに漬け込んだら美味しくなるかどうかは疑問だが。
posted by shigenon at 08:36| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2021年11月29日

改善報告

金曜日はいつもの如く居酒屋Qへ。土曜日もだ。
Qで食べ過ぎている。金曜は締めで焼きそばを、土曜は湯豆腐の後にうどん。
土曜のジムでは1キロ増、日曜のジムでも1キロ増と2日で2キロ増だ。去年の夏ごろは68キロ、年末年始で70キロになった体重は元に戻ることなく今年も終わろうとしている。
一時的に増えてもだいたい1キロくらいで、1週間で70.5キロに戻るのだが、72.5キロは危険水域だ。

脚の調子がいいまま土曜のジム、鍼。
Aセンセイにすごく改善されたことを伝えた。センセイとしては何か特殊な事をしたっけ的な顔だった。
そうなのだ、その時々の状態に対して鍼を打ってくれている。もちろん良くなる・改善することを狙っての鍼なのだが、劇的に改善したと言われると“えっ、何かしたっけ”になるものだ。
センセイとしてはいつも改善するよう当たり前の鍼を打ってくれているのだ。
どの部分がどんな状態とかを足を指して説明する。
どこに打ったからどうなったという事は言いづらい。1本の鍼が決定的に効果を表すことな稀だ。
鍼治療は複合的な治療なのだ。

やはり足裏の鍼だったのだろうか。いや、鍼はその箇所だけで何か変わるという事はない。将棋みたいなものだ。先に布石を打って打つ。将棋は詳しくないがそうなのだろう。
筋骨は繋がっている。アナトミートレイン。足首と足裏は密接なのだろう。
右脚が調子よいと左脚も調子いい。不思議なのだが。左右連動、これはある。

土曜は左脚にも10本くらいの鍼。左足首が右より硬いのだ。
次はそれへの取り組み。まずは畑を耕す。
かなり深く入る鍼。12.5センチの鍼を打つ時には、突き出ていないか反対側をセンセイが触っているのが気になった。11センチ入っているのだろうか。
どんどん深く入る度にふくらはぎから足先に刺激が伝わるのが解る。強いピリッ感ではない、じわじわと。キュッと筋肉が締まるような感覚もおきる。
右脚は痺れているから気持ちいい。左脚は痺れていないので少しおっかなさがあるのは事実。
右脚はいつものように足首・足裏への鍼。

日曜日のジムは最近さぼっていたが早く起きたのでジムへ。
居酒屋Qで呑んで帰ると21時前。帰るとすぐに寝てしまうので早く目覚める。休日の夜の過ごし方を考えないといけないとは思う。呑んだら眠くなるのは仕方ないのだが。
ジム後は英会話。相変わらずダラダラとした日曜日だ。
鍼後、またふくらはぎが張っている感覚がある。足裏の痺れは少なくなったまま。この調子が続いてくれるといいのだが。
今日は居酒屋QとEさんの誕生会でふぐを食べに行く。
posted by shigenon at 09:04| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2021年11月26日

畑を耕す

昨日は展示会視察して直帰。
展示会場を1時間歩きっぱなしで脚の疲労感はマックスだった。
水曜日あたりから右足裏と右足首の痺れが少なくて、感覚がある。感覚があると書くわけは、これまで感覚は殆どなかったのだ。表現は悪いが、足首が付いているか付いていないかも見ないと解らない状態。
この1時間歩いたことで再び痺れが強くなるだろうか。痺れが強くなることへの心配ではない、実験なのだ。良い状態でも使ってすぐダメになるのなら、ぬか喜びだ。

帰ってソファに座ってしばらくボーっとしていた。
会社でも家でも座っている時に右足を上に足を組むクセがある。良くないことなのだ、が、痺れが強い時に足を組んでいるとラクなのだ。
右足の足裏や横を軽くマッサージする。ちょっと驚いたのがふにゃふにゃなくらいに柔らかい。
こんなに柔らかい状態になったのは初めてだ。実は先日湯船に浸かった時に同じようにマッサージをした。その時も柔らかくなったと思ったのだが、それ以上に柔らかい。

右脚全体の不具合は、上腿は押せば痛い箇所が日替わり。内転筋の先が痛くなったり根元だったり。モモ裏やモモサイドはだいたい同じ箇所。それぞれ押して痛い時もあれば痛くない時もある。
下腿は脛の左右、ふくらはぎなど色々。足首周りはどこを押しても痛みがある。
痛みと言っても神経痛なのでイタ気持ちいいような感覚。

柔らかくなったのは足裏周辺だけではなかった。足首周り、くるぶしから20センチ位上が柔らかい。
柔らかくて感覚がある。痛みはこれまでと同じ。ただ柔らかくなっているので、押すとイタ気持ちいい感覚が鋭く感じる。
そのイタ気持ちいい感覚の箇所を押していいのかどうかは解らない。ふつう、肩こりの時は押す。
少しでも気持ちいい感覚があるのであれば、それは身体にとってプラスなことだと思う。

これまで痺れが強くて押しても気持ちいい感覚には至らなかった。それが柔らかくなったのでレスポンスがいい。
一通り揉んで刺激を入れる。揉むのはキリがない。イタ気持ちいい状態はいくら揉んでも一緒なのだ。これが神経の疾患による神経痛なのだろう。ふつうの肩こりなら少し変化がある。
もう一つ気になったのは、足裏が温かい。温かいというより熱いかもしれない。痺れがあるので少し温かく感じるくらいだが。
残念なことに手も痺れているので微妙な温度は触っても感じ取れない。左足を右足に添えると温かさを感じる。
今朝の歩行、右足裏の感覚ヨシ。

先週の足裏への鍼の効果なのだろうか。いや、でもそれしかないのだ。
Aセンセイが良く言うことがあって「悪いところは荒れた畑なんですよ。その畑を耕して、耕して植えるイメージですね」と。鍼は1回で効く効かないという話をしていた時のコトバ。
足裏を揉んでいてそのコトバが浮かんだ。
荒れた畑は耕されたのだろうか。
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2021年11月25日

歩くスピード

最近気になっていた。歩く速度が遅くなっている。
速度はほとんど気にしていなかったし、自分は普通より早く歩いていると思っていた。実際に杖をついている時でもそうだった。健常時の慣れたスピードで歩くから左足がペタンとつくのかもと書いたこともある。

昨日、地下鉄のストレート通路で中年女性に抜かれた。
昨日書いたが、ラットプルダウンで中年女性が自分と同じ荷重を使っていることを見て、少しショックを受けていたこともある。追いつこうと歩みを早めるが追いつかない。
最近の中年女性はパワフルなのかと思ったがそうではない。
1歩1歩考えながら歩く癖をつけている。それで知らない間に歩くスピードが遅くなったのか。
昨日の帰り、それを意識するとみんなのスピードより遅いことを確信した。

遅くてもいいのだ。自分は受傷者だ。安全に歩くことが一番。
それは解っていても何か悔しい。でもどこかアンバランスな歩行で早いよりも、キレイな姿で歩くこととの方がいいと自分で慰める。
正しい歩行はクセになった。あとはその波が来ない身体。でもそれは神経のことだから何とも言えない。
調子がよく、じゃあ歩行を早めてキレイに歩けたとしても、調子が悪くなった時に早い歩行がクセになっていると修正しにくいだろう。

神経の障害の波。それだけはコントロールできない。
良くなったと何度書いて、悪くなったと何度書いたことだろう。
ただ右下腿の状態が今までの中で一番痺れが緩和されている。前の強い痺れの時はどんな状態だったのだろうか。確か横になって左足先で右足親指の付け根から踵までを押すと強い痺れがあった。これをやってみるが軽い痺れしかない。
それは横になっている時。横になっていると痺れを感じない状態になった。ただ立って歩いている時も足裏の痺れが緩和されたと感じる。

前は痺れで足裏に地面を感じることはなかった。
昨日は足裏にゴロゴロ感を感じる。靴下の足裏に碁石の石が5つくらいあって踏んでいるような感覚。
中枢神経損傷者はそうなるようだ。ブログの先輩、mimoさんも書いていた。退院後はそれを感じていた。
それを感じなくなる強い痺れは坐骨神経痛によるものだと思われる。
強い痺れが消えたのは坐骨神経痛が緩和されたからか。そして本来の中枢神経損傷の痺れだけになったと解釈すればいいのだろうか。
坐骨神経痛が緩和された状態がいつまで続くかは解らない。
まあ良くなった時は良くなったと記しておこう。まだお尻は押したら痛みがある。治ってはいない。

火曜日のラットプルダウンで昨日の午後位から腕が筋肉痛だ。
これまで使っていた筋肉と違う筋肉を使ったのだろうか、あるいは同じ筋肉でも違う使い方。
今月のゴルフの時に腕がパンパンになった。それに近い部分が張っている。
ラットプルダウンを続けてゴルフ筋力のアップになれば嬉しいのだが。
posted by shigenon at 08:39| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2021年11月24日

ラットプルダウン

週中に祝日があるのは嬉しいことだ。ただ火曜日でなく水曜日や木曜日であればもっといいが。
昨日は服の入れ替え。今日から最低気温が10度以下になる。ヒートテックの出番だ。
寒さを感じると脚が動かなくなる・震えだすととまらなくなる。
少しのひんやり感だけでも左脚の動きが悪くなる。それはふくらはぎを伸ばすことで解決しているが、それも上体が震えていたらどうなのか解らない。

寒さで震えだした時、その震えを止める神経が働きにくくなっているようだ。
ふつうは寒くて震えだしてもコーヒーカップを持っていると震えを我慢する機能が働く。それがそのようにならない。大きく手が震え中身をこぼす。
そして震えていると脚がうまく運べない。ロボットのような動きになる。
筋肉が付いている付いていないなど関係ない状況だ。

いつも寒くなったら調子が悪くなった。ただ昨年の冬はそうでもなかったように覚えている。
この身体への寒さへの備えに慣れたのだろうか。
左手首の冷感を感じる部分、ここが冬になると一層冷たく感じていた。そのためサポーターは手放せなかった。しかし昨年はそんなに冷感も強くはならなかった。未だ皮膚に違和感はあるのだが。

昨日はジムで久しぶりにラットプルダウンを使った。
ジムのマシンが変わったのが昨年の2月か。ラットプルダウンは2台あったが1台撤去された。いつも使っていた方だ。それからフロントプルダウンが入ったので背中に引き下げるラットプルダウンは使っていなかった。
前は色んな筋トレマシン、左の力が弱かったので右に比べて5キロ減らして使っていた。それを同じ荷重にしたのは1年くらい前か。それによって左腕の筋肉が付いてきた。
最初は左だけ遅れた。引き下げるのも前へ出すのも。それが今はほぼ同じように動かせる。

ラットプルダウンを使う。これは左右別の荷重にはできない。
34キロを下げようとする。2回で無理。健常な時は39キロを下げていたのだが。
29キロで10回がやっとか。思った通りだ、下げる時に左が下げ辛い。圧倒的に右が強いのでナナメになる。他のマシンは左右同じ荷重にしたことで左腕や肩は鍛えられた。しかし使っていない筋肉は鍛えられていないのだ。このマシンでいえば左の広背筋なのだろうか。
肩当たりの筋肉の可動もこのマシンを動かす動きに耐えられていないようだ。

そのあと女性が使っていたが、29キロそのままでやっていた。
29キロがキツかった。もう一度24キロにして使う。これなら12回×2セットはできそうだ。まずは慣れるまでこの荷重でやってみよう。
posted by shigenon at 09:03| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2021年11月22日

気力

金曜日は居酒屋Q。
いつもの濃い焼酎を呑み過ぎて土曜は軽く頭が痛かった。とはいえ10時にはジムに行く。
ジムを終えて鍼。木曜位から右脚の痺れが軽い。寝る時に横になると痺れを感じないのだ。痺れていないのではないが、痺れが弱くなったからだろうか。3回前の鍼後もこんな状態だったのだ。

なぜ良くなったのか。これまでと3回前で違うのはふくらはぎに鍼を打ってもらうようになってから。
それが良くなった原因なのだろうか。ただ50本打ってもらうと逆効果だった。
どこに鍼を打ったからどうなるなんては解らないのだ。そんな話をAセンセイも言う。本音だと思う。
もちろん、ただやみくもに打っている訳ではない。こう打ったらこうなればいいな的なモノなのだろう。
鍼で逆子が戻るというような決まった効果を出せることなど少ないのだ。

今回は足裏に多く打ってもらう。何だか自分は解らないが、いつもと足裏の状態が違うらしい。
それは当たっているのだ。実は木がカーブした足裏踏みをジムの最後にするのだが、先週から足裏の強い痺れの箇所が変わっていた。
いつもは土踏まずに強い痺れがありそこに凸を当てていたのだが、土踏まずの痺れは緩和され踵が痺れるようになっていた。何か足裏の状態が変わったなと思っていた矢先だ。

土曜の鍼後はまた痺れが強くなるかと心配したが、弱いままで調子いい。太ももの押して痛い箇所も沈黙している。
日曜日は1歩も外に出なかった。鍼翌日のジムが辛くなってきた。これは気力がないのか活力がないのか。恐らく両方か。土曜のジムの疲れが日曜に取れなくなったのだ。
それでも鍼後に動かして刺激を入れようという気力があったのだが。

今日は雨。明日は祝日。
客先から直帰だが、新しい眼鏡を買いに行こうかと考えている。
posted by shigenon at 09:24| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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