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2021年11月25日

歩くスピード

最近気になっていた。歩く速度が遅くなっている。
速度はほとんど気にしていなかったし、自分は普通より早く歩いていると思っていた。実際に杖をついている時でもそうだった。健常時の慣れたスピードで歩くから左足がペタンとつくのかもと書いたこともある。

昨日、地下鉄のストレート通路で中年女性に抜かれた。
昨日書いたが、ラットプルダウンで中年女性が自分と同じ荷重を使っていることを見て、少しショックを受けていたこともある。追いつこうと歩みを早めるが追いつかない。
最近の中年女性はパワフルなのかと思ったがそうではない。
1歩1歩考えながら歩く癖をつけている。それで知らない間に歩くスピードが遅くなったのか。
昨日の帰り、それを意識するとみんなのスピードより遅いことを確信した。

遅くてもいいのだ。自分は受傷者だ。安全に歩くことが一番。
それは解っていても何か悔しい。でもどこかアンバランスな歩行で早いよりも、キレイな姿で歩くこととの方がいいと自分で慰める。
正しい歩行はクセになった。あとはその波が来ない身体。でもそれは神経のことだから何とも言えない。
調子がよく、じゃあ歩行を早めてキレイに歩けたとしても、調子が悪くなった時に早い歩行がクセになっていると修正しにくいだろう。

神経の障害の波。それだけはコントロールできない。
良くなったと何度書いて、悪くなったと何度書いたことだろう。
ただ右下腿の状態が今までの中で一番痺れが緩和されている。前の強い痺れの時はどんな状態だったのだろうか。確か横になって左足先で右足親指の付け根から踵までを押すと強い痺れがあった。これをやってみるが軽い痺れしかない。
それは横になっている時。横になっていると痺れを感じない状態になった。ただ立って歩いている時も足裏の痺れが緩和されたと感じる。

前は痺れで足裏に地面を感じることはなかった。
昨日は足裏にゴロゴロ感を感じる。靴下の足裏に碁石の石が5つくらいあって踏んでいるような感覚。
中枢神経損傷者はそうなるようだ。ブログの先輩、mimoさんも書いていた。退院後はそれを感じていた。
それを感じなくなる強い痺れは坐骨神経痛によるものだと思われる。
強い痺れが消えたのは坐骨神経痛が緩和されたからか。そして本来の中枢神経損傷の痺れだけになったと解釈すればいいのだろうか。
坐骨神経痛が緩和された状態がいつまで続くかは解らない。
まあ良くなった時は良くなったと記しておこう。まだお尻は押したら痛みがある。治ってはいない。

火曜日のラットプルダウンで昨日の午後位から腕が筋肉痛だ。
これまで使っていた筋肉と違う筋肉を使ったのだろうか、あるいは同じ筋肉でも違う使い方。
今月のゴルフの時に腕がパンパンになった。それに近い部分が張っている。
ラットプルダウンを続けてゴルフ筋力のアップになれば嬉しいのだが。
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posted by shigenon at 08:39| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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