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2023年09月15日

気持ち良い感覚

結局パワーガンを購入した。
ジムでの体験機はSIXPAD製だったが、実際にはMYTREX社のものを買った。ほぼ変わらないスペックと思われ、クーポン割引など加味すると3000円くらい安かったので。
13日に届いた。注文して翌日到着。13日は呑んで帰ってからさっそく使ってみる。
SIXPADの体験機とパワーは変わらない。振動もMAX1分間3000というのも同じ。
治療器はどうしても痛いところに当ててしまう。その使用法でも効果のある痛みもあるが、筋膜リリースが目的だ。

父親が気に入って使っている。父親も悪いところは何かすれば良くなると考えるタイプだ。ただ心配なのは‘痛くすれば良くなる’という考えを捨てきれているからだ。痛ければそれを我慢して何かしようとしてしまう。痛さがあってもそれが乗り越える試練かのように考えてしまうのだ。
膝関節痛が悪化したのもそれだ。痛いからそれを乗り越えようと歩き続けた。かなり悪化してからも痛いのを我慢して歩こうとした。結果、悪化を促進したのかもしれない。
父親の膝関節痛に効果を発揮する使い方はあるのだろうか。
軟骨がすり減って痛みがあり、もう脚は大きく曲がってしまっている。まともに歩いていないから筋肉もほとんど無くなっている。
筋肉が殆どないから筋膜リリースという考え方は当てはまらないのだろう。気持ち良いように使いなよと言って気に入っていることを思えば、振動の刺激が気持ち良いのかもしれない。

母親が猫背で背中が張っている。母親の肩甲骨にも当ててやった。
この純粋な筋肉の張りには気持ちが良い振動だ。ただ張った筋肉をほぐすには、その張った箇所だけでなく筋膜の流れに沿って振動刺激を与えないといけないとは思うが。
自分も含めてこういった治療器の類が好きなのだ。そしてすぐに飽きて使わなくなる。それは血のなせる業か。思い返せば子供のころから色んな治療器が家にあったのだ。

自分の治療にも役立てないといけない。
昨日はジムでフットローラーをけっこう強めに使った。強めというのは押し当てる力。押せば痛みはあるが気になるほどではないモモ裏やモモ横を強く押し当てる。
強く押し当てれば痛みを感じる。その痛みを感じる部分をローラーの物理力で押しつぶすイメージ。こうやって書き記しながら反省する。ほんと、今気づいた。それはまるでウチの父親がやってしまったことと同じだ。わざわざ痛いことをやっている。
しかし下腿はそうやると完全に柔らかくなり、そのあと気持ちが良くはなっていた。だがモモ裏はなかなか柔らかくならない。それどころか少し痛みが強くなる。
そのフットローラーのケアをパワーガンでやった。

その他には腕、三角筋、広背筋、腸腰筋などに振動刺激。
ふだん刺激が入らない箇所はとても気持ち良く感じる。何度も書いているよう気持ちいいことが良いことなのだろう。
気持ちよさも2通りあるのだなと感じた。それは恐らく自分の場合だけかもしれないが。
モモ裏への強い物理的刺激。これはやっている時に気持ちが良いのだ。そこには元々神経痛がある。その気持ち良さは元々の神経痛をさらに強くした感覚。神経痛自体のイタ気持ち良いという感覚と純粋に気持ち良いという感覚の端境は難しい。パンパンに張った肩を強く押してもらったイタ気持ち良さに似てる。
神経痛のない箇所に刺激が入ると神経が刺激され心地よい感覚になる。元々神経痛のない箇所が外的な緩やかな刺激で感覚を持つということが本当の気持ち良いことなのだろう。これはふつうに凝った肩を揉んでもらった時に感じる神経の気持ち良い感覚。

中枢神経損傷者の神経痛は色々だ、ピリピリとした痺れもあれば温感が異常となった痛みもある。
自分に限って言えば強いピリピリした痛みは三角筋。いつも脚について書いているが、脚はそれほど痛さとしての神経痛ではない。痺れがあって、押せばピリピリと感じる。
そのピリピリも痛さというよりは気持ちが良い痛み。凝った肩を押した時に感じる神経の心地良い痛みと何が違うのかというと同じようなの感じ方なのだ。
だから勘違いをしてしまう。痺れているところに刺激を加えてピリピリした痛みを求める。ピリピリはしているが痛くない、その痛みは良くなる痛みだという受傷前の脳の感覚がある。神経痛のは壊れた中枢神経の発する誤信号。

本当の気持ちの良い神経の感覚は、神経痛が出ていないところにしか感じないのかもしれない。
ただ一つ神経痛があっても気持ちよく感じることがある。それは背中にストレッチポールを置いて両手を伸ばして手首を回す。もう一つが両足を開脚して足首を回す。両腕も脚も痺れという神経痛がある。
しかし、その動作をすると痺れがほとんど消える。その動作の時だけだが。
神経痛のある箇所は違う神経の感覚になることが気持ち良いことなのだろう。
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2023年09月11日

筋膜リリース

金曜日は自転車で最寄り駅まで行き家の近くの居酒屋へ。
通勤は往路と復路で変えている。往路は最寄り駅までバス→電車2本、復路は電車1本→大きな駅→バス。復路は往路と同じ経路で帰るとバス時間待ちが45分もある。最寄り駅で45分の時間は潰しようがない。それで復路は大きな駅からバスなのだが、それも40分のバス待ちがある。それでも大きな駅は呑むところが多いので1本バスを遅らせて1時間30分ほど呑んで帰る。
家の近くの居酒屋に行くのに最寄り駅で45分待つのは辛い、かといってタクシーで1000円かけるのももったいない。そこで自転車通勤。もちろん呑んだ後は自転車にはまたがらない、転んで顔をケガした教訓で。

家の近くの居酒屋は通好みの酒の品ぞろえ。料理も美味しい。ふだん呑んでいる大衆居酒屋の約3倍の支払いになるが。
いつものようにカウンターに座ると「失われた時を求めて」という焼酎が目の前にあった。
‘失われた時’というコトバは自分の中でも引っかかるコトバ。
その40度の焼酎を呑むことにした。
受傷してもうすぐ9年。その間、健常であれば違う時を過ごしただろう。そんなことを思うことをタブーとしていた。それはそうなのだ、起こってしまったことは変わらない。実際ほとんど思ったことはない。元々の自分の性格だと、何か終わったことをああでもないこうでもないと考えるタイプだったのだが。

意外と前向きな自分に驚いた。それは受傷してからそうなったのだろう。
起こってしまったことは仕方ないと思うようになった。失ったものを思っても仕方ない、この先これ以上大切なものを失わないようにすることと何か自分に有用なものを手に入れる方が良い。
リハビリの意味が「復権」ということを知ったことも大きい。コトバに影響されるタイプだ。復権するためには何でもやってみようと。
この9年間は決して時を失ってはいない、逆に得てばかりの歳月だった。

そう思いながら‘失われた時を求めて’を2杯呑んで、近くのバーに顔を出すことにした。家に自転車を置いて徒歩5分。
何の目的があるわけでない、このようなことができるようになった自分は時を失っていないのだと思いながら。ただの酒呑みの河岸替えなのだが。
バーではハイボールを呑んで1時間ほどを過ごして帰った。この日常を過ごせることの幸せを入院中はずっと思っていたので、ある意味復権した行動なのかもしれない。

ジムにシックスパッドのパワーガンが並べてあった。身体に押し当てると振動する器具。
顔に当てているPOPなので気にもしなかったが、右足首のピリピリしているところに当ててみると、これが気持ちいい。振動の質がいいのだろうか、内面に効く感覚がある。
この商品を調べていて忘れていたワードを思い出した。筋膜リリース。
言葉では知っていたが具体的にどうやるのか、どう効果が表れるのかが分かっていなかった。鍼のセンセイに教えてもらったアナトミートレイン、筋膜は全身に繋がっている。
パワーガンの振動で筋膜のリリースが容易になるのだろうか。大腿四頭筋に当てたり前脛骨筋に当てたりする。気持ちがいい、気持ちがいいことは何か身体に変化を与えるものだ。

伸ばす、曲げるなどの動きで筋膜はリリースされるようだ。それに加えてローラーなどの刺激。
考えたらストレッチポールを使ったり、脚を伸ばして足首をグルグル回したりといつも行っているのだ。特に脚を伸ばして足首回しをやり始めてから調子はいい。
それに加えてパワーブレードやフットローラーについては最近よく書いている通り。筋膜リリースのやり方を学習はしていないが、自然とそこに行きついていた。身体が欲しがる通りの結果。
ただパワーガンは手軽だし気持ちいいし欲しくなったが、これ以上器具を増やしてもどうだろうと思い悩む。

週3労働のゆとり勤務。今日はどこに行こう。
復権できたことは楽しみ、復権できていないことは自分が解決していくしかない。
posted by shigenon at 14:34| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年09月08日

モチベーション

木曜日はジム。淡々と決めた筋トレマシンをこなす。もうジムでの一番の楽しみがフットローラーになってしまっている。
何か身体の機能の進化を意識してマシンを動かすといったことになっていない。まさに淡々とルーティンワーク。中にはイヤイヤ動かすマシンもある。レッグプレスは疲れるので座っても動かすまでためらいがある。やはり体力が落ちたのだろうか。
ジムが変わって今の環境に悪い意味で慣れてきたこともあるか。前の東京のコナミよりは人は多いがお年寄りばかりなのだ。コナミも自分より年上が多かったがいつも来ている人たちはフリーウェイトの人で、それを見ていると自分も鍛えないとという気持ちになった。土日にはスタジオに並ぶお気に入りの女性もいたので気分的にも良かった。
それぞれの人がそれぞれ目的を持ってジムに来ていた。その空気感は感じられ自分のモチベーションも上がった。
今のジムはお年寄りが健康のために集っている。

それに加えて新たな身体の悩みが起きていないこともある。
かといって筋肉の維持はしないといけないと思っているから筋トレを継続しているという状態。これでは疲れるだけになるのは当たり前だろう。義務感。
‘元通り’への道を強く思っていたらそうはならないと反省する。じゃあ今の身体の状態、時々気になる箇所はあるが悪くもない状態に満足しているのかといったらそうではない。
筋トレは自分の目的が明確でその手段として実行していることなのだ、まわりなんて関係ない。
そう言い切ってしまいたいが強いようで弱い人間だ。

考えつくことは色々やった。多くが良い変化として現れた。
それはそうなのだろう、3年前は杖を持っていないと不安な身体だったのだ。良い変化が現れればモチベーションもアップする。
痛いとか痺れるとかの改善もあるが、生活そのもの、QOLが向上することも大きな目標だった。
しかし前にも書いたが身体の状態を評価する生活そのものがこの4月から変わった。今の生活環境は悪かった時に生活していないから良くなったかどうかも判断する基準がない。良くなったと実感することがあって脳は喜び次へのステップを思うのかもしれない。
まあ、そんなことを言っても、いや書いても仕方ないか。今の生活は始まっているのだ。
決して強い人間ではない、こうやって書くことで自分を奮い立たしているのでお許しを。
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2023年09月06日

阪神タイガース

阪神が好調だ。なんか自分が関西に戻ってきたのを祝ってくれるかのように。勝手なことを書いている。
それほど野球が好きでもない。小学生の時にみんな野球をやった時代、運動神経のなさで諦めた。ふつうは学校や近隣でチームがあったりするが、ウチらはなかった。スポーツ少年団でサッカーをやったが、これもセンスがなかった。走るのも遅かった。
運動音痴だったのだ。しかも3月下旬生まれなので同学年との差があったのかもしれない。
ただ高校になり運動神経は格段に良くなった。これまでとは比べ物にならないほど運動偏差値は上位になった。

そんな子供時代だ、野球に興味はないがどの球団を応援といえば阪神タイガース。父親はテレビで欠かさず応援していることもある。ただ広島に住んでいる時は少し広島ファンになった。野球に対しての思いはそんなもんだ。
関西を離れ他の地域に住むと‘関西人’という見られ方になる。イコール阪神ファンという見られ方になり、少しづつ阪神を応援するようにもなった。

家で阪神戦を見ていて勝つたびにイバちゃんを思い出してしまう。
今年の1月に急逝した年上の友人だ。大の阪神ファンだった。もし生きていたら今の阪神の状況を大喜びしているだろうし、家も近くなったので頻繁に呑みの誘いがあっただろうと。
「イバちゃんの話」 https://fanblogs.jp/shigenon/archive/1152/0?1693961217
最後に一緒に吞んだのは大阪だった。あれはもう10年以上前になるだろうか。阪神が勝ち進む度にイバちゃんのことを思い出してギュッと胸が締め付けられる。
イバちゃんが死んだから阪神が頑張ったのだと勝手なことを思うようにしよう。
posted by shigenon at 10:18| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年09月04日

体力か

昨日はゴルフ。もともとは8月20日の猛暑日の不甲斐ないゴルフのリベンジ。どちらも会社のゴルフ部の集まり。
事前に週間予報を見ていると日が近づくにつれてどんどん最高気温が更新される。予報は35℃になっていた。
どうしようかとも思ったが朝晩は涼しいし太陽の光も弱まっている、それに申し込んで急なキャンセルは嫌われる。ゴルフ場の天気予報だけを見ると33℃だから前ほどではないだろう。
なんせ前回の高温による腕などの動きが止まった身体への変化をもう一度検証したいし、夏ゴルフを散々やってきた身として日差しや高温に本当に耐えられなくなったのかを確かめたかった。

スタートからショットは冴えない。温度とかの問題以前、球の置く位置やスウィングといった基本的なゴルフ技術の問題だ。言い訳としては、悪いゴルフをした後はそれを引きずる。前回の乱れたゴルフを引きずっている。そう、ゴルフはメンタルがとても重要なのだ。
昼からは予想通り35℃になった。前回ほどの高温で意識が朦朧とするほどではないが、やはり身体に変化が起きる。
同じだ、左腕がうまく反応しない。ちゃんと考えて打つのだが左手に力が入っていない。筋肉を動かす指令をしても、実際に動くまでにタイムラグがあるというイメージ。
もうゴルフになっていなかった。ゴルフを始めたころのようなスコアで終わった。

受傷後のゴルフで最大の課題は左腕だった。
左腕の麻痺は長く続いたし筋肉が付かなかった。「麻痺をしているから筋肉が付かない→筋肉が付いたら麻痺が緩和される」これを自分は信じ続けてきた。
https://fanblogs.jp/shigenon/archive/984/0?1693796168
左腕の痺れは変わらないが筋肉が付き始めたのがこの1年半ほど。力の入りにくかった左腕は同じ荷重で筋トレできなかったのだが、少し力が入るようになったタイミングで荷重を同じにした。
力が入らないからと言って動かさずにいたらこうはならなかっただろう。筋肉信者ゆえの良い結果。
今では右腕も左腕もあまり変わらない筋肉量。若干の麻痺は感じるのだが、前よりはかなり左腕を動かすことができている。

ゴルフにおいても左腕を使えるようになっていた。それまでは右腕8割で打っていたのが左腕が少し可動が良くなると元通りのふつうの打ち方になった。右腕で打っていた時のスウィングはもう忘れてしまった。
こちらのジムの筋トレマシンではさらに左腕の筋肉が張ることが多く、着々と左腕は成長しているのだと実感していた。
今回の猛暑ゴルフで左腕がうまく使えなかったこと。これは左腕の麻痺で右腕を使ってクラブを振っていた時期と同じ状態。

猛暑で脳や中枢神経の働きが弱まり、筋肉を動かす信号も弱まったのだろうか。
弱い信号でスウィングで腕を動かすという命令、右腕と左腕に差が生じるのはやはり左腕が十分に信号を受容することができないのだろう。
全く動かなかった左腕だ、閉じてたシナプスが開通したのか、新しいシナプスが形成されたのかは判らないが、シナプスがパイプのようなものと想像すれば右腕に比べて細い管といったところなのか。

違う見方もある。ゴルフのスウィングは微妙な筋肉の‘さじ加減’がある。
猛暑であろうが何であろうがうまくそれが働ないことは多々ある。昨日はスタートからそのさじ加減がうまく働いていなかったのは事実。そのあとの気温上昇もあるが、単に体力を維持することができなくなったのではないか。体力というか力を発揮するための持久力。
スポーツは集中力だ。筋肉のさじ加減が最初はうまくいっていなくても集中力があれば復活できる。それが復活することもなくダラダラとしたのは、暑さによる集中力ダウンもあれば時間経過とともに体力が消耗されて脱力してしまったからか。

持久力を鍛える有酸素運動は全くしていない。疲れやすくなったのはここ最近か。
筋トレマシンですらマシンを動かし始めるまで時間をかける機種もある。レッグプレスなどそうだ。
加齢による体力ダウンという自分では認めたくないことを思う。受傷して人並みではないにしろ動けている。動かせなかった箇所が動かせれれるようになることで、どちらかというと成長を感じていたが元々の身体自体は歳を加えてきているのだ。
ある程度動けるようになりそれを感じるようになったのか。
しかしゴルフ1ラウンドで疲れる身体なのか。それはこの暑さからだったのか。
とりあえずは涼しくなってゴルフに行ってどうかだ。ゴルフの技術的な部分はそれまでに練習しておいて、良い季節のゴルフで検証したい。
posted by shigenon at 14:48| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年09月01日

ほぐす・戻る

先週の土曜日に体験した低周波治療器。足裏からの刺激なのか下腿に貼ったパットの刺激が良かったのか判らないがアキレス腱の痛みは消えたまま。1回の体験で長くあった痛みが消えるのはなかなか理解できない。
木曜日に行くと残念ながら業者の体験会は終了していた。確か14万円とか耳にしたが、ネットで調べると中古品で3万程度から10万円で出ている。もうこれ以上治療機器はいらないので買わないが。
家の低周波治療器を引っ張り出してきた。下腿の気になるところに使ったが、筋肉がほぐれるどころか硬く張ってきた。パットを貼る箇所の問題なのだろうか。

父親が足裏のEMSを毎日使っている。もう購入して1年以上になるだろうか。まだ父親が毎日家の周りを散歩できていた時に脚の筋肉の増強ができればと期待した。
その後、膝痛が酷くなり散歩もやめてしまっていた。そうなれば負の連鎖だ、脚の筋肉はやせ衰えていく。介護認定が変わって(要介護から要支援に)訪問PTさんのメニューが無くなったこともあるかもしれない。使わない筋肉は急速に衰える。
足裏EMSを使っている時に低周波治療器を使ったらどうかと勧める。大腿四頭筋を低周波治療器で刺激することは良いかもしれない。

昨日はジムでフットローラー。やはり気持ちよいし脚がほぐれる。
ストレッチポールで脚の裏をゴリゴリするが、フットローラーをする前だと少しゴリゴリ感がある。気になるほどではないが筋の硬結。それがフットローラーを終えた後だと全く消えている。
耕すイメージそのままだ。それが時間が経過すると元に戻る。少なくともその夜まではほぐれてはいるがいつの間にか戻っている。身体のケアはどの頻度で何をどうしたら良いのかは難しい。
いつもほぐした状態が良いのかも判らない。

金曜日。週末といっても隔日の出勤だから有難みはそれほどない。今日も大衆酒場で1時間半ほど酒を楽しんで帰るだけ。
明後日は会社のゴルフ会。前回は酷暑で散々なゴルフだったのでリベンジをと思っての参加だが、また3日も35℃という予報。無理なしないよう楽しめればそれでよい。
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2023年08月30日

神経性障害疼痛を振り返る

今持っている症状を大きく区分すると痛み、痺れ、運動障害。
運動障害といってもいろんなレベルがある。歩くという行為でいうと退院後に歩けたか歩けなかったかと言われれば歩けた。ただそれは右脚で動き辛い左脚を引きずるような歩き方だったし、誰が見てもどこか不自由な状態になっている人の歩き方。長い距離も歩けなかった。
歩くということだけでなく左腕を動かすということも不便だった。
それらがうまく可動するようになった過程はこのブログで書いてきているが、‘症状固定’と言い渡されたにもかかわらず大きな変化だった。

「症状」という言葉が気になったので定義づけると「病気または疾病、疾患とは、健康で正常な生活を営んでいる個体が、正常と認められる範囲を外れて、機能的、形態的、あるいは精神的に異常な状態となることであり、この異常な状態がさまざまの形で表現されたものが症状である。」と。
正常な状態が異常な状態ということであれば‘症状固定’という言葉は正常に近づくことはあっても異常と感じる部分がずっとありますよという意味なのだろうか。まあどうでもいいことだ。

痛みと痺れはある。この強さが受傷後良くなったのかどうかは判断がつかない。
痛みだけを神経性疼痛として取り上げがちだが、痛みと痺れの両方が神経障害性疼痛だ。神経障害性疼痛とは、感覚神経が障害されて生じる痛みであり、神経が過敏になり痛みの信号が出過ぎてしまう状態。痛みと感じる必要がない状態でも、神経が過敏に反応して脳に異常を知らせる。
それを知ってから脳が勝手に痛くて痺れていると思っているだけなのかと思うようになった。それと同時期に何かに一生懸命になっている時には痛みや痺れを忘れているということに気づいた。
いつもある箇所の痺れと痛みは‘本当の痛みや痺れ’ではないから気にする必要はない、目の前の一生懸命やっていることに専念しなと言ってくれたのだ。

退院後いつもある箇所の痛みは三角筋、痺れは両腕両手、右脚。その後右脚に坐骨神経の痺れが加わった。梨状筋から下腿に向かう坐骨神経の各箇所に痺れや痛みがあるから勝手に坐骨神経痛と思っている、誰に診断されたわけでもない。しかし医師も症状から判断するしかないのだから同じだろう。
全ての痛みと痺れを脳に忘れろと言えばできるのだろうか。同じ個所にずっとある痛みや痺れだからこそ、脳は問題ない、異常信号だよと判断するのだろう。坐骨神経痛は坐骨神経に沿って日替わりだったから痛みと痺れは常に新鮮さを感じたから疼痛を感じていた。
今はその坐骨神経痛にも脳が慣れてきたのだろうか。あるいは軽くなったのだろうか。

今、それぞれの疼痛の箇所を意識するとそんなに変わっていない気もするのだ。手の痺れを意識すると確かに痺れているし、当初の両手の痺れを表現していた「テーブルに数十回手を叩きつけて氷水に30秒漬けた痺れ」なのかと思えばそんな感じもする。じっとして両手の痺れを意識した時だけそう感じる。他のことを思ったりしていながら痺れを思うと、その痺れは弱いものに感じる。
考えれば最初の頃は痺れが気になって他のことを同時に思ったりできなかったのだった。

運動機能の回復はリハビリの方法で良くなるのは間違いないと断言できる。神経障害性疼痛についても考え方で緩和できるというのが自分の持論だ。
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2023年08月28日

低周波治療器

ジムには色んな物販が来る。夏前はウェア。半額だというがジム専用ウェアは元々の定価が高い。
どう見ても売れ残り品で見劣りする商品が多く、これならばアメ横のスポーツ屋の方が掘り出し物もあるし格安だろう。
そのあとはドクターエア。米倉涼子がCMをしているマッサージガンだ。これもオバサマたちが試しに使っていたが米倉涼子の大きなPOPの前では無関係な商品だと悟ったようだ。
そして木曜日に足裏を乗せる機械の体験をやっていた。今回は説明員も付いて体験してもらって販売するというよくある健康器具の販売だ。

EMSなのだろうかと思っていた。家にはSIXPADの機械があり父親は毎日使っている。
説明員にEMSかと聞くと違うという、じゃあ低周波なのと聞くと違うという。いったい何なんだろうと気にはなっていた。
そして土曜日、フットローラーとパワープレートを終えると体験機が空いていた。じゃあやってみようかと説明員にお願いする。
裸足になって足裏を乗せると刺激が。体験機で効果を感じさせるためか強めの設定。電気的な刺激、これはEMSではないのだろうか。なんでこの前は違うといったのだろう、なにか特殊なものだと言いたかったのだろうか。
この機器にはパッドも付いているのがウリだそうだ。足を乗せたまま2つのパッドを貼り付けて他の箇所も使える。ん、じゃあ低周波治療器か。

先に書いたように筋肉が大きく動いたら効果を感じるだろうと思ってか強めの設定をしたのだろう。大きくふくらはぎが動くが、それは左脚だけ。右脚の反応が鈍い。説明員はどんどん強度を上げる。
けっこうマックスに近かったと思うのだが右脚のふくらはぎは左脚のようには反応しない。
そのうち左脚のふくらはぎが攣りそうになってきたので弱めてもらった。
右脚は痺れがある脚。どうして右と左で通電の強さが変わるのだろう。説明員に聞くと血行が悪いからだという。まあそれはどうなのだろう、何かが悪いのは事実だろうが。
どちらかというと右脚の方が筋肉があるから、もしくは水分量が少ないからではないのだろうかとか考える。それか右足裏が乾燥していたか。

2つのパッドを右足首と内転筋に付けてもらった。アキレス腱そのものなのかそれを覆っている筋肉なのかは判らないが下腿の真ん中くらいまで押せば痛みがずっとあった。
内転筋の先、膝に近いところは数週間前から痛みがあった。
それらは痛いというより押せば神経が刺激されるような感覚の痛み。これを神経痛というのだろう。
何か筋肉に障害が起きて痛いのとは違う、神経痛の箇所は色々だしそれは中枢神経障害による幻想痛だとも思っている。でも長い期間同じ個所に痛みを感じるのは幻想痛ではなく、筋肉の癒着など何かが起きているのかもしれない。
フットローラーのゴリゴリで痛みが緩和することを考えれば、筋肉的な要素もあるのだろう。

他の体験者が15分程度で終わるのに長い時間使わせてくれた。購入見込み者と思ったのだろう。
終わって風呂に入ると押して痛かったアキレス腱に沿った痛みが消えていた。これには驚いた。この痛みは最近ではフットローラーを色んな角度から当てたりしたが消えなかったのだ。
これが木曜日、今現在押しても前のような痛みはない。内転筋の痛みも軽くなっている。
低周波治療器は効果があるのだろうか。低周波治療器とEMSの違いはEMSは電気刺激で筋肉だけを動かすのに対し、低周波治療器は弱い電流で筋肉とだけでなく感覚神経に働きかけるという。
オムロンのサイトには「痛みのある部位に低周波電流を流し、痛みをつかさどる感覚神経を刺激すると、痛みを伝達する機能に変化を及ぼし、脳に痛みの感覚を伝えにくくするといわれています。」とある。

家には健常な時に肩こり対策で買っていた低周波治療器がある。
さっそくまだ痛みのある右手首に使ったが効果はない。パッドの貼る場所の問題もあるのだろう。これからはしばらく低周波治療器を使いこなしてみよう。

日曜日は中学同級生の呑み会。20名程度集まった。こちらに帰ってきて3度目の会。なかなか還暦を迎えてこの頻度で集まるのは珍しいだろう。
高校・大学も同じだったキョウヘイも大阪から参加した。彼とは今年1月の還暦同窓会で3次会まで行っている。キョウヘイとは高校が同じにもかかわらず付き合いは大学からだ。キョウヘイのアパートには週に何度も行っていた。昔話に花が咲く。
覚えてなかった、パチンコ屋の帰りに僕のミニバイクを彼が運転して2ケツで帰ったそうだ。その時は点数が無いから運転してくれ、捕まったら罰金払うと言っていたらしい。案の定捕まったらしい。
その罰金ももらっていないという。全く記憶にない。
日曜の2次会の帰り、タクシーでキョウヘイを送って帰った。
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2023年08月23日

新しい歯医者

なんとなくは知っていたが、歯医者はすごく進化しているのだなと。
まず新しい歯医者は建屋のデザインも洒落ている。診療室も落ち着いた内装。リクライニングの椅子はファーストクラスのようだ。歯の治療という誰にとってもイヤな行為を覆い隠すためなのだろう。
受付が終わると衛生士の女性がヒアリング。お酒はどれくらい飲みますかとの問いにはなぜか少なく言ってしまう。レントゲン、口の中の写真を撮ったり、歯茎の状態などを衛生士がする。
考えれば衛生士がいる歯医者に行ったことがないかもしれない。医師一人でやっている歯科医院ばかりだった。
医師はその資格を持っていないとできないことだけをするようだ。仮り歯を付けるのも衛生士なのには驚いた。

取れた差し歯は一緒に欠けた歯が付いているから使えませんと一言だった。
そう言われれば従うしかない。ふと東京で行っていた歯医者を思い出した。もっさりとした容姿の先生。確か歳は同じだったはず。東京のオフィスの近くだった。予約制ではあるが他の患者を見たのは1回くらいか、決してはやってはいなかった。そういえば一度その歯医者について書いたことがある。
https://fanblogs.jp/shigenon/archive/349/0?1692759465
東京を離れる前に定期検診を兼ねて挨拶に行こうと思いながらも時間が取れなかった。
その先生はできるだけ前の治療を活かす治療だった。極力費用がかからないようにも考えてくれた。
その先生だったらどうしただろうか。現実にできるかどうかは判らないが、差し歯についた歯を除去して何とか活用したかもしれない。勝手な想像だが。

取れた差し歯を新しくしても土台が弱っているから2本連結させると言われた。ということは横の差し歯を除去し、2本の新たな差し歯になるということか。
差し歯の価格表を渡された。取れた歯と同じセラミックだと12万だった。2本分だと24万。
おススメはそのセラミックの歯ですと言われた。
今さら歯の審美を求めはしない。実際に前歯4本のうち学生時代に差し歯にした2本は1本7万のセラミックだが、残り2本は保険適用の歯だ。どうせ全てやり直すことが来るだろ言う判断を東京の時の先生は判断したようだ。それはあまりにも虫歯の多い口内なので総入れ歯も視野に入れてのことかもしれない。しかしその保険適用の歯は18年以上の月日の中で変色しヒビ割れてもいるが。

取れた歯は40年の付き合いだが、これから40年生きるわけでもないし、ハタチから生きた時代と今からとは違う。迷うことなく保険適用の歯にした。また破損したときに考えれば良い。そのころには1割負担の医療費だろう。
保険適用の歯でと伝えると何だか医師の対応が冷たくなった気がしたが。

身体の状態はそれほど変化ない。ジムのローラーをお尻に当ててもそれほど痛みを感じなくなったので、坐骨神経痛による痺れがほぼ消えて本来の中枢神経障害による痺れだけになったのかと思っていたがそうでもない。今朝電車で鉄パイプにお尻をもたれかけると痛みを感じた。坐骨神経痛はあるのだが、お尻からその先の大腿部の痺れはあまりない。前は足先まで痺れがきていたが。
お尻に痛みがある以上、坐骨神経痛は治っていないのだろう、またいつ足先までの痺れがくるかもしれない。
ゴルフによる軽い熱中症の影響はあった。翌日の月曜日に身体は水分を欲しがるのだが全くトイレを催さなかった。乾いたスポンジのような状態だったのだろうか。

週中の水曜日といっても明日は出勤しなくて良い日。
車検の見積もりとジムで1日が過ぎていく。
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2023年08月21日

初期の熱中症

昨日は会社のゴルフ部でのゴルフ。猛暑予報の日だった。
夏のゴルフは好きだった。熱中症が騒がれだしてからは水筒に氷水を常備して注意している。ゴルフ場のレストランには氷と水は用意してある。それまでは十分な水分補給をせずに帰りの車を運転しながら足が攣ったこともあった。
それも気温次第だ。過去の夏、だいたい高くても33度程度。もちろん中には35度といった日もあっただろうが。
昨日は37度を超えていたか。これまでと暑さのレベルが違った。

最初のハーフは暑いと言っても我慢できた、8時から10時だからか。後のハーフのスタートが11時前。12時ころには35度を超えたよう。このあたりから動きがおかしくなってきた。
暑さで集中できなく打ち損じるということはあるがそれ以外の状態に。ゴルフのスィングは身体でいえば足・腕・腰などほとんど全てを使う。それがバラバラになっている。
もうゴルフにならなかった。汗が止まらないくらい流れ出る。3ホールを残して止めようかと思ったくらいだった。これまで途中で止めようなんて思ったことはない。
なんとか終わり、冷たいシャワーで体を冷やした。
ゴルフを終えてからは何か不具合はなかったから良かったが、熱中症の状態になっていたのだろうか。

熱中症について調べると、熱中症はもちろん体内の温度が高くなり自律神経が乱れるとかだが、脳への影響。汗により水分や塩分が流出して循環血液量が減少し脳への血流が不足するようだ。
筋肉の動きがおかしくなるのはこれに因るものなのだろうか。脳がうまく働かないからゴルフのスィングという繊細な動きへの指令ができなくなるのだろうか。
まあ推察だけど間違ってはいないような気がする。
それ以上に汗により体の水分が不足し、血液がドロドロになり血栓ができて血管を詰まらせて脳梗塞を発症するというから気をつけなければいけない。
まあこれに懲りて真夏日予報のゴルフは止めよう。今度は9月3日に予定があり見ると32度予報。これくらいだったら大丈夫だろう。昨日のほぼ記憶のない後半5ホールのリベンジをしないと。

土曜日に気づいたが前歯の差し歯が1本グラグラしている。
40年前の学生時代に差し歯にした2本のうちの1本。当時で1本7万円だった。近くのキレイな建物の歯医者に予約の電話をすると予約しても1時間待ってもらうことがあるとか、その次は10月まで予約がいっぱいとか。人気があるのだろう。
そこは諦めて少し先の歯医者を火曜日に予約。そしたら土曜日の夕食時に差し歯は取れてしまった。
考えれば40年一緒に食や酒を楽しんだ連れ合いなのだ。うまく再利用できれば嬉しいのだが。

ゴルフ後の身体。前ほどゴルフ後の良さは感じない。それは普段の状態が良くなっているからだろう。
ゴルフ後、脚の状態が良かったのは足首を使ったことと股関節が緩んだことだったのだろう。これらはもう普段から意識し対策している。
ゴルフ後は指の動きが良く感じる。これはクラブをギュッと握るからだろう。これは対策はしていない。あと肩の稼働などは良い。普段動かさない動きをすることで気づくことが多くある。
posted by shigenon at 11:49| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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