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2024年12月25日

10歳の誕生日

母親の認知症がまた進行したようだ。
モノを忘れる時間が早くなったり物事の理解ができなかったり。少しなのだが進行している、これは一緒に生活していて些細なことで気づく。
朝食に必ずヨーグルトを食べるのだが、昨日はそれを忘れていた。
東京への旅で家を空けたた時、出発日にビーフシチューを作ったが日曜日に帰ると半分以上が忘れ去られて残っていた。他の日の食べるおかずもセットして袋に「12/21夜」とか書いて貼って冷蔵庫に入れていたのだが、食べるべき日に食べずに冷蔵庫に残っていた。
食べるという行動の中で抜け落ちるのは心配だ。
まだ自分のことは出来ているが、そのうち日々やっていることが抜け落ちるのだろうか。


医療費控除の領収書の整理。母親は全て領収書を置いているというが同じ場所に保管していない。まず父親と母親の分を分けて、それから医療機関ごとにまとめてとお願いしたが理解していない。やっている最中で何をやっているのか分からなくなるようだ。
領収書の中には水道代とか電話代とかが混在。デイサービスは医療ではないので対象外だ。だからその領収書も省く。
父親はまだ頭はしっかりしているかと思ったが昨日不安を感じた。省いたデイサービスの領収書を何度も渡してくる。4度同じことを言った。
これまでそんなことはなかったのだが。

休みの日は食事を作っているが、出勤日は冷蔵庫のトレーをそのまま出して魚だけフライパンで焼けばよいようにしている。その他のおかずは豆腐や納豆。
でもそのトレーから魚だけ出して、豆腐や納豆が置き去りになることもしばしば。賞味期限はどうなのかという発想はない。
まあ、それらは仕方ないのだろう。健康で動けることに感謝しなければいけない。

鍼後はやはり歩行が良くなる。鍼翌日の由比では25分くらい歩いたが耐えられた。
Aセンセイの鍼はツボに打って血行を良くする鍼ではない。筋骨への鍼という表現で正しいだろう。
打ってもらっている時に「今、骨に当たって狭い隙間に入った」ということをいつも聞く。鍼の種類についてもよく聞く。
鍼の太さや長さだけでない、硬さや表面の滑らかさ。硬い鍼が狙った所へ打ちやすいのは理解できる。滑りの悪い鍼はよく効くと言われた。前回からその鍼。滑りの悪い鍼が肌に入るのは想像するだけで痛い。滑りの良い鍼と比べたが打ってもらった感覚は全く違う。確かに腕に打ってもらうといつもより刺激が強い。ただ痺れている右脚にこの鍼を打ってもらう感覚は良い。

12月24日は10歳の誕生日だ。生まれた日でなく受傷した日。
2014年12月24日、この日から色んなことが変わった。だいぶ克服したとはいえ、手の痺れや右脚の痺れはまだあるのだ。
受傷して良かったとは思わないが、それも人生。起こったことは仕方ない。受傷したからこそ得たものもあるのだ。
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posted by shigenon at 16:04| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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